苦しむ=努力ではない 【正精進】正しい努力ブログ 修行と聞くとどんなものを想像しますか。 「苦しいもの辛いもの。苦しくなければ修行じゃない、辛くなければ修行じゃない」 と思う方もいるかもしれません。 しかし、少し違います。 修行は「目的」に向かうためのプロセスです。 「目的」のために苦しい 道のりがあるのであって 苦しむために修行している わけではありません。 仏教をひらいたお釈迦様は、 6年間の苦行をしました。 食事を極端に減
私たちは周囲の人の言動、 価値観に大きく影響を受けて生きています。 周りの人が良いと言えばよく見え、 悪いといえば悪く見える。 最近はコロナウイルスの さまざまな情報が飛び交っています。 「近々トイレットペーパーが不足する」 「コロナウイルスは2度かかると死に至る」 「日本の感染者の死亡率が異様に高い」 など、いろんなことを信じる人がいます。 しかし、その情報源が 「知り合いがそう言っていた」 「SNSでみんなが言っている」 など。発信
真言宗を開かれた 弘法大師空海さまは このような言葉を残されています。 「事相と教相」 教相 = 理論を学ぶ 「学業、勉強をする」 事相 = 実践する 「実際に体験する」 車の免許で例えると 机の上で勉強する学科が教相。 路上に出て実際に運転する実地が事相 理論を頭で学び、実践の中から身体で学ぶ この両方が大切だという教えです 特に、空海さまは実際に 身体で感じることを大事にされました。 お経を読み理論を学ぶことも大切である。 しかし
自分に合った生き方を 全うすることはとても大切です。 ダンマパダ経典の一節 「太陽は昼にかがやき、月は夜に照し。武士は鎧を着てかがやき、バラモンは瞑想に専念してかがやく。ブッダはつねに威力もって昼夜に輝く。」 意味 太陽は昼を明るく照らし、 月は夜を静かに照らす。 武士は武力を制して人々を守り、 善き人間であるものは修行によって輝く。 人間として生まれたからには、 思考ができるという特性を生かして、 知恵を輝かせ真理を得たいものである 自分らしさとは何か、自
ダンマパダという経典の中に 「心は、捉え難く、軽々とざわめき、 欲するがままにおもむく。 その心をおさめることは善いことである。 心をおさめたならば、安楽をもたらす。」 という一節があります。 人間は普段「心」によって 「動かされて」います。 こうしたい、ああしたい。 眼 さまざまなものを見て 耳 さまざまな音を聞いて 鼻 さまざまな香りを嗅いで 舌 さまざまなものを味わって 触 さまざまなものに触れる 美味しそうな香りがしたら食べたいと「
コロナウイルスの脅威の中、 その影響で在宅ワーク、学級閉鎖、 感染予防のために外出できず、 家で時間を持て余し退屈している人も 多いのではないでしょうか。 人間は退屈な状態がとても苦痛であります。 退屈とはもともと仏教用語で 退屈 「仏道修行が辛すぎて退き、屈すること」 もちろん修行することも辛いことですが、 一般に使われる意味の 退屈 「相変らずの状態が続くので心が晴れず、あきること。そのさま」 これはこれで辛い状態です。 毎日毎日
仏教用語四苦八苦の一つである「愛別離苦」 愛する人との別れは人間の 苦しみの中でも相当辛いものであります。 これは愛する人が戻ってこないと 諦めようとしている人に読んで 欲しい仏教の教えです。 「自灯明」「法灯明」 ・自分を灯火として生きること ・教え、世の中の真理を求め生きていくこと 諦めるという言葉は「サトヤ」という サンスクリット語が語源だと言われています。 サトヤとは「真理や悟り」を 意味し明らかにこの世界を見て 真実を知る「明らか
「病は気から」というような言葉が あるようによく心と体は 繋がっていると言われています。 仏教の言葉にも 「心身一如」 心と身体は同じである。 共に影響を受け合っている という意味の言葉があります。 僧侶の修行では作法をとても大切にします。 歩くとき、座るとき、 お経を唱えるとき、お風呂、 お手洗いに入るに至るまで それぞれ細かい決まりがあります。 姿勢や振る舞い、 一つ一つを丁寧に行います。 それは身体を整えることで 心を整えるためでもあ
こんばんは。 マジック説法の裕径です。 今回は仏教経典ダンマパダの 一説をご紹介します。 「ダンマパダ」 世間の人々は盲目である。 少数のものが真理を理解する。 鳥網から逃れ出で空に 生還する鳥が少ないように 「それでも地球はまわっている」と 主張したガリレオガリレイが 有罪になった話は有名ですが、 正しいことを唱えても、 その時の常識や大勢の 意見と反すると間違い、 悪だとみなされることは歴史を 見ていると強く感じます。 「良い悪い」「正しい、間違っ
おはようございます🙏 マジック説法の裕径です。 本日はインドの寓話のお話です。 「群盲象を評す」 全盲(目が見えない)の人たちが集まり、 象とはどのような生き物かを話し合う みな目が見えないので、 触れる事でその生き物の姿を想像する すると 鼻に触れた者は 「象とは長細い生き物だ」といい 耳に触れた者は 「扇子型の生き物だ」と言った 牙に触れたものは 「固く鋭い生き物だ」と言い 足に触れたものは 「大きく太い生き物だ」と言
考える力を鍛える『瞑想』 みなさんこんばんは。 マジック説法の裕径です。 みなさん「瞑想」というと どんなイメージを持ちますか 実はここ数年ブームになっています。 Google社などの大きな企業が 研修に取り入れたり、元アップル社の スティーブジョブズ氏が瞑想を 学びに日本に来ていたのは有名な話です もともと仏教では瞑想を実践すると ・集中力が上がる ・考える力が向上する ・ストレスを大幅に軽減する と言われていましたが、 それが科学的に
おはようございます🙏 マジック説法の裕径です。 本日は仏教の基本知識をお伝えします。 仏教は大きく 「上座部仏教」 と 「大乗仏教」 の2つに分かれます。 どちらも仏教なのですが、 考え方や僧侶の習慣などに違いがあります。 まず 上座部仏教とは、 仏教をお開きになった お釈迦さまの教え、特に戒律を できるだけ忠実に守ることに 重きをおいている派であります。 それに対して大乗仏教とは、 お釈迦さまの精神である 菩薩行(他のために活動すること)を 重
本日、紹介する仏教のお話は 「六波羅蜜」です。 人生において6つの守ると 良いとされるものです。 基本的な教えですので 是非覚えてみてください🙏 この6つを守ると幸せに 生きることができる、 納得した人生を構築していくことが できる教えです。 すべて簡単であり、 また、とても難しいですが 実践価値は大いに ありますので参考にしてみてください。 布施 見返りを求めず、他に施すこと (人との関係を円滑に進める為) 持戒 戒を守ること (自分に自信を持って生きる為)
菩薩の行い こんにちは🙏 マジック説法の裕径です。 本日は菩薩行についてお伝えします。 心から相手を思い行動することの大切さ 仏教に「菩薩行」という言葉があります。 菩薩行とは他の幸せを願い 行ずることであります。 他を思い行動することで喜びを得る そのような行いを「菩薩行」と言います。 この菩薩行は「心から他を思いやる」ことが 大切とされています。 「心」で思ったことは目に見える形で現れる 心と体は密接に関わっていています。
おはようございます。 マジック説法の裕径です🙏 本日は弘法大師、 空海さまのお言葉をご紹介します。 この世の中には目に 見えないものがたくさんあります。 空気、電波、音、心、、、 特に心、人の気持ちは 空気、電波、音などのように 数値化できません。 推し量ることはとても 難しいとつくづく思います。 この世界には数値化できない、 見えないものごとがたくさん存在します。 大切なことも目には見えないことが 多いのではないでしょうか。 世の中の原理
こんばんは。 マジック説法の裕径です🙏 今日はお釈迦さまのお話を。 〜限りある人生を有効に生きる〜 毒の矢のお話 ある男が毒矢に射られた 家族はなんとか助けようと 医者を呼ぼうとした。 しかしその男はそれを制し 「医者を呼ぶ前に誰がこの矢を射たのか知りたい」 と言い、こう続けました。 「男か、女か、どんなやつなのか、とこから射たのか、矢の種類は何か?」 などと考えているうちに、 男は毒が回って死んでしまった... 大切