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【個人事業主必見】「私なんて…」を克服!インポスター症候群の乗り越え方
あなたもこんな経験、ありませんか? お客様から高評価をもらったとき、ふとした瞬間に感じる「でも、本当に私の実力なのかな?」という不安。事業が軌道に乗り始めると、嬉しい反面、「このままで大丈夫かな?」と自信をなくしがちですよね。
私もその一人でした。
最初は順調に進んでいるように見えたけれど、成功を手にするたびに「このままでいいのだろうか?」と自問自答する瞬間がありました。
自分の実力に疑問を感じた瞬間
私も、事業が軌道に乗り始めた頃、まさにインポスター症候群に悩んだ一人です。特に、ある時、お客様から「2時間10万円のコンサルを受けたい!」という言葉をいただいたとき、心の中でこう思ってしまいました。「本当に私のサービスが、その金額に見合う価値を提供しているのだろうか?」
何度も自分に問いかけては答えが出ず、その度に不安が膨らんでいきました。ある日、さらに大きな契約をいただくことになり、ますますその不安は強くなり、「この成功は運が良かっただけで、私の実力じゃないんだ」と感じてしまう瞬間もありました。
実際に、「売れれば売れるほど、名前が知られるほど、この自分が本当にそれに値するのか?」という思いが頭をよぎり、つい自己評価が低くなってしまいました。そんな気持ちに悩まされながらも、事業を続ける中で少しずつその不安を乗り越えてきました。
インポスター症候群とは?その特徴と原因
インポスター症候群(詐欺師症候群)とは、「自分は成功に値しない」「自分の実力ではなく、ただ運が良かっただけ」と感じてしまう心理状態のことを指します。ザルツブルク大学の研究によると、この症状を持つ人は自己評価が低くなりやすく、結果的に仕事のパフォーマンスやキャリアのコントロールにも悪影響を及ぼすことが分かっています。
特に、個人事業主はインポスター症候群に陥りやすい傾向があります。 事業がうまくいきはじめたにもかかわらず、「これは自分の実力ではなく、たまたま運が良かっただけでは?」と感じてしまうことがあるのです。例えば、私自身もお客様から「この価格でもっと受けたい!」と言われたとき、素直に喜ぶよりも「たまたまお客様の期待にうまく応えられただけで、本当に実力があるのだろうか?」と疑ってしまいました。
一見、順調に見える個人事業主の中にも、この感覚を抱えている人は少なくありません。
この心理状態に陥ると、成功を「自分のもの」として受け入れられず、次第に自信を失ってしまいます。結果として、
• 価格設定に迷ってしまう
• 新たな挑戦を避けてしまう
• 実力を過小評価し、成長の機会を逃してしまう
といった悪循環に陥ることがあるのです。
どうして個人事業主は陥りやすいのか
私自身、個人事業主として経験を積み重ねていく中で、他の成功している個人事業主や経営者と自分を比較してしまうことが多く、その結果、自己評価が低くなることがよくありました。特にSNSで他のうまくいっていそうな人や実力のありそうな人、「本物とは」というような投稿をを目にすると、自分との違いが際立って不安に思うことも。事業が軌道に乗り始めたのにもかかわらず、自分の成長を過小評価してしまいます。
例えば、ある月に目標を達成しても、「あの人の方が実力があって本物だ。自分なんて…」と比較してしまう自分がいました。それが積み重なると、どんどん自分の実力に自信が持てなくなり、つい「私はまだまだ未熟だ」と思い込んでしまうのです。
でも、他人と自分を比べることは、結局は自分を見失う原因にしかならないということに気づきました。他人の成功と自分の進捗を比べるのではなく、過去の自分と今の自分を比べることが大切だと学びました。
インポスター症候群を乗り越えるための3つの方法
事実ベースで自己評価をする
実際に私が試してみて効果的だった方法を紹介します。まずひとつ目は、「事実ベースで自己評価をする」ことです。お客様からいただいたフィードバックや成果を振り返り、実際の結果を基に自信を持つことが大事だと気づきました。
毎日の振り返り
・今日、うまくいったことは何ですか?
・達成できたことは何ですか?
・楽しかったことは何ですか?
・試してみたことは何ですか?
・そこから感じたこと、気づいたことはありますか?
・それらに共通点はありますか?
こうした質問に答えることで、自分の成長を客観的に認識でき、自信につながります。
過去の自分と比較して成長を感じる
他人と比較すると、自分の価値を低く見積もってしまうことがあります。しかし、過去の自分と比べることで「自分がどれだけ成長したか」に目を向けられるようになります。
例えば、3年前と今を比べると、できることが増え、考え方も変わっているはずです。そうした変化を意識することで、自己肯定感が高まります。
さらに、月末には「1ヶ月の振り返り」を行うと、より長期的な成長を実感できます。
月末に行う振り返り
1. この1ヶ月間で最も重要な出来事や経験は何か?
そこから何を学びましたか?
2. この1ヶ月間で最大の成果は何ですか?それはあなたに、どのような気持ちを感じさせましたか?
3. この1ヶ月間で最大の課題は何でしたか?それをどのように克服し、その過程で何を学びましたか?
4. 今、あなたが人生で最も感謝していることは何ですか?それはなぜですか?
5. 来月はどのような目標を持ちますか?それらに向かってどのように取り組んでいきますか?
6. 最近、ストレスや不安の原因となっていることはありますか?これらの課題に、どのように対処し、生活への影響を軽減できますか?
7. 心身ともに、自分をケアするためにどのようなことをしてきましたか?セルフケアのルーティンを改善するために、どのような変化を加えることができますか?
8. この1か月間で新たに学んだことや発見したことは何ですか?それらはあなたの知識や視野をどのように広げてくれましたか?
9. あなたの生活の中で、最も感謝している人は誰ですか? その人たちに感謝の気持ちを伝えるには何ができるでしょうか?
10. 来月、自分のコンフォートゾーンから一歩踏み出して、新しいことや難しいことに挑戦するためにできることは何ですか?また、それをどのように行いますか?
この振り返りを習慣化することで、自分の成長を具体的に実感できるようになりました。
自分が選ばれる理由を理解する
インポスター症候群を克服するためには、「なぜお客様は自分を選んでくれたのか?」を明確にすることが重要です。
他の事業主と比べるのではなく、自分だけの強みを理解し、その価値を提供している自信を持つことで、迷いや不安が減ります。
私自身、この考え方を取り入れてから、「私の◯◯を喜んでもらっている。そこに価値を感じて、お客様は私を選んでくれている」という確信が持てるようになりました。そうすると、価格設定やビジネスの方向性にも迷いが減り、自信を持って事業を進められるようになったのです。
経営における自己評価の重要性とその変革
安定した経営を目指すためには、自己評価をしっかり行い、他人の目線ではなく自分の成長に焦点を当てることが重要です。私が実感したのは、自己評価が正しくできるようになった時から、経営が一気に安定し始めたことです。「私は私の価値を提供している」という自信を持ち続けることが、安定した収入を確保するための第一歩であると実感しています。
個人事業主としての成長に欠かせないのは、自己評価の変革です。自己評価をしっかり行い、他人の目線ではなく自分の成長を評価できるようになると、どんな困難にも立ち向かえるようになります。その自信が、安定した経営を支えていく力となります。
まとめ
インポスター症候群に悩んだ経験を通して学んだのは、「他人と自分を比較するのではなく、自分がどれだけ成長したかを見つめることが大切だ」ということです。進むべき道が見えてくると、自然と自分に自信を持ち、安定した経営が実現できるようになります。私もこの経験を通じて、今では経営に対して自信を持ち、安定した収入を得られるようになりますよ!
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◾️ マジカルえりこ
個人事業主のための心と経済の豊かさを実現する経営戦略パートナー / 理学療法士
「暮らしを豊かに」「感性を豊かに」「社会を豊かに」をモットーに、
心と経済のバランスを重視した経営法を提案。
理学療法士の経験も活かし、個人事業主が安定した利益を生み出し、
次のステージへ飛躍する支援を行っています。
特に「経済の余裕=心の余裕」を大切にし、経済的安定を通じて暮らしや
大切な人との時間を豊かにするサポートをしています。
主宰: 心も経済力も最高値にする会員制クラブ
趣味: 月15冊読書で感性を磨く
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