タロット ( 小アルカナ • ペンタクル)
タロットカードの小アルカナ、
ペンタクルを描き直してみました。
タロットは、目には見えない意識というものの構図なんだ。
タロットに惹かれたのは、
占いとしてではなくて、
レイチェルポラックの「叡智の78の階段」という本に出会ったから。
意識というものの働きをメタファーとして、
古代からの智慧とともに説明されてて引き込まれていったんだ、
特に第一部の大アルカナの章で。
古代人の世界の捉え方は、なになに人とかでなく、
人間としての共通性、普遍性を持ってる。
心( 意識) というものを理解する手助けになっただけでなく、
そのなかでも、今こそ無意識の力につながることの重要性、
それは、私たちの生命の本質とも言えるけれど、
その力こそが私たちを司る源。
また、この複雑さこそが人間という生き物で、
人生をかけがけのないものにしてくれているんだなぁ、と。
望んでいないものとの出会いは、この世にはないから、
私はその力を求めていたんだ、と実感。
本に出会うことによって、逆説的に知れたのは面白いことだよね。
人生の様々な経験、
深く影響を受けたという意味においての経験から、
言葉の持つ力と意識というものの構図を知ったからこそ、
世界のためになる言葉の大切さにも、改めて気付かされた。
思えば、
先人たちが残してくれた言葉によって、節目節目で助けられてきた。
もちろん、
それでも一番大切なのは” 現実での行為という体現” だけれど、
それを司るのは、いつでもうちなる思いという、目には見えない部分。
私たちの文化は、
言葉よりも、感性界である思いを大切にしてきた。
だって、真理は言葉には出来ないものだから。
そんななか、今こそ言葉の持つ本来の力が求められている。
言葉で傷つき、言葉で操られる時代。
自分だけのために放たれた言葉は、
その時、都合良くっても、誰のためにもならない。
自分のために言ったはずが、結局は自分のためにもならない。
正しい言葉は力を与えてくれる。
明確な言葉は、世界を守る剣だ。
真理は言葉にできなくても、
その時々の一番適切で最善なものを言葉をすることはできる。
訓練しないと、難しいけれど。。。笑
けれど、
それが出来てくると、
その繰り返しのなかで、大切な、その何かが心の中心に育つ。
相手のことをどれだけ思いやれるのか、というのは、
うわべだけの優しさではなくて、
相手の人生を、まるで自分のものとして捉えることが出来るかどうか。
そこには、分離のない一体性の世界。
そしたら、
時に厳しい言葉や指摘がどれだけ愛のある行為なのかも分かる。
また、愛のない言葉が、どれだけ不毛な行為かも。
未来が良き方へいく言葉。
最近よく自分軸って言葉を聞くけれど、
世界軸の方がいいんじゃないか、と思ったりもしてて、
ただ、これは世代にもよると思ってて、
若い世代は、アイデンティティの確立が重要だし、
私たちはひとりでは生きていないのだから、
求める自由というのは、その世界の枠内でなきゃ。
と同時に、世界に合わせすぎた自分軸の放棄は、
自分を蔑ろにしてるから、可能性を閉じることになる。
その可能性は、世界のものでもあるのだから。
属する世界のなかで、
自らの持つ豊かさという可能性を出し分かち合える、ってのがいい。
私たちは、
関わり合う関係性のなか、
お互いにお互いの人生への責任を持っているということ。
責任と書くと、重く聞こえるかもしれないけれど、
言葉を変えるなら、
これこそが、思いやりと、可能性の無限さ。
双方向なものであるからこそ、そこに生まれる循環という生態系。
循環が生まれると、空間に遊び心が生まれる。
そこでは、
逆説的だけれど、
どんな言葉も、
いわゆるネガティブ、ポジティブ関係なく、
軽さを纏って、笑いと共に自由に踊り出す♪
目指すのは、その一点 ✨
* 大アルカナは、スピリット( 霊 ) で、小アルカナは、ソウル (魂 ) 。
ふっと肚の底に沸いたスピリットの力を、現実で表現する型が魂。
** 私たちの本質は明るいもの、
だからもっと明るいタロットを世に送り出したいし、
個人の可能性発揮とメンタルヘルスに役立てると思ってる。
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