関東ロードミニ選手権2023第2戦参戦レポート
今回のレースは準備からツイてなかった。
4/9にレース前最後の練習をと思い、前日にハンドルを交換した際にスロットルワイヤーが切れて走れず。
急遽パーツを手に入れたものの、ワイヤー長が150㎜ほど長くアクセルの遊びがかなり多いが、仕方ないのでそれに交換。
モトドのかんのさんにオーバーホールしてもらったエンジンの慣らしと雨練習をしに、レース前日の朝に桶スポへ乗り込んで走り出してみたは良いものの、新調したフューエルコックのガソリン吐出量が少なく2周でガス欠状態になり、まともに走れない状況。
ナップス埼玉店に連絡したら純正品があるとの事!
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早速購入して午後の走行に間に合ったからとても助かった。
無事慣らしと雨練を終え、その日は車中泊。
公式練習 2位/12台
レース当日は前日までの雨と打って変わって晴天の中、各クラス練習走行を始める。
自分が出場するノービスミニクラスは一番早くスタートするクラスなので、前日まで降りつついた雨の影響が残り、路面が少し濡れた状態での公式練習のセッションをスタート。
前にペースメーカーがいない状況であったが、いつものことなので自分のペースで無理をしないで周回。
飛ばすというよりはマシンとコース状況に慣れるといった感じで、ラスト2周だけやや攻め込んでみたが、所々濡れていたのでビビりが発症してタイムは伸びず、44.740秒でフィニッシュ。
トップとのタイム差は0.079秒差と、タイムは遅かったものの、順位自体は悪くなかったので、まずまずと言ったところ。
予選 4位/12台
予選のウェイティングに並んだのは4番手。
自分の前には、似たようなタイムを出す選手がいたので、序盤についていければ良いタイムが出るかもとスケベ心を抱きながら、コースオープンを待った。
走り出してすぐGSX-R125に乗る#80の後ろに付いて走る。
ストレートは確かに速いが17インチなので12インチの自分に比べ、コーナリングで詰まってしまい、これでは自分の強みは生かせないと、あえて1周捨てて前走者との間を開け、気合の1発アタック開始。
その周に44.028秒を記録するものの、前走者との差が詰まってしまい、続けてアタックできず、自分を追い込んで連続して走らないとタイムが出ない自分としては大変苦しい状況。
再度、間を開けてアタックをしようと試みるものの、今度は遅いNSF100を上手くパスできず、万事休す。
これで予選走行時間は終わってしまい総合4番手。
思うようにいかない予選となった。
決勝 総合8位/12台 クラス5位/5台
スターティンググリッドに並んで選手紹介を待つ間に、今回からレースクイーンを務める山下明穂さんにメッチャ手を振ったら、すっごい振りかえしてくれて、この日一番テンションが上がった瞬間だった。
1周のウォームアップラップを終えいよいよスタート。
スタートは上手くいき、ポールの#24をもう少しで抜けそうなところで1コーナーへ侵入。
この時ポジション取りをアウトに振ってしまい、長い1コーナーをかなり大回りしてしまう結果となり、後続の接近を許す要因となった。
更にMT-15に乗る#7とGSX-R125の#80に抜かれポジションダウン。
この2台は一気に1位と2位に躍り出る。
排気量の大きいマシンはスタートが有利なので、あっさりと前に出て行かれて、マシンパワーの違いをまざまざと見せつけられることとなったが、自分の持ちタイムであればついていくのは十分可能なので何としても3コーナーでポジションを上げたいところ。
しかし1コーナー立ち上がりで#27に凄い勢いで抜かれた後、3コーナー入り口では#46のYZF-R125が#24に当たる勢いで突っ込んできたので、インに付けず、大回りをした結果#13のNSF100と#98のGSX-R125に抜かれ、さらにポジションダウン。
4コーナーでかなり詰まり#98を抜けるかと思ったが、接触を恐れて前に入っていけなかった。
その後の展開は#80を先頭に6台での集団で走行するが、各車決め手を欠き、誰も抜けず、集団の大きさの割には静かなレースとなった。
自分はストレートスピードに勝る#98を何とかして抜こうとしてコーナーで詰め寄るものの、立ち上がりで引き離されてしまうという、いつものパターンにハマってしまいペースが上げられない。
1コーナーで大きく詰め寄り、3コーナーのブレーキで突っ込もうとしたが距離があり過ぎたり、4コーナーでインを突こうとしても、接触を恐れてしまって、なかなか突っ込めずにいて、いたずらにラップを重ねるだけ。
そうこうしているうちにチェッカーを受け、総合8番手でのゴールとなった。
前回よりも順位を落とし、また、1周目の3コーナーでほぼレースが決まってしまい、実力を出し切れなかった結果に悔しさがこみ上げる。
マシン自体は速くなっているし、次回のコースは比較的タイムが良かったミドルコースと上がり目しかないので、今回の反省を踏まえ、予選は一番前に陣取って、自分のペースで走ることとスタート直後はとにかくインをキープしてポジションダウンを避けることに気を付けて、次回こそは良い結果を持ち帰れるようにしたいと思う。