私のラジオのつくりかた📻
こんばんわ。ラジオアプリ『stand.fm』内のラジオで知る人ぞ知る長尺ラジオ『マンガライターもり氏の好きなマンガを誰かと語りたいラジオ』チャンネルを運営しております、マンガライター兼stand.fmでラジオMCをさせて頂きつつ様々な角度から『キャプテン翼』を推していくタイプのライターこともり氏と申します。
最近書かせていただいた中でもかなりの熱量を込めたこちらの記事。ぜひとも読んでいただきたいのでそっと貼らせていただきます⚽️
今回は、もはや私の中でライフワークの1つとなっているstand.fmdでのラジオチャンネル「マンガライターもり氏の好きなマンガを誰かと語りたいラジオ」の作り方について語るnoteです。
毎回マンガ好きのライターさんをゲストにお招きして平均2時間弱の長時間ラジオをお届けしているラジオを、どうやって準備しているのかというどこに需要があるのかよくわからないものを忘備録的に綴ってみようと思います。
①ゲストにオファーをかける&作品決め
まずはゲストで出て頂きたいライターさんにオファーをかけさせて頂きます。主に相互フォローさせて頂いている方だとツイッターのDMで突然依頼します(本当びっくりしますよね、、いつもすみません)。
その他にはラジオの生放送中にコメントしてくださったライターさんに直接その場で「やりませんか?」と言わせて貰ったりすることもあります。なんかもう隙あらば的な感じです。
最初の頃は本当に「怪しいヤツからなんかDM来たな。ミュートミュート」状態だったと思うのですが、回数を重ねる内にライターさん界隈では少しずつ認知されるようになってきた気もするので、お陰様でかなりの回数出てくださっている方や、毎回のようにコメント欄で盛り上げてくださる方もいてくださってありがたい限りです🐙
ちなみにこの段階で語る作品が自分が持っていない作品だった場合基本全巻買いしています。今まで過去最高の実績(?)だと『BLEACH』全74巻を購入しました。熱量高いゲストの方のトークにある程度はついていけるようになりたい、というなけなしのプロ意識と、かゆいところに手が届く切り返しが出来るとそれだけで多少はトークが盛り上がってくれるのではないか?という気持ちからです。
一例で言うと『鋼の錬金術師』回では、「歯の治療痕がね、、、」という返しを出来たので、結構いい感じにかゆいところに手が届く切り返しが出来た気がするので、良かったのではないかなと自画自賛しております。
生放送なので突発的にそれが出せるかどうかは未知数なのですが、ゲストの方に楽しんで貰えるように事前準備としてできる限り作品の内容を抑えていきます。
②サプライズゲスト様にオファーをかける
そしてラジオでは恒例となっているサプライズゲストのオファーもこのタイミングで声をかけます。同じ作品が好きな方、元々ゲストのライターさんと関係性が深い方など、私の独断と偏見でお声をかけさせて頂きます。サプライズゲストは基本的にメインゲストで来てくださる方には秘密にしております(とんでもないサプライズゲストの場合は除く)。
そう、まさに当日のお呼びするタイミングまでガチで秘密なのです。ガチサプライズです。1回、サプライズゲストはいません!と嘘をついて呼ばせて頂いたこともありますね。
ここはラジオ内でもかなり盛り上がるシーンな気がしているので頑張って交渉させて頂いております。中々スケジュールの都合であったりギリギリまで見つからない(結局見つからないこともあります💦)こともあるので、結構交渉が大変なところだったりもします。本当に出てくださる皆様には感謝感謝です😭
③台本を書く
そしていよいよ台本の執筆です。冒頭の挨拶から、ゲストさんがライターさんなので毎回メインゲストさんが書かれた記事を3〜4本ほどご紹介させて頂くパートを設けております。
ここでゲストのライターさんにスポットを当てさせて頂いて、当日聞いてくださる皆様にも人となりが少しでも伝わってくれればいいなと思ってます。どの記事を紹介しようか迷うこともとっても多いです。素敵な記事が多いので!
ある程度、数を重ねるうちにラジオの流れの骨子は出来上がってきたので、最近はそこまで苦労しないのですが。毎回冒頭でラジオの紹介をするときに作品に因んだ前口上を挟んでいるのですがこれが1番大変です。
作品を知っている人には伏線となるような、作中のワードであったりエピソードであったりを盛り込んで挨拶するという縛りを設けてしまったヤツなので、結構力を入れている割にスッと皆様の記憶から消えてしまう悲しいパートなので、またnoteで各前口上をまとめたものも後日発表したいな〜と思います。
と、そんな感じで台本をつらつらと誰に頼まれるでもなく孤独と戦いながら書き上げていきます。厳しい戦いですが甲子園目指す気持ちで頑張って書いてます。
④リスナーからのおハガキを依頼する
比較的最近始めた試みですが、ラジオらしくリスナーからの質問のお便りがあった方が面白いんじゃねぇか?という思いつきから、ゲストライターさんへの質問をお便り風に、ラジオネームも考えてもらいつつゲストさんとゆかりのある方にオファーをかけさせて頂いております。
ここはさすがライターさんで、ラジオネームも思わずクスリと笑ってしまうものばかりで「ライターさんって凄いな」って思います😌(小学生にも劣る感想)
そして、時間の都合や音声NGの方でもお手紙形式だったらラジオに間接的に関わっていただけるので、そんな観点からもやらせてもらってます。関わってくれる人が多いとそれだけゲストさんも楽しかったり嬉しかったりするんじゃないかな〜という気持ちです。
⑤告知
発信力が地域の小学生のソフトボール練習の呼びかけにも劣るほどの私のTwitterでどれほどの効果が見込めるかわかりませんが、ラジオ放送当日の2〜3日前から告知ツイートをさせて頂きます。
最近はわざわざラジオ告知用にサムネイルを作ってくださるゲストの方も居てくださってもう感謝しかありません。本当にゲストの方々の優しさにいつも涙しております😭
⑥ON AIR〜
そしていよいよ生放送当日の瞬間を迎えます。そうです、もり氏ラジオはいつだって生放送。なんの編集もせずにそのまま撮って出しの鮮度抜群の状態で提供させて頂いております(単純に編集する元気と能力がない)。
当日の前準備として再度の告知は当然のこととして、ゲストの方への事前の簡単な打ち合わせをさせて頂き、その前後でサプライズで来てくださる方とも軽く打ち合わせをさせて頂いております(こんな感じで出てきてほしいっす的なヤツです)。
※何回もご登場頂き、勝手を分かってくださるゲストの方にはチャットでの連絡のみで本番を迎えることもあります。
そのあとはいよいよ生放送開始!となって後はただただ楽しくお喋りするだけ・・・だったらとっても素敵なのですが、どっこい本番中にもMCとしていろいろとやることがあったりします。
台本に沿って進行していくことは勿論ですが、その中でチャット欄でコメントしてくださる方々のコメントを読み上げて可能な限り上手くトークに絡めていきます(上手くできてるかはわかりませんし、全部拾いきれないことも、間違えて2回読んじゃうこともあります。まだまだです)。時々チャット欄の悪ノリが爆発していることもありますが、それはそれで最高なのでありがたい案件です😌
やはりお友達のライターさんが聞きに来て下さっていることが多いので、チャット欄のコメントがめちゃくちゃ秀逸なものが多いのです。このコメント欄でラジオを盛り上げてくれる方々がいるからこそ、番組が幾重にも盛り上がっているのは間違いのないところです。
コメント欄はアーカイブには残らないので、できる限りコメント頂いたものは全て拾って聞き返したときに分かるようにしておきたい気持ちです。
そして台本に沿ったテーマの切り替えを極力自然に、無理くり次のお題に行こうとしている感を出来るだけ出さないように進めていきます。よく脱線して1つの項目が長くなってしまいがちなのですが、ある意味盛り上がっているところでもあったりするので切り替えの塩梅は難しいところです。
さらに頃合いを見てサプライズゲストをお呼びします。このタイミングはサプライズゲストの方が1人の場合はある程度台本段階から固めてるのですが、2人以上お呼びする場合は結構その場のノリとテンポによって変えてたりします。
何より1番大切にしていることはゲストの方に気持ちよく、楽しく喋ってもらうことです。ゲストの方が書いた記事を紹介させて頂いているのは、マンガ作品だけでなくゲストさんご自身のパーソナルな部分にも触れてより魅力や想いを引き出せたらいいなぁという気持ちでやっております。
まとめると、やることが…やることが多い!!状態です。
終わりに
好きなものを話している時間って楽しいと思うんです。その想いを共有出来て、共感してくれる人がいると更に更にいい場所になるんじゃないかな〜とも思うのです。
そしてラジオのトークを聞いて、その作品を手に取ってくれる方が1人でも増えてくれればこれほど嬉しいことはありません。
なんだかんだ自分で買ったのも含めてですが、少なくともラジオきっかけでマンガが350冊以上は売れてるっぽいです🐙🐙🐙
マンガ業界にも多少なりとも貢献出来ればいいなぁと思っています。
そしていろいろ語ってしまいましたが、1番は自分が楽しいからやってます。このラジオをお届けすることで僕が1番楽しい思いをさせてもらっているということはきっと間違いないです。
願わくば、このラジオに参加してくださる方や聴いてくださる方がめちゃくちゃ楽しい!と思ってくれる場所として感じてくださると幸せです。
なのでもう少しだけ続けていければと思っておりますので、どうか可能な限りお付き合いいただけると大変ありがたいです。
それでは、また次回の放送でお会いしましょう。さよ〜なら〜!