『キャプテン翼考察記事』岬太郎の転校遍歴を辿る旅
またしてもこのお時間がやって参りました。皆様お待ちかね(?)サッカーマンガの金字塔にしてレジェンドである『キャプテン翼』を限界まで深掘りする本企画。
今回のテーマは「岬太郎の転校遍歴について」です。
毎度毎度どの角度から掘り下げてんねんというツッコミが聞こえてきそうですが、ここはもう我が道を突き進んでいこうと思います。
岬太郎とは?
『キャプテン翼』の主人公、大空翼君とゴールデンコンビを組むフィールドアーティスト、岬くんです。
フランス仕込みの華麗なテクニックと、誰とでも合わせられるコンビプレーが持ち味の優男です。
そんな岬君ですが、小学生時代はとにかく父親の都合に振り回される生活をしていました。
と、いうのも岬君のお父さんのお仕事は画家なのです。様々な地域を転々とし、絵が完成すればまた次の土地へ。流浪人のような生活です。
岬父の目標は富士山を描くこと。ただそこまでの自信がなく、富士山を描く自信がつくまで日本各地を巡って画力を鍛えているのです。
小学生という多感な時期をそんな自己中なお父さんに健気について回っていた岬君。せっかく転校先の学校で仲良くなってもすぐにまた次の学校に転校してしまうのです。
そんな岬君の転校遍歴を本記事では振り返ってみようと思います。
各地のサッカー事情に詳しすぎる岬
そんな岬君、小学生時代に様々な強豪チームを渡り歩いた男であるが故に、全国のサッカー事情に非常に詳しいです。
作中で全く描かれていない千葉の九十九里FCの情報まで網羅している岬君の情報量の豊富さに圧倒されますね。
それでは、アイドリング考察も終わったことで転校遍歴を巡っていきましょう。
南葛小
後のゴールデンコンビである翼君と運命的な出会いを果たした南葛小学校。
このコンビの得点能力は小学生時代から頭一つ抜けていたことが下のコマの点差からも伺えますね。
一つの学校に長く止まれない岬君の言葉に涙が止まりません。
明和小
猛虎・日向小次郎の小学生離れしたメンタルが堪能できる明和小学校にも在籍していたことがあります。
岬君もさぞかし日向の猛虎ぶりに度肝を抜かれたことでしょう。小学生時代から様々なタイプのプレーヤーと接することで、誰とでも組めるコンビプレーが醸成されたのでしょう。
ふらの小
一年の半分以上が雪に覆われているふらの小にも転校していた岬。北海道から静岡から、お父さんの都合一つでどこにでもついて回る岬君のメンタルも凄いです。
全国大会で久しぶりにふらのの面々と再会するシーンも微笑ましいです。たとえ短い時間だったとしても、いかに岬君が皆から愛されていたかということが伝わってきます。
西峰小
短編『ボクは岬太郎』収録のこちらのシーン。西峰小学校で活躍する岬君です。
どこに行っても大活躍の岬君、女子の黄色い声援が羨ましいです。
フランスの日本人学校
そして遂に海外を飛び出す岬君。もうお父さん、国内だけでは収まりがつかなくなったのですね。富士山を描くより海外に行く方がハードル高いような気がしないでもないですが、、、
そしてフランスJr.ユース編では、大会の開催地であるフランスのエッフェル塔の下で偶然にも再会するシーンも。
こんな運命的な再会もないですよね。思わずもう付き合っちゃいなよ!と言いたくなる最高の瞬間です。
そしてまたしても父親の都合で日本に帰国する岬君。日本人学校で出会ったあずみちゃんも密かに岬に恋心を抱いていたのです。フィールドアーティストは罪な奴です。
どこに行っても友達ができる岬
とまあ、恐らくお父さん都合でどこにでもついて回る岬君の転校遍歴を追いかけてみました。
恐らくまだいくつか転校してると思われます。
しかしながら、本当に岬君のコミュニケーション力の凄さには驚かされます。
岬君の人間性が伺えるシーン
西峰小では、ミツル君というガリ勉ママにサッカーをすることを反対されつつもピッチで懸命に頑張る姿に、優しく背中を押すシーンも垣間見られます。
どれだけ転校を重ねても、サッカーを通じてチームメイトをコミュニケーションを図り、相手の気持ちになって接する岬君が素敵すぎます。
散々振り回してきた父が遂に
そんな岬君のピッチでのプレーを見て、お父さんも遂に決心を固めます。
散々振り回した結果、やっと決心がついた岬父の今後の活躍にも目が離せません。
『ボクは岬太郎』収録、第7巻が期間限定無料で読める!
そんな岬君の涙なしには読めない短編『ボクは岬太郎』が収録されている第7巻が現在期間限定無料で読むことが出来ます。
転校は、悲しい言葉じゃない
数々の転校を繰り返し、何回自己紹介の挨拶をしてきたんだろうと、岬君の苦労を労わずにはいられない気持ちになりますね。
サッカーを通じて、友達を沢山作った岬君。本当にサッカーって、素晴らしいスポーツだなと、岬君の転校遍歴からスポーツがいかに人生に良い影響を与えてくれるのか、という観点からもかんがえさせられることの多い時間でした。
では、また次回のキャプ翼考察記事でお会いしましょう!
※真面目に『キャプテン翼』の名シーンを振り返った記事はコチラ
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