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【数学】完全順列
対象:定期試験以上
「ごめん遅れちゃって・・・え!もうプレゼント交換しちゃったの?」
さて今回は 完全順列 のお話です
モンモール数の問題ともいいます
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「完全順列は 数えて解け」が原則
理由は 樹形図が不規則な形をするからであり
規則的な計算ではなかなか簡単に求められない
だから 数えた方が早い という感じです
とは言っても 上の解答でわかる通り (i)(ii)(iii)は同数なので
そこは掛け算を利用します
このように完全順列の数をモンモール数といい
4人の場合・・・9
5人の場合・・・44
6人の場合・・・265
7人の場合・・・1854
となっていきます
さすがに試験で「数えるのが原則!」といわれても
5人の場合には 11通り×4 はいいとしても
6人の場合には 53通り×5 はしんどいですね
53通りは数えなければならない
実は 完全順列は漸化式を作ることができるのですが
その漸化式を解いて一般項を となると難関国立入試問題としては良いレベルかもしれません(過去に出題されたことがあるかどうかは未知)
この誘導が付いていれば 6人でも7人でも大丈夫です
どこから漸化式が出てくるのかを お話してありますから
ゆっくり読んでください
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というわけで今回は 完全順列 のお話でした