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最悪な自分も認めて生きていく〜映画「わたしは最悪。」感想〜
洋画の日本語タイトル失敗例として、いくつかのパターンがあると思う。
①タイトルまんま直訳で、日本語にすると映画の内容がよくわからない。
②日本人ウケを狙って、テレビドラマっぽいキャッチーなタイトルをつけたけど、本編と全然テイストが違う。
③ウケ狙いで突飛なタイトルつけたけど、普通にスベる。
だいたいこのパターンだ。
「わたしは最悪。」は、原題は「世界で1番最悪な人間」的な意味らしい。上のパターン
「楽しいの、だめなんだけどなぁ。」
この台詞を聞いて、今期は「日曜の夜ぐらいは…」を継続して観ようと思った。
前クールでハマった「ブラッシュアップライフ」も女性の友情ドラマだったけど、今作は少しテイストが違う。かなり痛いし、リアル。日曜の夜に観るのには、あまりにも切実すぎて、ちょっとキツいくらいかも。
メインキャラクターの3人は、あまりやりがいのない日々生活していくために仕事をしている人たち。特に、主人公のサチは、車いす生活の母
キャリー・ブラッドショーになりたい
「AND JUST LIKE THAT…」のシーズン2の配信が始まった。昨年末からSATCにどハマりし、6シーズンと映画2本を完走した僕。ど新規のファンだけど、新章となる今シリーズも、キャリーたちの加齢や時代、環境に伴う変化をとても楽しみながら観ている。
今シリーズでは、サマンサが登場しないこともあり(シーズン2ではワンシーンだけ出演とのことらしいが)、「サマンサのいないSATCなんてもはや別物
改めて「セックス・エデュケーション」について真面目に語る
ネトフリのドラマ、「セックス・エデュケーション」のシーズン4を観終わった。これでシリーズ完結、らしい。
約1年半前、シーズン2まで観た僕が書いた記事がこちら。
このドラマが、僕の性に対する価値観、自分の性的指向を少しずつこのnoteで話したり、人にオープンにするようになるきっかけになったと言っても過言ではない。実際、この記事を書いた1年半前と、僕の心境や性に対する考え方、人との付き合い方が大き
最近観た映画〜「バービー」「ほつれる」「逆転のトライアングル」
最近、予定のない休日は自堕落に過ごしてしまって自己嫌悪に陥るというパターンが多く、むしろ仕事をしている日の方がちゃんと人間らしい営みをしていて自己肯定感が上がるという、そんな日々を過ごしている。
ちなみに今日唯一有意義に使えたと思える時間はコメダで2時間読書をしたことであり、何も買わずにイオンモールをぶらぶらした1時間、マッチングアプリを眺め続けた2時間、YouTubeをダラダラ観した4時間は何
すり傷作ってこそ人生〜「哀れなるものたち」感想〜
エマ・ストーンが結構好き。
「ラ・ラ・ランド」とか「アメイジング・スパイダーマン」とかでわりと日本人にも名の知られたスターになったイメージだけど、僕は「ヘルプ〜心がつなぐストーリー〜」で初めて観た時からいい女優だなーと思っていた(と古参アピールをしてみる)。
「女王陛下のお気に入り」では、さっぱりと明るい快活なイメージを覆すような、したたかで腹黒い役を演じていて、すごく印象的だった。今回の「哀れ