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『圕の大魔術師』考察記事セドナ・ブルゥととある女子サッカー選手の共通点
はじめましての方もそうでない方もこんにちは。そしてこんばんわ。
マンガファンの為のマンガサイト『アル』でマンガライターをさせていただいておりますもり氏と申します。
この記事は、アルライターお友達であり『圕の大魔術師』を推しに推されている『圕の大魔術師』考察マガジン通称『タコマガ』編集長である旅するタコさんの考察記事になんとか割り込めないかと画策しているチャレンジ記事です。
ところで皆様、このお方をご存じでしょうか。『圕の大魔術師』で最も気高く美しく格好良いキャラクター、セドナ姉さんです。
崇高なる精神、自信たっぷりな言葉を操るに相応しい確かな実力。シオ君が秒速で憧れるのも納得のクオリティーです。
そんなセドナの心に響く言葉の数々や、作品の重厚で濃厚な世界観に触れる中で、僕はふと気付きました。
この気高さと高貴さ、自分を信じて突き進む姿、そして好奇心旺盛な性格。これは高校女子サッカーをテーマにしたサッカーマンガ『さよなら私のクラマー』に登場する高校王者、興蓮館高校のエースであり日本一のFW来栖未加(くるすみか)にかなり似ているのでは?
なんだかどことなく顔も髪型も似ている気がします。。
と、いうことでお前は毎度毎度どこを考察しているんだと言われそうですが、ここで敗れても行き止まりじゃない。旅の途中なのだと信じて疑わない僕はセドナ・ブルゥと来栖未加の共通点について考察しようと思います。
『圕の大魔術師』の考察記事なのに別の作品入ってるじゃないか!というツッコミはお控えください。すべての判断権限は編集長にあります。編集長の決定に従いましょう。
飽くなき探求心
1つ目の共通点は、その飽くなき探求心です。作中ではセドナが子供に新たな冒険を促すシーンが描かれています。
なんだかどこかで聞いたことあるような胸躍る物語を紡ぐセドナです。その目の奥に宿るはまだ見ぬ未知の物語への飽くことない探求心です。
一方、来栖未加のこちらのコマ。全国を制した後もまだ見ぬ未知なるチームの存在に心を惹かれています。
この新しい強敵になり得るかもしれない存在の登場を待ちわびているかのような来栖の眼差し。まさに求道者の如き探求心の強さは二人の共通点といえるでしょう。
胸高鳴り勝ち
次にご紹介するのはセドナのこちらのコマ。とても良い表情で高ぶっています。そう、ぬか喜びを恐れちゃダメです。いつだってドキドキしていたいものですね。
そして上のコマと対となりうるのではないかと信じて疑わない筆者が選出したのがこちらのコマ。うっとりしている来栖未加。表情の質こそ違いますがなかなかどうして胸高なってます。
佇まいがもはや偉人
今度は来栖のコマから見ていきましょう。高校2年生にしてTVで特集される程の知名度とその人気ぶり。艶やかな黒髪、華道もたしなみ、筝もサッカーボールも自在に操る、これこそ偉人です。
そして対となるのがこちらのセドナのコマ。
もうどっからどう見てもフランスの革命戦士ナポレオンの肖像画にしか見えません。偉人オブ偉人です。
なんかいちいち言ってることがカッチョイイ
この2人の偉人の共通点、まだまだあります。それはなんかいちいち言ってることがカッコ良いところです。
恐らく多くの人が人生で一度も発しないであろうドラマチックな台詞が飛び出すセドナのお口。きっと女優としても大成しそうな気がします。
一方、大和撫子な得点王、来栖センパイを見てみましょう。
どうですかこの自信。自分が得点王だと堂々宣言です。もうこの国は彼女のモノです。一生ついていきます。
さらに上のコマ。チームメイトを鼓舞する来栖の言葉。自分たちが王者なのだという自信と矜持。この崇高な精神と誰もがシビれる言葉のチョイス。これを2人の共通点と言わずしてなんといいましょう。
最高のカタルシス求め勝ち
安心してください。もう終盤です。ここもかなりの共通点ではないでしょうか。最高のカタルシスを求め勝ちなところです。
4巻のラストのこのシーン。この後衝撃の展開を迎えるのですが、もうなんかもうカタルシスです。語るに死す、言葉足らずも甚だしいですが、これはもう作品を読んで感じ取ってくれとしか言えません。
とりあえず4巻は買ってください。4巻買ったら「4巻だけ買ってもなぁ、、」となるので気が付けば全巻購入している可能性大です。全巻買ってとこの場で言わないのが筆者のいじらしさです。
そして来栖です。全国を制した瞬間のこのシーン。これをカタルシスと呼ばずしてなんと呼びましょう。さらに、さらに次の高みへ。更なる頂きを目指す来栖未加の今後の活躍に注目しましょう。
崇高なる精神を宿し二人
ここまでセドナ・ブルゥと来栖未加の共通点を考察してきました。
この2人には崇高という言葉がよく似合います。そして基本的に雅です。
この記事が考察記事として成立しているのかどうかはわかりませんが、きっと今、この記事を書くということが僕にとっての運命だったのでしょう。
そう考えるほうが、ずっと素敵ですからね。
なんだか上手くまとまった気がするのでここで終了です。ここまで読んでいただきありがとうございました。
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