【数学】集合の基礎理論
対象:定期試験以上
今回は 集合の基礎 について確認しましょう
条件を考えると 対応する集合を考えることができます
たとえば 「2の倍数」「自転車通学の人」などという条件を考えると
それぞれ集合ができますよね
条件と集合は対応しているといいました
$${条件aを表す集合をA,条件bを表す集合をBとするとき}$$
$${「a \ \Rightarrow \ bが真」 \Leftrightarrow 「A\subset B」}$$
が成り立ちます
2つの集合が等しいことの言い換えです
「$${\subset}$$」の記号は 不等号で例えるなら等号付きの「$${\leqq ,\geqq}$$」と対応します
$${A\subset A}$$ は正しいです
自分自身も部分集合なんですね
全体と等しくなく,一部分であるという集合は真部分集合といいます
次は共通部分(積集合) 和集合についてです
そして 重要な分配法則
次は 空集合 補集合
空集合が任意の集合の部分集合となります
次の性質は記号ではなく意味で理解しましょう
最後に ド・モルガンの法則(集合表現) です
$${\overline{A\cup B}=\overline{A}\cap \overline{B}}$$ もベン図を描いて確かめてみてください