見出し画像

【数学】最短経路問題

対象:定期試験以上

今回は 最短経路問題です
前提として 同じものを含む順列 の理解が必要です






最短経路の基本的な問題です
総数は同じものを含む順列で考えることができます
経由点がある場合には A→C C→B とわけて考えましょう
Pを通らないものは 今回は余事象で数えています

いずれにしても この問題が簡単な計算で出来るのは
経路全体が規則的だからです
つまり 経路自体に規則性がなければ 他の方法をとることになります



AからBに逃げる犯人に 警察が検問を仕掛けます
検問の数をできるだけ少なく
かつ 2か所の検問を通るような経路がなく
かつ 抜け道がないように設置すると
例えば 上図のC,D,E,Fのようになります
全体としては不規則ですが
A→検問 検問→B の経路は規則的なので 数えることができます

一方 地道に1つ1つ数えていく方法もあります


すべてを数え上げる という最も基本的で地味なものですが
規則性がないものについては 重宝する数え方です


二項係数を用いて書いています
パスカルの三角形が現れていますね

以上 最短経路問題でした


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?