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11月14日 課題とは、段階を踏んでやってくるという話

11月になって、意外な人から連絡が来て、交流する予定が続いている


私の場合、「付き合う人=仕事関係の人」であるから

仕事以外で会う人は、家族とジムの人くらいなものだ

酒もほとんど飲まないので、平日夜に出歩くこともない

その分、仕事以外では家族と過ごす時間が多い

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workaholic(仕事中毒)だった自分は、

仕事だけやっていればいい(あとは任せた)、という考えがいつもどこかにあった

常に締切に追われ、

出張と夜勤に行き、

家にいる時間は、片付けれなければならない仕事をする時間であり、

疲労した肉体と精神を休める時間だった



たとえ妻と子どもと一緒にいたとしても、

リクエストに答えたり、能動的にみんなで楽しもうという意欲がなければ

父親としての存在感はなく、いないに等しい

そんな存在だったのではないか



4月から転職して、ようやく、日中の気力と体力を温存できるようになり

真の意味での「父親としての存在感」を取り戻しつつある、と思う

実績としては、毎日の朝食作りと、朝晩の家事割合の増加


これらを単発でやるのでは不十分で、

妻が「安心して任せられる」ような状態まで持っていかなければならない

そうすれば目を離すことができるし、前もって予定も入れられるのだろう


子どもの送り迎えにしても、

毎週行けるのか、二週間に一回行けるのかで負担はだいぶ違う

こうして私と子どもとの会話も少しずつ増えてきた、ような気がする



どんなに仕事が忙しかったとしても、

家族との関係を大切にして

素晴らしい家族運営ができる父親も、きっとたくさんいるだろう

しかし、どうやら自分には「天然で」家族運営をできる才はないらしい


どんな人にも、得意なことと不得意なことがあって

私は、仕事に取り組むときにはあまり何も考えなくてもそれなりの成果を出すことができるし、ぐっと集中してやることができる

実際、今の仕事は天職だとも思っている


一方、家庭運営は周囲のアドバイスをしっかり聞きながら、

目標を立てて、

いろいろ調べて、時間をかけて、、

とやっていかないと成果は出ない

そういうことなんだろう


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家族のことはとても大切に思っているし、大好きである

しかし、目標もなく放っておくと、私は自然と仕事の方に流れていく

そんなだから意識して、付き合う人間の数を絞っている


仕事の付き合い、遠い友人、そんな人とまで関わっていたら

本当に家族との時間がなくなってしまう

だから、家族以外の友人と付き合う時間は、本当に貴重なものなのだ



人間は自分と同質の人を引き寄せる、とはよく言ったもので、

そんな私の近くにいてくれるのは、そんな私を理解してくれる人だから

いまの職場には、私が飲み会に行かなくても何も言わない人が多い

飲み会すべてに参加しないわけではないけれど、誘われると断らなきゃいけないから誘わないでくれ、とすら思っていた



しかし、ここ最近、私にかかってくる声は以前と少し様相が異なる

1.ロンドンにいる小中学校の同級生から、20年弱ぶりに声がかかる

2.自分が心から応援している、独立した大学の同級生から声がかかる


この11月に入ったタイミングで二人から声がかかるようになり、

どちらも自分にとって大切に思う人間で、

さらには、自分のビジネスに関する今後の展開もほんの少しだけ感じさせる

そんな誘いが入ってきた



きっとこれは、

自分に人と会う準備が少しずつできてきた のサインである

仕事をこなすのは当たり前として、

明確なビジョンを持って家庭運営に当たることができるようになった

そして家庭運営に関して、少しずつ実績を積んだ


その段階を踏んできてからの、次の段階、

もしくは自分にとっての次の課題に直面しつつあるのだろう

私が思うに、次の課題は

「家庭運営をうまくこなしながら、人と会うことができるようになる」


そのためにはどうしたら良いか

日常の家族との時間を楽しむ、先回りでやることをやっておく、

あとは我が家の家族理念、

「みんながやりたいことをできるよう、協力する」の実践である



2024年も年末の空気が迫ってきているが、これが今年残された最後の課題だろう

これをクリアできれば、2025年にはもっと大きな人との出会いが待っている

そんな自分の人生のクエストを予感している



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