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【Tinkercad】クリスマス風スノードームを作ろう
街中にもクリスマスソングが流れ出し、世間はすっかりクリスマス。クリスマスの広場をスノードームに閉じ込めてみましょう。

作り方レシピ
1: クリスマスツリーを作る
まずは、ツリーになる木を作業平面から取り出しましょう。
・画面右の「基本シェイプ」と書かれたとこをクリック。
・「構造と景観」を探してクリック。

こうすることで、画面の右には木や橋などの形がズラッと並ぶようになります。ここでは、
・「Snow-coverd tree」と書かれた木を探してクリック
・真ん中の「作業平面」の上でまたクリック

これで、平面上に「シェイプ」と呼ばれる形が作られます。ここではさっき選んだ木ができます。
ここで、できたシェイプは水色の枠線で囲われています。この枠線は、枠線で囲われたシェイプを選択している、という目印になります。もしあるシェイプの形を変えたい時は、そのシェイプをクリックして、水色の枠線で囲われていることを確認してから形を変えましょう。

作った後は、木の周りにある白い四角をクリックします。そうすると、シェイプの周りに数字が出てきます。これは縦と横、高さの長さです。
・縦と横を32に変更
・高さを50に変更

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これでツリーが小さくなりました!次に、てっぺんにつける星を作りましょう。
・画面右の「構造と景観」と書かれたとこをクリック。
・「基本シェイプ」を探してクリック。
・水色の「星」のシェイプを探してクリック。
・作業平面の上でまたクリック。

この星もツリーに載せるためにちょっと小さくします。
・縦横の大きさを10にする
・高さを2にする
もし小さくしたシェイプが見づらい時は、画面左上の四角の隅っこだけがあるようなアイコンをクリック。選択している、つまり、水色のワクで囲まれたシェイプに向かって画面がズームします。

ここで、
・画面右上の「星」の中の「ソリッド」をクリック
・「ソリッドカラー」から好きな色をクリック
することで、星の色を好きに変更することができます。ここではベーシックな黄色にします。

ここで、この星をタテに立たせましょう。シェイプの周りにある曲がった矢印のようなアイコンは、角度を変えるアイコンです。クリックすると円が出てきて、角度を変えられます。

角度を変えるアイコンは、回転する場所によって合計3つあります。ここでは、星を2本足で立たせたいので、
・星の尖ったところからは少し離れている、ちょっと宙に浮いたアイコンをクリック
・円が出てきたら、上にある数字をクリック
・90と入力

これで、星の角度が変更されて、星が2足で立っているように見えます。
でも、このままだと地面にめり込んでて見づらいので、星の高さを変えます。シェイプの上に浮かんでいる三角のようなアイコンをクリックしてドラッグすると、高さを変えられます。

・三角アイコンをクリック
・上にドラッグして4だけ移動

ここで、星の裏側を見て見ましょう。このままだと、星の裏側がペッタンコですね。

もう一つ星を作って、ペッタンコの部分をくっ付ければ立体的になりそう……早速やってみましょう。
画面の左上にある、四角が三つ重なったアイコンはコピーアイコンです。
・星のシェイプを選択
・コピーアイコンをクリック
こうすると、星が同じ位置にコピーされます。

パッと見ではコピーされたかわからないけど、大丈夫!ドラッグして適当な場所にドロップすれば、ちゃんと2つの星が現れます。
ここで、星の厚さは2なので、コピー元の星に隣り合うように動かします。
・横に2だけ並行移動させる
位置が分かりづらければ、平面上の目盛りに合わせて置くと楽になりますよ。

動かせたら、コピー先の星を回転させましょう。
・平面にくっついている矢印をクリック
・角度を180に変える

これで立体的な星の完成!この2つの星のシェイプを、1つに変えましょう。
・キーボードのShift(⇧)キーを押しながら
・大きな方の円錐をクリック。
こうすることで、2つの星両方を選択することができます。

ここで、この二つのシェイプを合体させましょう。
画面の右上にある、四角と丸のつながったアイコンはグループ化アイコンです。
これをカチッとすることで、選択した二つのシェイプを合体できます!

ここで、星をツリーのてっぺんに飾りましょう。まずは高さを変えます。
・三角アイコンをクリック
・上にドラッグして49だけ移動

ここで、位置をツリーと揃えましょう。
画面の右上にある、縦線の横に四角の並んでいるアイコンは整列アイコンです。このアイコンをクリックすると、選択していたシェイプの周りに丸い印のついた四角い枠が現れます。
この丸をクリックすることで、二つのシェイプの縦・横・高さを揃えることができます。ここでは、下の方法で位置を中央に揃えましょう。
・縦の真ん中の丸をクリック
・横の真ん中の丸をクリック

クリックした丸が白くなったら整列完了です。
・グループ化アイコンをクリック
して、星とツリーを合体させましょう!

クリスマスツリーには、もっとたくさんの飾りをつけたいですよね?ここでは、ツリーの壁面にシェイプをくっつけることで飾りを作ります。
・画面の右から好きなものを選んでクリック
・ツリーの表面でまたクリック
これで、ツリーにシェイプをくっつけることができます!

つけたシェイプは、縦横高さを縮めてちょうどいい大きさにしておきます。

あとは、色を変えたり…

新しい飾りを同じようにツリーにつけたり…
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飾りをいっぱいつけたら、それらを合体しましょう。
ツリーと飾りの全体が入るようにマウスをドラッグすると、ドラッグした中にあるシェイプを全部選択できます。

・ツリーと飾りを全て選択
・グループ化アイコンをクリック
これでツリーは完成です!

2: クリスマスのアーチを作る
次に、広場に欠かせないアーチを作ります。
・画面右の「基本シェイプ」を「構造と景観」に変える。
・橋みたいなアイコンの「構造」をクリック。
・シェイプのリストを下にスクロールして、「Candy Cane」をクリック。
・作業平面上でまたクリック。

このキャンディケインを、さっきの星のように180度ひっくり返したものと繋げてアーチにします。
・キャンディを選択した状態でコピーアイコンをクリック
・コピー先を9だけ横に移動させる
・平面にくっついている矢印で角度を180度に変える
・両方のキャンディを選択してグループ化アイコンをクリック
ひと繋がりのアーチができました!ここで、
・縦の大きさを5
・横の大きさを20
・高さを30
にしましょう。

アーチができたら、てっぺんにつける飾りを作ります。ここでは雪の結晶を重ねて、冬らしい飾りを作りましょう。
・画面右の「基本シェイプ」を「設計スターター」に変える。
・シェイプのリストを下にスクロールして、「雪の結晶」をクリック。
・作業平面上でまたクリック。

次に、大きさと色を調整します。
・縦横の大きさを10
・高さを3
・色を薄目の水色に

1コだけだと物足りないので、今回は結晶の飾りを3つに増やします。コピーした結晶は両隣に置いて、少し小さめにします。
・雪の結晶を選択した状態でコピーアイコンをクリック
・縦横の長さを8、高さを2に
・色を青色にする
・位置は、結晶の端を揃えて、白い結晶と右側が3だけ被るようにする

あとは右もやって合体しましょう。
・青い雪の結晶を選択してコピーアイコンをクリック
・位置は、結晶の端を揃えて、白い結晶と左側が3だけ被るようにする
・3つの結晶を全部選択してグループ化アイコンをクリック

そうしたら、この飾りをアーチの上に取り付けます。まずは位置と角度の調整から。
・短い辺のところにある曲がった矢印で角度を90に変更
・高さを20に
・アーチと結晶の背中側が1だけ被るように位置調整

ここから、整列して合体します!
・アーチと結晶を両方選択
・整列アイコンで、アーチ正面の真ん中らへんにある丸をクリック
・グループ化アイコンをクリック

これで、アーチができました!
3: 広場を作る
ツリーにアーチができたら、広場を飾りましょう。まずはツリーとアーチの位置を調整します。
・アーチの角度をいい感じに変えてちょうどいい場所に置く
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ここから、広場にモノをどんどん入れていきます。
・右のシェイプたちを眺めて、ピンと来たものをクリック
・作業平面上でまたクリック
・大きさや位置、角度を調整する
ここでは、広場の大きさを80×80の大きさにしています。中心にはツリーが来るので、ツリーのだいたい30マス分くらいまでにはどこに何を置いても大丈夫です。
自分の欲しいプレゼントを置いてもいいし、広場にあったらいいモノを置いても楽しい。
ここではおすすめを3つ紹介します。
1: プレゼントボックス
・「設計スターター」から「Gift」を選んでツリーの根元に置く
・大きさは縦横が8、高さは9
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2: バスケットボール
・「遊びとゲーム」から「Basketball」を選んでツリーの根元に置く
・大きさは縦横高さで5
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3: 公園の街灯
・「構造と景観」から「Lamp post」を選んでツリーから少し離れた地面に置く
・大きさは縦横が5、高さは35
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その他にも、ベンチや楽器など、いろいろ試してみましょう。
素敵な広場になったと思ったら、最後に、全体に雪を積もらせます。
・右の「基本シェイプ」から直方体のシェイプをクリック。
・作業平面上でまたクリック。
・縦横は90、高さは1にする。
・色を白に変更

これで雪ができました。
・雪の真ん中がツリーになるように、雪を動かす
・画面をドラッグしてシェイプを全て選択
・グループ化アイコンをクリック
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これで、広場は完成です!
4: スノードームを作る
広場ができたので、次にそれを入れるスノードームを作りましょう。広場はここでは使わないので端っこにどけます。

まずは、スノードームの土台を作ります。
・「基本シェイプ」から、紫色の円錐をクリック。
・作業平面の上でまたクリック。
・縦横を100、高さを20にする。
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でっかい円錐シェイプができました。でも、この上にはスノードームは乗らなそう…
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ここで、画像右上の「円錐」と書かれた部分に注目。「上面半径」はてっぺんの円の大きさ、「ベース半径」は底面の円の大きさを示しています。ここで、「上面半径」を大きくすると、まるで丸い台形のような形にすることができます。
一番下にある「側面」はシェイプの滑らかさを表します。数字が大きいほどつるつるの円錐になります。
ここでは、
・「上面半径」を8
・「ベース半径」を10
・「側面」を最大の64
にしました。

土台の色は、好きな色に変えてみましょう。オススメは、クリスマスカラーで有名な赤や緑。水色や白も、雪っぽいオススメカラーです。

ここで、
・円錐シェイプを選択してコピーアイコンをクリック
しておきます。これは後で、スノードームの形を整えるのに使います。

次に、スノードームのドーム部分を作ります。
・「基本シェイプ」から青い「球」をクリック。
・作業平面上でまたクリック。
・縦横高さを100にする

「球」のところにある、「手順」は、円錐の時の「側面」と同じく、シェイプの滑らかさを示します。ここでは
「手順」を最大の24に設定。

そうしたら、球の中身をくり抜きます。
・球を選択してコピーアイコンをクリック
・コピー先のシェイプの縦横高さを98にする
・右上の「球」のところの、「穴」をクリック。
こうすることで、小さい球が灰色でスケスケになります。

「穴」になったシェイプは、別のシェイプと重ねる(「グループ化」と言います)ことで、その形に穴を開けることができます。後で使うために、これも1個コピーをとっておきます。
・「穴」になった球を選択してコピーアイコンをクリック

そうしたら、コピーのうち1つをさっき作った大きい球と合体させて、球の中を空っぽにします。
・「穴」になった球1つと大きい球をShift(⇧)キーで複数選択
・整列アイコンをクリックして縦横高さを中央に揃える
・グループ化アイコンをクリック

ドームの球ができました!でも、このままだと広場どころか、くり抜かれたかどうかもわからない……

そんな時は、
・右上の「シェイプ」にある「ソリッド」をクリック
・色を白にして、「透明」をクリック
することで、スノードームの中身が見られるようになりますよ。
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ドームを土台に乗せるために、下の部分をちょっと削ります。ここで使うのがさっき作った土台のコピー。
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・土台のコピーを「穴」にする
・土台とドームを複数選択
・整列アイコンをクリックして、縦横を中央に揃える
・グループ化アイコンをクリックして合体

これで、ドームは完成です!

5: 作った形を合わせる
最後に、全部の形を合わせていきます。まずは広場を土台の高さに合わせます。
・広場の高さを20に
ここで、広場をそのまま土台に載せようとすると、広場の端っこが少しはみ出してしまいます。

そこで、さっきとっておいた小さい球の穴を使って広場の形を整えます。
まずは、
・「基本シェイプ」から、直方体を作業平面上に作る
・縦横高さを全て100以上に
縦横高さの値は100以上ならなんでもOKですが、後で整列させるのが楽になるので、縦と横の大きさは同じにしておきましょう。

この箱の中身を、さっきの球の穴でくり抜きます。やり方はドームを作った時とだいたい一緒。
・「穴」になった球と大きい箱をShift(⇧)キーで複数選択
・整列アイコンをクリックして縦横を中央に揃える
・グループ化アイコンをクリック

合体したシェイプは、
・右上の「シェイプ」の「穴」を選択
してスケスケにします。

この穴の空いた箱自体を穴にすることで、広場と合体した時に球からはみ出た部分を削ることができます!
・穴と広場を両方選択
・整列アイコンをクリックして、縦横を中央に揃える
・グループ化アイコンをクリック
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これで、広場をドームの形にくり抜けました!
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最後に、
・ドーム、土台、広場を全て選択
・整列アイコンをクリックして縦横を中央に揃える
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こうすれば、スノードームの完成です!お疲れ様でした!
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