重力があなたの体を壊す?それとも鍛える?運動の重要性とは
生まれてから死ぬまで変わらないものっていくつかありますよね?
・酸素がないと生きていけない
・食べないと死んでしまう
・誕生日
・DNA
・自分の肘は舐めることができない
・お尻の割れ目の数
生きていくうえで絶対的に必要なものもあれば、
どうでもいいものもありますね。
酸素と同じように目には見えないけど、
常にあるもの、
厳密には自分に負荷がかかり続けているものを
ご存知でしょうか?
タイトルに書いてあるとおり、
「重力」です。
実は運動には切っても切れない関係にある、
重力に関して解説します。
![](https://assets.st-note.com/img/1738913832-OyIChlUk1i3tEfrBHunqeKx0.png?width=1200)
重力とは
地球が物体を引きつける力ですね。
東京にいてもアメリカにいても、
今日でも明日でも、
いつでも変わらずにかかり続けます。
今日は疲れてるから、
重力の負荷を半分にしてと言っても、
誰も半分にしてくれません。
人は重力に拮抗し続けなら生きているといえます。
宇宙に行ったことはないですが、
無重力といわれている宇宙で、
宇宙飛行士は1日に何時間ものトレーニングをしています。
筋肉は3つの働きがある
続いて人の筋肉についてお話しします。
筋肉は大きな力を発揮してくれますが、
実は3つの力の発揮の仕方があるのです。
※後ほど重力とつながります。
・コンセントリック収縮(筋肉が縮みながら力を発揮する)
・エキセントリック収縮(筋肉が伸びながら力を発揮する)
・アイソメトリック収縮(筋肉の長さが変わらず力を発揮する)
ここから専門用語の解説です。
コンセントリック収縮(筋肉が縮みながら力を発揮する)
![](https://assets.st-note.com/img/1738913811-AHvhs1C9JoZ4lyuRzEMTpdtc.png?width=1200)
コンセントリック収縮(筋肉が縮みながら力を発揮する)
図のようにダンベルを上に持ち上げる時、
力こぶを縮めモリッとさせて、持ち上げます。
重力に対して拮抗している時に縮むことが多い働きです。
エキセントリック収縮(筋肉が伸びながら力を発揮する)
![](https://assets.st-note.com/img/1738914041-Ik5jvC1dxFShHwXgJu0piOn8.png?width=1200)
筋肉が伸びながら力を発揮する種目です。
上に持ち上げたダンベルを、
ブレーキしながら下に降ろす時、
力を発揮しているイメージは沸きますか?
力を抜けば一気にダンベルが落ちると落ちます。
ブレーキをすればゆっくり降りていきますよね。
アイソメトリック収縮(筋肉の長さが変わらず力を発揮する)
![](https://assets.st-note.com/img/1738914607-gcMuSjBVkHZ3eXpQtCNsP5lz.png?width=1200)
筋肉が長さを変えずに力を発揮することです。
肘の角度を90度にしたまま維持することでも、
筋肉は活動します。
![](https://assets.st-note.com/img/1738915330-kMpnKZs16QFxoIEdV0ujw3ON.png?width=1200)
こういった体幹のトレーニングは、
誰しもが見たことやったことがあると思います。
筋肉の3つの働きを解説しましたが、
日常生活やスポーツで活動するのはどの働きかご存知でしょうか?
人は無意識で行動している
背筋をまっすぐにして後ろにのけ反って、
腹筋を触ってみてください。
![](https://assets.st-note.com/img/1738925971-2pTzb70DwhcXNSRv3u9VdYmG.jpg?width=1200)
勝手に力が入ってないでしょうか?
腹筋の筋肉は伸びている状態です。
逆に背骨を丸めた時にお腹を触るとどうでしょうか?
![](https://assets.st-note.com/img/1738926021-9PphLM15FEkilbsArYn3eyUZ.jpg?width=1200)
力を入れずともできていると思います。
腹筋の筋肉は縮んでいる状態です。
行動した時に無意識で使われるのは、
筋肉が伸びた時に力を発揮します。
そうです。
伸びながら力を発揮する
エキセントリック収縮の時です。
人は動作をすればするほど、
勝手に筋肉が引き伸ばされ、
力を発揮します。
何か重たいものを持とうと積極的に意識して行わないと、
筋肉を縮めながら発揮することはあまりないです。
※もちろんゼロではないですが
動き続ければ、
重力に対して拮抗する時間が必然と多くなり、
無意識に鍛えることになります。
※強度は人によって異なりますが
現代社会では、
デスクワークがほとんどになりました。
座って背もたれに寄りかかっている姿勢は、
とても楽ですが、
重力に拮抗している要素は少なくなり、
半無重力と言っても過言ではないと思っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1738916625-7AsCq5F6rGlEQated4X9JnMo.png?width=1200)
座る時間が長く、
重力に拮抗する時間が短くなればなるほど、
重力によって姿勢が崩れていきます。
まとめ
重力と筋肉の関係に関して解説してきました。
運動することはとても大事ですが、
その前に座る時間を短くする工夫も大切です。
スタンディングデスクにしたり、
立ったり座ったり姿勢を変えることを小刻みにしたり。
そのうえで、
座って崩れた姿勢に対して、
ストレッチしたりエクササイズなどの運動ができると、
重力に対して効果的に鍛えることができます。
まずは座りすぎはまずいと認識し、
さらに立って仕事した方がパフォーマンスが高いと、
実感できると重力を味方できます。
姿勢を偏りを改善するストレッチとエクササイズを
毎朝7時から実践しております。
朝からパフォーマンスが高い身体を一緒に作りましょう!
メルマガ登録していただきますと、
無料で身体のチェックを行っております。