4月の日曜日に日記を書きたくなった
うつ伏せに床で寝ていたせいで、ブラウスの縫い目が胸にあたって痛かった。フローリングの冷たさが気持ちいい季節にはまだ少しだけ早い。寒い。
私より半年遅れて婚活を始めた友人が真剣交際に進んだというラインをくれた。こういうときにちゃんと嬉しい自分でいたい。嬉しくないわけではないけれど、自分の進捗の無さをあらためて認識させられる。でも教えてくれて嬉しい。気まずい感じにならずに嬉しいと話してもらいたい。ちゃんと落ち着いた気持ちに整えてからもっと詳しく話を聞いてみたい。
TverでDestinyを観ながらワンタンスープを作る。先週買ってパックの半分を冷凍したひき肉を、午前中のうちに冷蔵庫に戻しておいた。午前中の自分、用意が良い。ひき肉の消費期限は1週間前だけど冷凍していたので関係ない。ワンタンは一度で皮を使い切らないと乾いてしまうけれど、作ったものすべてスープにしてしまうと団子のようにくっついてしまう。先日泊まりに来てくれた妹と一緒に作ってから何度か試して、ワンタンは一気に作って冷凍し、食べるときに7~8個ずつスープにするという正解に行きついた。一人暮らしだと4食分くらいのワンタンを一気に作らないといけない。
Destinyが面白い。いくら田中みな実や石原さとみでも大学生は無理がある。けど、やっぱり綺麗。仕事が気になってずっと落ち着かない春先にこういうドキドキハラハラ展開のドラマをやってくれるのはありがたい。気を紛らわすことができる。先週からスタートしたドラマだから2話一気に観られた。サスペンスはできるだけ一気に観たい。
ワンタンスープが熱々過ぎて盛り付けてからすぐに食べられない。冷ます間にお昼に買ってきたバターと醤油できのこを炒めた。粗熱をとる前にタッパーに入れて冷蔵庫に突っ込む。いつもの作り置きスタイルだ。相変わらずがさつだ。
木曜日からスイカゲームにはまってしまった。スイカを作らないと気が済まない。金曜日の朝なんて、横断歩道を渡る同じ色のスーツの男性をくっつけてまとめたくなってしまった。毒され過ぎている。1回にかかる時間が比較的短くて罪悪感が少ないのもポイントだ。このゲームを考えた人は本当にすごい。緩衝材のぷちぷちをつぶすのと似た快感もあるし、息をつめて熱中してしまう難しさもある。4日間で何十回もやっている。子どものころスマホが無くて本当に良かった。
Destinyを観終わったのでRe:リベンジも2話観た。これもハラハラして面白い。仕事のことが頭から離れない4月にサスペンスはぴったりだ。また同じ感想を言っている。芳根京子ちゃんは好きな女優さんだ。昔はそうでもなかったけど、いつから好きになったっけ。話し方が凛としていて、でもつやのある綺麗なところも良い。
以前は今日みたいに週末に沢山のおかずを作りおきしていたが、だいぶ久しぶりだ。作り置きよりは作り立ての方が美味しいので、いくつかは材料を切るところまでにしておく。材料を切っておかないと平日に料理せず腐らせる可能性がある。なすと豚肉をオイスターで炒めるセットと、鶏ももとかぼちゃを炒めるセットを用意した。
キャベツが余ったのでベーコンと一緒にコンソメスープにした。明日の朝とお昼に食べよう。にんにくチューブを使い切ってしまったので箱ごと捨てる。ついでに冷蔵庫に入れっぱなしになっていたニキビの薬やいつかのコーヒーフレッシュを捨てる。部屋をきちんと整えていると、「明日仮に事故で死んでも、この部屋を見たら明日の続きを生きようとしていたことがお母さんに伝わる」と思う。お母さんが職場の人あてに今までお世話になった御礼のお手紙とかを出すのだろうと文面を考える。感謝していたと伝えてほしいから、次会ったらお母さんに職場の良いところを沢山話そうと考える。この妄想はかなり昔から定期的にしている。結婚したらしなくなるんだろうか。
8時くらいに料理と夕食を終えられた。順調だ。洗い物をして燃えるゴミをまとめる。少し夜遅いけど洗濯機も回した。週末にやり残しなく家事を出来た。洗濯物をいったん洗面所に干してすぐにお風呂にも入って、上がってから洗濯物をお風呂に移動した。ちゃんと生活している。
言葉にしたらなんだか意味のある休日を過ごしたような気がしてきて安心した。爪を切って寝よう。