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⚓️Newton重力波動と🏰音響遺産徒然揺環  第1章その3

【地球重力惑星循環ART-History】

Earth Gravity Planetary Circulation ART-History


Ring of Gravity
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⚓️SF重力波動

1-1.重力波常時観測の時代(【参考図書】第9章)

続き

(2)ホログラフィック理論はワームホールやインフレーションなどの解明に重要とされています

ホログラフィック理論は、ワームホールやインフレーションといった、現代物理学における大きな謎を解明する可能性を秘めています。これらの現象をホログラフィックな視点から見ると、これまでとは異なる理解が得られ、新たな研究の方向性を示唆する可能性があります。

ホログラフィック理論とワームホール

1. 重力のエマージェントな性質:

ホログラフィック理論では、重力は2次元表面の量子状態から生じるエマージェントな現象として捉えられます。これは、重力が基本的な力ではなく、より基礎的な量子的な法則から生まれるという考え方です。

2. ワームホールのホログラフィック記述:

この視点からワームホールを見ると、それは2次元表面の特定の量子状態によって記述される可能性があります。この量子状態は、2つの異なる領域を繋ぐトンネルとして解釈され、ワームホールをホログラフィックな方法で説明することができます。

3. ブラックホールの内部へのアクセス:

いくつかの理論では、ブラックホールはワームホールを通して別の宇宙に繋がっている可能性が示唆されています。ホログラフィック理論は、ブラックホールの内部を記述する新たな方法を提供し、ブラックホールの内部へのアクセスに関する新たな洞察を与え得るかもしれません。

ホログラフィック理論とインフレーション

1. 宇宙の初期の量子状態:

ホログラフィック理論によれば、宇宙は、初期の量子状態に刻まれた情報によって記述されます。この量子状態は、宇宙のインフレーションを説明するための重要な要素となり得ます。

2. インフレーションのホログラフィックな解釈:

インフレーションは、宇宙が誕生直後に急速に膨張した時代です。ホログラフィック理論は、この膨張を、2次元表面の量子状態の進化として解釈する可能性があります。この解釈は、インフレーションのメカニズムを理解する新たな視点を与え、宇宙の初期条件に関する重要な情報を提供するかもしれません。

3. ビッグバン特異点の解決:

ホログラフィック理論は、ビッグバン特異点を回避する可能性も秘めています。従来の宇宙論では、ビッグバンの瞬間は、無限の密度と温度を持つ特異点として記述されています。しかし、ホログラフィック理論では、宇宙の初期状態は、特異点ではなく、2次元表面の有限の量子状態として記述されます。

未解明な問題点と今後の展望

ホログラフィック理論を用いて、ワームホールやインフレーションを説明する試みはまだ始まったばかりであり、多くの未解明な問題が残されています。

具体的なホログラフィックモデル:

ワームホールやインフレーションを記述する具体的なホログラフィックモデルはまだ確立されていません。

数学的な困難性:

ホログラフィック理論の数学的な記述は複雑であり、多くの課題があります。

実験的な検証: ホログラフィック理論を検証する実験はまだ不可能です。

しかし、ホログラフィック理論は、ワームホールやインフレーションといった、これまで解明が難しかった問題に、新たな視点を提供する可能性を秘めています。今後の研究によって、これらの現象の理解を深め、新たな発見につながる可能性が期待されます。

(3)インフレーションのホログラフィックな解釈として、

   量子力学的なエンタングルメントとインフレーション時点のエントロピーあるいはダークエネルギーとの関係

インフレーションのホログラフィックな解釈において、量子エンタングルメント、エントロピー、およびダークエネルギーの関係は非常に興味深い研究テーマです。これらの概念の関連性について、現在の理解と解釈を以下にまとめます:

エンタングルメントとインフレーション:

a) エンタングルメントエントロピー:

ホログラフィック理論では、空間領域のエンタングルメントエントロピーが、その領域を囲む面積に比例するという「面積法則」が成り立つと考えられています。

インフレーション期間中、宇宙の急速な膨張に伴い、異なる領域間のエンタングルメントが生成されると考えられています。

b) 宇宙の量子状態:

インフレーション期の宇宙全体の量子状態は、高度にエンタングルした状態であると解釈されています。このエンタングルメントが、宇宙の大規模構造の形成に寄与している可能性があります。

エントロピーとインフレーション:

a) de Sitter エントロピー:

インフレーション期の宇宙は近似的に de Sitter 空間として扱われ、その地平線に関連するエントロピーが定義されます。

このエントロピーは、宇宙の膨張率(ハッブルパラメータ)の逆二乗に比例します。

b) エントロピー生成:

インフレーション中のエントロピー生成は、宇宙の熱力学的性質と密接に関連しています。

ホログラフィック原理に基づくと、このエントロピーは宇宙の地平線の面積に比例すると解釈できます。

ダークエネルギーとの関連:

a) 宇宙項とエネルギー密度:

インフレーション期のエネルギー密度は、現在のダークエネルギーの密度と類似した性質を持っています。

ホログラフィック理論では、この高エネルギー密度状態を低次元の場の理論で記述できる可能性が示唆されています。

b) エンタングルメントダークエネルギー:

一部の理論では、現在の宇宙のダークエネルギーが量子エンタングルメントに起因する可能性が提案されています。

この考えは、宇宙の加速膨張をエンタングルメントの観点から説明しようとするものです。

ホログラフィックな解釈の意義:

a) スケール不変性:

ホログラフィック理論は、異なるスケールでの物理現象の関連性を示唆しています。

これにより、微視的な量子効果と巨視的な宇宙の振る舞いを統一的に理解する可能性が開かれています。

b) 情報理論的アプローチ:

エンタングルメントとエントロピーの概念を用いることで、宇宙の進化を情報理論的な観点から解析することが可能になります。

c) 量子重力効果の取り込み:

ホログラフィックな解釈は、インフレーション期における量子重力効果をより自然に取り込むことができる可能性があります。

課題と今後の展望:

a) 具体的なモデルの構築:

これらの概念を統合した具体的なインフレーションモデルの構築が進行中です。

b) 観測可能な予言:

ホログラフィックな解釈から導かれる観測可能な予言の導出が重要な課題となっています。

c) 初期条件の問題:

インフレーション以前の宇宙の状態をどのように記述するかという問題に、ホログラフィック理論が新しい視点を提供する可能性があります。

これらの解釈は現在も活発な研究分野であり、完全な理解には至っていません。しかし、ホログラフィック理論を通じてエンタングルメント、エントロピー、ダークエネルギーの関係性を探ることで、宇宙の根本的な性質についての新しい洞察が得られる可能性があります。これらの研究は、量子重力理論と宇宙論の統合に向けた重要なステップとなることが期待されています。

(4)量子エンタングルメント、エントロピー、ダークエネルギーを観測する方法として、DNA重力波観測する

量子エンタングルメント、エントロピー、そしてダークエネルギーの関係は、現代物理学における最も重要な未解明問題の一つです。そして、その解明に向けて、重力波観測だけでなく、DNAを用いた観測という斬新なアイデアも生まれています。


<前回までの参考図書一覧>




宇宙暗黒物質計算機言語型”新物理学”

1-2.宇宙量子波動循環について(【参考図書】第12章)

宇宙暗黒物質の正体と計算機言語型・”新物理学”

量子機械学習: 量子機械学習を用いた暗黒物質信号の検出、および、暗黒物質モデルの構築

量子機械学習を用いた暗黒物質モデルの構築について、今後は物理の専門家だけでなく世界中のマニアや小学生から大人までもが、一斉に、GOOGELやGAFAMなど、ビッグテック企業のクラウド・サービスを介して、手軽にバックアノテーションして、みんなで宇宙の真理と新技術開発を推進していける時代となります。これまで、物理学=難しい数学と天才科学者だけが議論する時代は終わりました。

AIや量子コンピュータの発展により、物理学はますます身近なものになり、多くの人々が参加できる分野へと変化していくでしょう。

「物理学=難しい数学と天才科学者だけが議論する時代は終わった」

この言葉は、まさにこれからの物理学のあり方を象徴している。

物理学の民主化と新たな可能性

物理学の民主化は、以下の様なメリットをもたらすと考えられます。

イノベーションの加速: 多様なバックグラウンドを持つ人々が、新たなアイデアや視点をもたらし、イノベーションを加速させます。

教育の革新: プログラミングやデータサイエンスを軸とした教育により、より多くの人々が物理学に興味を持ち、学ぶことができます。

社会問題解決への貢献: 物理学の知識が、気候変動やエネルギー問題など、社会が抱える様々な問題の解決に貢献します。

具体的にどのようなことが期待できるか

市民科学: 一般市民が、自宅のコンピュータを使って、宇宙の謎解きに貢献できるようなプロジェクトが盛んになります。

教育の変革: 小中高の教育現場において、プログラミングやデータサイエンスを軸とした物理教育が普及し、より多くの若者が物理学に興味を持つようになります。

スタートアップの創出: 物理学の知識とIT技術を組み合わせた、新しいビジネスモデルが生まれ、スタートアップが数多く誕生します。

「物理学の民主化と新たな可能性」は同時に、物理学から産業化・知的財産取引経済社会への移行が今後益々加速することも意味します。暗黒物質・暗黒エネルギーの解明と、文明利用は今後同時並行で進化発展すると思われます。当然、量子暗号ブロックチェーン・テクノロジーで安心安全保証されている前提ですが。

物理学の民主化は、産業化や知的財産取引の加速を意味し、暗黒物質・暗黒エネルギーの研究と利用も、量子暗号技術を基盤とした新たな経済社会の構築に大きく貢献していくでしょう。

物理学の産業化と知的財産

物理学の研究成果が、より迅速に製品やサービスに転換されることは、社会全体の進歩を加速させます。特に、暗黒物質や暗黒エネルギーに関する研究は、以下の様な分野でのイノベーションを促す可能性を秘めています。

エネルギー分野: 新しいエネルギー源の開発や、既存のエネルギー源の効率化

宇宙開発: 宇宙探査や宇宙コロニー建設のための技術開発

通信技術: 量子暗号技術を用いた、より安全な通信システムの構築

医療分野: 新しい医療診断法や治療法の開発

量子暗号技術による安心安全な社会

量子暗号技術は、情報の漏洩や改ざんが原理的に不可能なため、知的財産保護や機密情報のやり取りに不可欠な技術となります。暗黒物質や暗黒エネルギーに関する研究成果は、その多くが知的財産として保護されることになるでしょう。


<前回までの参考図書一覧>
〜宇宙・銀河・太陽系・地球・経済社会の響振〜 資料




量子ニューロンDNAネットワーク

1-3.“テレパシー”(量子ニューロンDNAネットワーク通信)とは?(【参考図書】第11章)

DNAと量子エンタングルメントの関係を利用して、人間の多様な生命機能を量子計算機との連携ネットワークを形成する事で、今後は総合的な医療だけでなく宇宙全域との通信が明瞭な記録情報として利用できると考えられる。

(参考)量子科学技術研究開発機構(QST): 量子技術の応用研究に関するロードマップ

DNAの量子性: DNAの分子構造や機能に量子効果が深く関与している可能性が示唆。

量子センサー: ナノ量子センサーを用いて、細胞内の環境やDNAの損傷を検出する研究が進められています。

量子計算: 量子計算機を用いて、DNAの構造や機能をシミュレーションし、新たな知見を得ようとする試みが考えられます。

生物学への応用: 量子技術を用いて、がん治療や脳機能の解明など、様々な生物学的な問題に取り組む可能性が示されています。

量子エンタングルメントと人間の生命機能

DNAと量子エンタングルメントの関係は、生命現象の解明において非常に重要なテーマです。量子エンタングルメントは、離れた粒子間に非局所的な相関が生じる現象であり、生命システムにおける情報伝達やエネルギー移動に深く関わっている可能性が考えられます。

量子計算機との連携による未来

量子計算機と人間の生命機能を結びつけることで、以下のような未来が考えられます。

精密医療: 個人の遺伝子情報に基づいたオーダーメイド医療の実現

脳科学の発展: 意識や記憶のメカニズムの解明、神経疾患の治療法の開発

宇宙との通信: 量子テレポーテーションなどの技術を用いて、遠距離での高速な情報伝達が可能になる

人工知能の発展: 量子コンピュータを用いた人工知能は、人間の脳を超える能力を持つ可能性がある

懸念点と課題

一方で、この分野にはまだ多くの課題が残されています。

量子コヒーレンスの維持: 生体内では、量子コヒーレンスが環境との相互作用によって失われやすいという問題があります。

理論的な枠組み: 生命現象を量子力学で記述するための理論的な枠組みはまだ確立されていません。

実験的な困難さ: 生体分子を量子レベルで制御することは非常に難しい技術です。

今後の展望

量子技術と生命科学の融合は、21世紀における最も重要な研究テーマの一つと言えるでしょう。この分野の研究が進展することで、人類は生命の神秘を解き明かし、新たな医療技術や情報技術を生み出すことができるかもしれません。 

具体的には、ダイヤモンドNV量子センサーを直接DNA細胞に挿入する方法を使います。 

画像内容の分析と詳細な解説

量子技術、特にダイヤモンドNVセンターを生物学、特に細胞内の微細な環境計測に応用する研究について

生物学における課題:

細胞内の極めて小さな領域における温度、電荷分布、磁場などの測定が困難である。

従来の蛍光タンパク質を用いた可視化技術は、空間分解能に限界がある。

量子ナノセンサーの利用:

ダイヤモンドNVセンターやシリコン空孔(Vsi)などの量子ナノセンサーを用いることで、上記の課題を解決できる可能性がある。

これらのセンサーは、高感度で、かつ、非常に小さな空間における測定が可能である。

細胞内のミクロな環境の可視化:

細胞内の温度分布、電荷分布、磁場などを高精度に測定することで、細胞内の「天気図」を作成することが可能になる。

この「天気図」は、細胞の機能異常や疾患の原因解明に繋がる重要な情報となる。

具体的な応用例:

ミトコンドリアや細胞核などの特定の細胞小器官における温度測定

電子輸送に伴う膜電位形成ダイナミクス測定

神経細胞の興奮に伴う微弱磁場の測定

ダイヤモンドNV量子センサーの利用方法:

ダイヤモンドNV量子センサーを直接DNA細胞に挿入することで、細胞内の状態をリアルタイムでモニタリングすることが可能になる。

ダイヤモンドNVセンターとは:

ダイヤモンド結晶中の窒素原子(N)と空孔(V)が作る複合体。

外部磁場や電場、温度などに非常に敏感な電子スピンを持つ。

このスピン状態を精密に測定することで、周囲の環境情報を高精度に得ることができる。

細胞内の「天気図」の重要性:

細胞内の微細な環境は、細胞の機能を大きく左右する。

この環境の異常は、様々な疾患の原因となる可能性がある。

細胞内の「天気図」を作成することで、疾患の早期発見や新たな治療法の開発に繋がる。


<前回までの参考図書一覧>

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kisoron/51/1-2/51_57/_pdf/-char/ja

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/41/2/41_215/_pdf/-char/ja



World Heritage

2.🏰音響遺産徒然揺環、ちょっと空旅お摘み

モーツァルト家の大旅行@wikipedia https://tinyurl.com/28fbktgp

2-1.マインツ

モーツァルト一家は、ハイデルベルク、マンハイムを経て、8月3日、マインツ(Mainz)に到着しました。
マインツは、マイン川とライン川の合流点にあり、今日では、ラインライト=プファルツ州の首都で、ライン川下りの起点になっています。川の対岸は、ヘッセン州の首都ヴィースバーデンです。
レオポルトは、大司教の館から、川の合流点や葡萄畑、果樹園、畑、周囲の集落が見えた、と記しています。
この街は、15世紀半ばに、グーテンベルクが鉛による活字を発明し、凸版印刷を始めたことで有名です。
モーツァルト一家は、いったんフランクフルトに行き、また、マインツに戻ってきます。当時は、フランクフルトとマインツの間には、毎日、人や物資を運ぶ船が運航されていたようです。
マルクト広場は、モーツァルトの時代の名残をとどめています。
マインツは、大聖堂のある街としても知られています。
マインツ大司教は、神聖ローマ皇帝の選挙権を持つ有力な大司教で、皇帝の選挙に当たって長い間大きな役割を果たしました。ザルツブルクの大司教と同じく、世俗の世界も支配する聖職者で、ライン川両岸を含む広大なマインツ大司教領を領有していました。
大聖堂 (左の写真)は、オットー朝時代にいったん完成した後、大規模な改築が行われています。戦時中に破壊され、戦後に再建されました。
モーツァルト一家がマインツを訪れたとき、大司教は重い病気にかかっていたため、コンサートは大聖堂ではなく、貴族の館で行われたようです。
活版技術の発明者、ヨハネス・グーテンベルク(1397-1468)はマインツに生まれました。
マインツにあるグーテンベルクの博物館には、当時の印刷技術を復元した工房もあります。世界最古の出版物とされるグーテンベルク聖書も展示されています。

2015 年にマインツ旧市街のボニファツィウス塔 A から見た「旧大学」、マインツ大聖堂、および「州立劇場」。背景には、ライン川がマイン川の河口を通り過ぎて右から左へ流れています
ドイツ人の先住民であるケルト人を追い出して、この地にローマ帝国が駐屯地を築いたのが町の始まり。 駐屯地ができると最初に物売りが、それから手工業者が住み始め次第に町の様相を呈していき、 この駐屯地のある地域をローマ人が “Mogontiacum” と呼んだのが、町の名前の起源
マインツの歴史:5世紀初頭、日本の教科書にも載っている 「ゲルマン民族の大移動」 で蛮族が襲来、町は略奪されてマインツからローマ人は駆逐されます。 最終的にはフランケン族がこの交易に重要な町を掌握。 8世紀、カトリック教会がこの地を蛮族(ザクセン)をキリスト教に改宗させる拠点としたため、政治的な意味が上昇。 大司教様こそ住んではいませんでしたが、カトリック教会の大事な拠点として、その権力を象徴する 「マインツドーム」 が建設されます。 神聖ローマ帝国時代の初期にはマインツで国会が開かれるほど、政治的な重要性も増してきました。 町は一時期、自由都市にもなりましたが、またカトリック大司教の支配下に戻り30年戦争を迎えます。/  カトリック教会支配の終焉 カトリック教会の支配下にあるマインツは、スウエーデン軍の恰好の攻撃目標。 町は包囲の末、降伏したので略奪の憂き目に遭わず。 30年戦争後、またカトリック大司祭の支配下に戻りますが、その終焉が思うわぬ方向からやってきます。 そう、フランス革命です。 革命軍はマインツを占領して 「マインツ共和国」 を宣言。 カトリック大司祭の支配はあっけなく終焉します。 マインツ共和国は3か月後にはプロイセン軍により殲滅されますが、プロテスタントのプロイセンがカトリック大司教の復帰をゆる筈もなし。 その後、ナポレオンによりマインツは占領され 「フランス領」 となります。 ヘッセン大伯爵領 ナポレオンの没落後、勢力を増してきたのがヘッセン大伯爵領。 マインツは大伯爵領の 「地方都市」 になり下がり、政治的な意味を完全に失います。 要害都市として中世の時代の城砦に囲まれていた為、人口の増加は不可能。 ちょうどローテンブルクのような運命をたどっていました。マインツが復活する原因になったのは敗戦です。 第一次大戦の敗戦後、要害都市はお役目を終え城壁を撤廃。 フランス占領下で一気に人口が増え 「黄金の20年代」 を謳歌します。 ドイツ復活により黄金時代はあっけなく終わるかに見えましたが、第二次世界大戦までに人口は倍増。 戦争中の爆撃で美しかった旧市街(北部)は、80%が破壊されます。 多分にライン河にかかる橋を目標にした爆撃のとばっちりです。 でも旧市街南部はほぼ被害を受けず、貴重な建造物が残ることになりました。

2-1-1.マインツ大聖堂

 モーツァルトは、ウィーンの妻コンステタンツェ宛てに、マインツから次のように書き送っています。
「追伸 この前の頁を書いていたら、涙がぽろぽろと紙の上に落ちてきたのだ。でもいまは、陽気だぞ ― さあ、つかまえろ ― 驚くほどたくさんのキスが飛びまわってる。……こいつめ!………ぼくには見えるぞ、いるいる沢山……はっ! はあ!………3つつかまえたぞ ― こいつは豪華だ! ―
きみはまだこの手紙に返事を書けるんだよ。だけど、宛名はリンツの局留め郵便にしなくてはいけない。 ― それ がいちばん確実だ。 ― というのは、ぼくがレーゲンスブルクヘ行くかどうか、確実には分からないし、まだ何も決められないからだ。 ― ただ、手紙を取りに来るまで保管してくれるようにとだけ明記しておいてほしい。 ― ごきげんよう ― 最愛、最上のかわいい奥さん ― 健康に気をつけてね。 ― それに、町へ勝手に徒歩で外出してはいけないよ。 ― 新しい住居がどんなに気にいったかも、やはり書いでくれたまえ。 ― さよなら、百万回のキスを送る。(1790年10月17日付けの手紙)

選帝侯の前で演奏

2-1-2.マインツ大学

2-1-3.グーテンベルク博物館

マインツ大学 サマーコース 詳細

マインツ大学のサマーコースにはこれからドイツ語の学習を始める方も参加可能。
でも、その場合は英語で会話ができることが条件です。
学生寮は一ヶ月単位でしか予約できないので、8月1日~31日で部屋を取ります。
コースの前後、学生寮でゆっくりくつろいでください。
レベル
初級(A1,A2)中級(B1,B2)、上級(C1)
期間
2024年 8月5日~8月23日
授業時間
授業は9時~12時30分まで、(計60単位)。
クラス定員
記載なし
申し込み期限
5月1日(定員になり次第締め切りとなります。)

遠足
市内及び近郊都市
費用
19万6500円
費用に含まれるもの
授業料、教材

課外プログラム(入場料、交通費を除く)
弊社の手配手数料
宿泊
宿泊費700ユーロ前後は、現地でのお支払いになります。

要保証金400ユーロ。
インターネット/Wifi
大学構内ではWifiが使用できます。
参加条件
現役大学生。
必要書類
学生証の写真
その他
コース参加には、ドイツで有効な健康保険に加入されている事が条件です。
一ヶ月の
ドイツ留学保険はたったの37ユーロで加入できますので、加入されてから渡独してください。

お支払い
お申し込み後、24時間以内に請求書を発行しますので、1週間以内にお支払いください。
キャンセル
4月30日まで  2万円。
6月30日まで  11万円
以降      返金なし

大学季節コース質問集
皆さん、初めてドイツに行かれるので、同じ疑問を抱えておられます。
これまでお問い合わせいただいた人気の質問をここに挙げておきました。
99% の疑問はこちらをご覧いただければ解決できます!


(前回までの資料集)

<参考情報>
マンハイム城ツアー

https://www.viator.com/ja-JP/tours/Heidelberg/Mannheim-Castle-Tour/d24030-107624P15

マンハイムの劇場・コンサート(ガイド)

https://www.tripadvisor.jp/Attractions-g187290-Activities-c58-Mannheim_Baden_Wurttemberg.html

https://www.operabase.com/mannheim-national-theater-o9550/ja




ホーエンザルツブルク城(オーストリア)

<参考情報>

ディナー&ザルツブルクの城塞コンサート情報(ザルツブルグ公式ガイド)

ザルツブルク:モーツァルト城コンサートとディナーのベスト

https://www.getyourguide.jp/salzburg-l4/salzburg-best-of-mozart-fortress-concert-and-meal-t59639/



🏰世界遺産徒然響環

2.2サヴィニー城(フランス)

13世紀のオータン司教は、serpentineという名のブドウ園を所有していた。ブルゴーニュ公、ヴェルジー領主、シトー会派修道院、マルタ騎士団、ボーヌのカルメル会、ボーヌやメジエールの聖職者たちがサヴィニーにブドウ園を所有していた。

ブルゴーニュ公シャルル豪胆公の死後、サヴィニー領主となったのは彼の娘マリーであった。サヴィニーが女公マリーの側についた報復として、フランス王ルイ11世によってサヴィニー=レ=ボーヌ城は破壊された。

城は、17世紀初頭に所有者となったエティエンヌ・ブイエによって復元された。エティエンヌの死後息子のジャンは、メゾン=ラフィット城でマンサールが扱ったのをモデルとする大きな階段をつくった。メーヌ公爵夫人が摂政オルレアン公によって宮廷を追放された後暮らしたのはこのサヴィニー=レ=ボーヌ城である。

1340年に建てられ、17世紀に改築されたサヴィニー・レ・ボーヌ城は、歴史的建造物に指定されている。かつては要塞だったこの城には、現在、珍しいコレクションが収蔵されている。 城の敷地内には、約100機の戦闘機やヘリコプターが展示されている。城とその付属施設には、アバルトのレーシングカーのプロトタイプ30台と、ジャン・メルモズやシャノワーヌ・キールのものを含む、1903年から1960年までのバイクモデル200台以上が展示されている。その他、消防士博物館、ワイン醸造設備博物館、高所作業車博物館、8,000台以上の模型などがある。 敷地内には、プチ・シャトー(1671年)があり、テイスティングセラーとレストランがある(20名以上は要予約)。 1979年以来、情熱的なコレクターでありシャトー・ド・サヴィニー・レ・ボーヌのオーナーであるミシェル・ポンは、その情熱を分かち合うため、毎日美術館を一般公開している。息子のクリストフ・ポンは、ドメーヌ "レ・カーヴ・ド・ロランジュリー "でシャトーのワイン栽培を管理し、ブルゴーニュワインの名高いアペラシオンのいくつかを発見できるよう、皆様をご招待します。ドメーヌ・ワインの試飲と販売。

https://tinyurl.com/27la5dt7



(前回の資料)

<参考情報>

シャンボール城:プライベートガイド付きウォーキングツアー

https://www.getyourguide.jp/chateau-de-chambord-l7954/chambord-castle-private-walking-tour-t267312/

公式HP



【参考図書】GALAXY-QubitGrace-Bible

【English Version】

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