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山の日にやまさんのことを考える

毎年8月11日は山の日です。

今年に限り、オリンピックの関係で8月10日にずれ込んでいます(結局今年はオリンピックありませんでしたが)。

山の日に思い浮かべるのは、ただ1つ。

僕の幼なじみのクールガイ「やま」さんです。

やまさんとは?

やまさんとは幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と全く同じ道を歩むという奇跡の幼なじみです。

ただ、ずっと良く会っていたというわけではなく、私がドロップアウトした中学時代から高校時代にかけては、クラスが違ったりしたこともあり、そこまで話したりはしなかった記憶があります。

大学生になって、共通の友人の存在でまた少しずつ会うようになり、社会人になってからも定期的に会うようになりました。

彼の印象を一言で言うと「ぶれない」です。

体感的な意味ではなく、メンタル的なやつです。

自分をしっかり持っている男なので、世間の常識や潮流に流されるような男ではありません。

文字通り、山のように動じない男なのです。

ほぼ同じ時期にツイッターを始めたのですが、ほとんどがモンハンやザレイズというネットゲームのツイートばかりです。いやいいんです。全然いいんです。

僕は時々やまさんのツイートをまじまじみて理解しようと試みているのですが、やったことのないゲームの話なのでまったく意味がわからず、幼なじみのよしみでいいねを押す日々です。

本人が楽しければそれでいいのです。誰も傷つけていないのですから。彼はそのブレなさでいつまでも突き進んでいける男なのです。


そんなやまさんとの30数年に渡る付き合い(途中空白期間あり)の中で、記憶の中から引っ張り出して記事にしていこうと試みます。多少間違っているかも知れませんが、山の日なんで大丈夫でしょう。


1.枕投げ見つかり崩れ落ち事件

小6のときの記憶なのでかなり曖昧なのですが、片隅に残っているのでおそらく実話です。

あれは、小6の修学旅行。多分九州だったと思います。確実なのは西日本のどこかです。

ちなみにその時僕は、遊園地的なところで財布を落としてしまいました。4000円のお小遣いのうち、あと1500円くらいは入っていたので、当時の僕には致命傷でした。当時スーパー引っ込み事案だった僕はそのことを先生に報告も出来ず、失意の中帰路に着くという顛末。

そんな話はさておき、当時お互いに大人しい方の部類に入っていた僕と山さん。確か部屋が一緒で、10人くらいが雑魚寝するような大部屋でしたね。

活発な同級生達が一通りはしゃいで寝静まってからが、唯一自分たちがはしゃげる時間なので、少しでも修学旅行的雰囲気を味わおうと枕投げをしてみました。

結構楽しくなっちゃってきて、はしゃいでたら、背後から謎の影が突如現れました。

そこには、怖い先生として有名な○原先生の姿が。生徒達がちゃんと寝静まっているか確認に来たのでしょう。

やまさんは死角のため○原先生の存在に気付いていません。

「あっ、これ死んだな」僕は幼心にそう思いました。

ゴッ

○原先生の鉄拳制裁で崩れ落ちるやまさん。

それ以降の記憶はありません。1つだけ言えることは、深夜の枕投げは危険なのでやめましょうという話です。

よって修学旅行にはいい思い出がないです。皆様ももう修学旅行に幻想を抱くのはやめましょう。背後から殴られるのがオチです。

2.つーかね連発事件

急に規模の小さい事件になってしまいましたがやまさんは一時期「つーかね」を連発していました。

ことあるごとに「つーかね」「つーかね」彼の口癖です。

「つーかね」とは「と、いいますかね」もしくは「そういえば、こんな話があってね」もしくは「あなたの意見はそうかも知れませんが、僕としてはこのように考えます」等、いくらでも互換性を持つ便利な言葉です。

その時々に応じて、相手型がしっかりとその事実を受け取れなければ、彼はただ「つーかね」を連発するちょっと変な人です。

受け手側のスキルも求められる高度なワードなのです。

その他にも「通貨ね」「通過ね」「痛(つう)、かね」など、様々なレパートリーを持ちます。

やまさんがどれだけのパターンを持っているのかは「つーかね」初心者の私からすれば知るよしもありませんが、今度会った時に一体何種類の「つーかね」を持ち合わせているのか聞いてみようと思います。

恐らくその際帰ってくる彼の答えは「つーかね、、、」です。

3.互換性連発事件

連発事件第2段、今度は「互換性」ですね。

やまさんはとにかく互換性にうるさい男です。互換性とはいったいなんなのか?と問われれば「互換性」としか言いようがないくらいの互換性です。

辞書で調べると「ある部品やコンポーネントなどを置き換えても同様に動作させることができる性質のこと」を指すそうです。つーか何言ってんのって感じですね。

ちなみに英語で言うとcompatibilityです。

ここで、互換性について少しだけ活用法を学んでみましょう。

例文1)あいつ、なかなかの互換性してやがるな。

対戦相手がなかなかの互換性を持ち合わせている時に使う言葉ですね。これは比較的難易度が低いのではないでしょうか。

例文2)私が1番大切にしていることは兎にも角にも互換性です。

面接採用のシーンなどで頻繁に登場してきそうなこちらの例文。互換性の利便性を感じます。

発展系)全ては互換神のお導きのままに、、、

出ました。全ての互換を司る神、互換神です。互換神様のいうことなら間違いありませんね。

もし近隣に「互換神が、、、」などと言っている人を見かけたら、一定以上距離を保って接することをお勧めします。


なんだかんだいい男

そんなつーかね互換神ことやまさんですが、強引に締め括りますがなんだかんだいい男です。

彼は、本当にブレないので、自分の中の価値観を大切にしています。

世の中、互換性を揺るがすようなニュース、事件、人々の言動に溢れています。そんな言葉や事象に踊らされ、本来の自分のあるべき姿を見失ってしまうこと、心が揺れてしまうこと、往々にしてあると思います。

彼は、そんな一切を「つーかね」の一言でぶった切ってしまう程の強さを持ちます。恐らく「飛天御剣流」の正統な後継者なのでしょう。

そんなやまさんですが、最近ラジオ番組がはじまったそうです。

第一回には私と、私の友人のDJイトウという天才DJがゲスト参加しているので、暇すぎて暇すぎて精神がどうにかなりそうな人は1度視聴してみてもいいかも知れません。後悔する結果になったとしても、責任はとりかねます。

判断基軸がしっかりしているからこその、あの強靭なメンタルを構築できたのでしょうか。

そんなやまさんと、今後も互換性を重視したお付き合いをしていきたいものです。

今回は、スラムダンクの一之倉並の強靭なメンタルを持つ男、やまさんの紹介でした。

きっとこの記事を読んだ彼はこう叫ぶことでしょう。

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