所属することへの執着を手放す ~辞めたいのに辞められないあなたへ~
こんにちは ロコロコです
慢性的な人員不足、理不尽な人間関係、改善されない環境
ストレスで押しつぶされそうな日々
退職を考えながらも、なかなかその一歩が踏み出せないことがありませんか?
いざ辞めるとなると、今後のことが不安になったり、辞めない方がいい理由をならべ、結局は我慢しながら踏みとどまってしまう…
そんなあなたが一歩踏み出し、辛い日々から抜け出すためにいくつかの
『手放した方がよいこと』があります。
今日はその中から「所属することへの執着」について、自分自身の体験から気づいたことをお伝えします。
執着を手放すことができたら、今よりずっと身軽になります。
新しい環境に向かうもよし
今までの環境で違った視点で頑張ってみるもよし
手放すことで起こる変化を感じてみてください。
・私が執着を手放したきっかけ
当時私は、特別養護老人ホームの相談員兼ケアマネをしておりました。
時はコロナ禍、世の中の閉塞感と慢性的な人手不足
集団で個人を攻撃する異様な空気
みんなが疲弊し、心身の状態に不調を訴える人が続出しました。
自分も心身ともに追い詰められていき、辞めるしかないと思い始める一方で、開設の準備から携わった施設への思い入れというか愛着もありました。
みんなで同じ方向を見て走り出した希望に満ちていたあの頃と比べ、今の状況が病気の我が子が苦しんでのたうちまわっているようにさえ感じ、簡単に見捨てることはできないという思いもありました。
でも、それは私の一方的な思い入れに過ぎず、現在の役員も職員もそんなことは知らないしどうでも良い。
出資した創業者でもなければ役員でもなく、加えて、古くからいる職員を一掃してしまおうという派閥もあるなかで、私一人、いてもいなくてもなんら影響はないのです。
そう考えると、自分を大事にすることができない環境に、無理をしてまで居続ける必要はありません。
地域ではそこそこ大きな法人に所属し、他所に行って新たに人間関係を構築するよりも、慣れ親しんだ今の環境にいれば何かと無難であり、定年までここにいれば安泰だと思っていました。
一つのところに長年所属することにより、そこから抜け出す自分が想像できないくらいどっぷり浸かり、苦しくても頑張ってしまっていたのでしょう。
ここでやっと、「愛着」だけではない「執着」に気づいたのです
自分にとってのコンフォートゾーン(居心地の良い場所、領域)の外側に出ることは勇気のいることですが、少なくとも居心地の良い場所ではなくなったことで、自分を客観視する機会が得られ、所属することへの執着を手放すことができたと思います。
このことで肩の力が抜け、不思議と物事は良い方向に進んで行きました。
もしも、今の環境から抜け出せずにいるとしたら、こんな理由が潜んでないか、一度ご自身とじっくり向き合ってみてください。
所属することによって得られる安心感もあります。ですが、所属集団を意識しすぎると、孤立が怖くなり無理をしてしまうこともあります。
そこに居続けるために頑張ってしまい、本来の意思ではない行動をすることで辛くなります。流され過ぎず、自分らしさを保つことも大切ですね。
我慢が限界に達し、あなた自身が壊れてしまう前に、思い切って手放してしまいましょう
最後まで読んでいただきありがとうございます
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