8月8日 なぜ日記を毎日書くのか
このところ読書感想文が続いていたが、今日は自分の内面を深掘ってみよう。
70日連続で日記を書いている。三日坊主の自分からしたら信じられないことだ。
そもそもなぜnoteで日記を書き始めたのか。昨年からポツリポツリと書き始めたが、最初の日記を振り返ってみると「自分と向き合うため」のようだ。今もそれは変わらないな。文章を書くことにまったく慣れていないし、内容もほとんどないが、当時の焦りとか願いとかそんなものは伝わってくる。拙いながらも嘘偽りなく書くということは守っているようだ。もっと言えば文筆家への憧れもあった。SNSは放置していながらインフルエンサーへの憧れもあった。自分が傷つかずにできることから少しずつ始めてみようという思いがあった(今もある)。そして自分の思想を形に残しておきたいという欲もあるのだろう。
日記にしようと思ったのはインフルエンサーの影響が強い。他人の思想を自分の脳に影響するほど近くに置くということは滅多にないのだが(そんな時間もないし)。SNSのおかげでピンからキリまで商品が雪崩のように降ってくるが、その中でも大人数に良い影響を及ぼす思想・所謂本当に良い商品は優先度高くすぐに拡散されて共有される。自分の好みの領域に絞って情報を取り入れて、いらないものを丁寧に排除する作業を続けていけば、何も持たざる者でも良い商品にぶつかることはそれほど難しくはない。あとは何を実行するか。どれだけ本気で取り組むか。そんな中で自分に合った、気に入ったインフルエンサーが日記を推奨していたのでこれならできそうだと見よう見まねで初めたというわけだ。
日記の内容はそこまで練られたものではないのだが、走り出しはまず続けるということが大事だった。まずは一年間、毎日書き続けたいと思っている。読んでくれてスキまでつけてくれる本当にありがたい方もいてくださってはいるが、読者は想定せず、自分のために書いている。なぜ毎日かといえば、制約と誓約で自分に負荷をかけることによる能力開発と、それくらい連続でできなければ収入の柱にはなり得ないという目論見ですな。
このような質の日記はあくまでも自分でとどめておくべきもので現時点では商品たり得ないだろう。ただ少しずつでも良い内容を書きたい、人の心を打つ商品を作りたいとも思い始めている。20年ほど前から伊集院光の深夜ラジオフアンだったが、毎週毎週一人喋りで2時間持たせなければいけない中でのフリートークが大好きだった。一週間の中で何が特別ものすごいイベントが毎週起きるわけではないだろう。それでも普通のことを面白く喋るのがとても上手だった。入力に対する出力が凄くて大好きで数年聴き続けていたなあ。そんな原体験もあっての日記書きと内容追求なのだろう。またワタシの嗜好として、仲間とわいわいやるよりも一人でいる時間がとても好きだ。本職もそんなワタシの思考を嫌というほど反映している…。座り仕事で。デスクワークも好きだし。でもクリエイティブな仕事をしたい。本の執筆はそんなワタシにうってつけの楽しい時間だった。
2024年の年明けからは時間的・金銭的自由の獲得を決意し、日記に書いて明確に求めた。その時期から車通勤が始まったことでオーディオブックも本格的に聴き始めたな。ここからオーディオブックと日記(入力と出力)の両輪で時間的自由と金銭的自由を少しずつ引き寄せたと感じている。
さらに勤務場所を変えた2024年4月以降、劇的に良い方向に働く環境が変化したことが自分の中で本当に大きくて、「入力と出力」の時間をより確保できるようになった。拘束時間が減って、習熟した、自分が好きな仕事をこなすことを求められており、それでいて給与所得は上がり、身体的・精神的な余裕がもたらす内面の変化は大きかった。勇気のいることだったが思い切って嫌なことを自分から外科切除して本当によかった。まずは家族の交流の時間が増えた。そして家族も自分も精神的に落ち着いてきているように感じる。第2・第3の収入の柱にトライしようという意欲も出てきて、かつそんな自分の内面の変化を具現化するだけの時間とお金の余裕が少しずつ生まれてきた。入力と出力の増加→内面の変化→行動の変化で自分のありよう(つまり人間の格とでも言おうか)が変わってきた。キリスト生誕前と生誕後、Jリーグ誕生前と誕生後、大袈裟でなくそんな雰囲気なのである。
7つの習慣で言えば、まだまだ私的成功のレベルだろう。主体的に、理念と目標を設定し、自分の活動の優先順位を決めて実行する。ここから先はこの習慣を継続して自分の資産・資本を蓄えて、自分が認めた他者と関わり、公的成功を目指す。家族は自分の基礎となる一番身近な存在で、まずはその結束をあらためて誓う。
読書の時間が増えたことも本当によかったな。嫌な勤め人時代は本を読む気力がなかったが今は前向きに本と向かい合うことができている。良い本はたくさんあるんだな。「7つの習慣」は今後自分のバイブルになっていくだろうという予感を感じている。他にもたくさん読んでみたい。積読はたくさんあるのだ。
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