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【数学】整数部分・小数部分
対象:定期試験以上
今回は 整数部分・小数部分 のお話です
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教科書で「整数部分・小数部分」という言葉が定義されていないので
問題で出てくる「整数部分・小数部分」という言葉は数学用語ではなく一般用語となります
定義されていないので
$${-1.2}$$の整数部分と小数部分について
整数部分は$${-2}$$,小数部分は$${0.8}$$ と
整数部分は$${-1}$$, 小数部分は$${0.2}$$
という2つの答えは どちらが正しかという判断ができません
しかし 正の数に限って言えば 誤解は生じないだろうということでよく使われます
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$${(元の数)=(整数部分)+(小数部分)}$$ という基本的な式を理解しておけばよいでしょう
負の数の整数部分については 入試ではガウス記号を用います
$${(元の数)=(整数部分)+(小数部分) (ただし,0\leqq小数部分<1)}$$
として,整数部分について明確に定義したものです