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タンポポすらも魔術に使うんだぜ!意外と万能なハーブ(; ・`д・´)。

 ※この記事はアフィリエイトの商品載せてます~のであしからず。

 最近、世の中がキナくさくなりましたよね~。
 このままいったら食料不足が加速するかも?だし、医療もひっ迫しそうですよね~。
 こんな時こそハーブの出番!
 (と、便乗してみる・・・へへへ)。

 ということで、今回は、そこらへんでも手に入るハーブ「タンポポ」について、普通の話から魔術的な話まで書いていきます。


1 タンポポって?

 英語でDandelion(ダンディライオン)と呼ばれてる植物っす。
 名前の由来は刃のギザギザがライオンの刃に見えることからだとかなんとか・・・。
 ※もともとフランスでは「ダン=ド=リオン」が「ライオンの刃」という意味だそうです。
 かなりの種類がありますが、まあ、西洋のものも含め、そこら中に見かける植物です。
 その他「司祭の冠」とか不名誉なものだと「おしっこベッド」「豚の花鼻」なんて名前もありますが、まあかっこ悪いので「司祭の冠」ぐらいまでおぼえておいて、あとは忘れましょう(都合が悪いものは忘れるに限る!)。

 そこらへんにあるくせに、薬効はかなり良く、結構幅広く使われています。


2 薬効と使い方

 タンポポってすべての部位が有効(種と綿毛はしらね)らしくて、一般的には肝臓洗浄剤、利尿剤、血液浄化剤として使われます。
 (茎な特に苦いから・・・捨てていいかな)。
 根は肝臓と消化器の薬としてよく使用され、若い葉は尿路と腎臓から老廃物を排出する利尿作用があるそうな。
 なお、穏やかなデトックス効果があり、手足と顔の浮腫に効果的となっています。
 エストロゲン過剰やエストロゲン癌(乳房のしこり、長い周期、月経前症候群、生理痛)にも効果があるとされていて、テストステロン過剰の男性の怒りっぽい性格にも効くだとか(まあ、いわゆるヒステリック?ってやつですかね?そういうやつには、溺れるぐらい毎日煎じたものを飲ませるべき(; ・`д・´))。

 なお、稀ですが、キク科の植物に敏感な方は少し注意。
 乳白色のラテックスにアレルギー反応を起こす人もいます。
 また、胆嚢や腎臓に問題のある人は、タンポポを摂取する前に医師に相談したほうが良いかもしれません。
 あと血液凝固阻止剤や利尿剤を服用している人は、タンポポを避けてください。

3 民間療法における使用法

 ・チンキ薬
  ■新鮮な葉と花1に対して、60%以上のアルコール2~3の割合で漬け込む。
  ■新鮮な根1に対して、60%以上のアルコール2程度の割合で漬け込む。
  ■乾燥した根を使用する場合は、根に対して5の割合で60%以上のアルコールに漬けこむ。
 漬け込み時間はだいたい1ヶ月。
 直射日光を避け、できれば遮光瓶に入れ、毎日振ってかき混ぜる。

 だいたい1日の使用料は4適~120適ぐらいまで。
 お茶などにまぜて飲む。
 で、たとえば1日4適なら、それを4回ぐらいにわけてバランスよい時間で摂取する。

 ・グリセリン抽出
 新鮮な根1に対して、グリセリン40%~50%、アルコールか精製水を50%~60%で混ぜて漬け込む。
 ※アルコール苦手な方は化粧水などを自作するときに使用する精製水を使ってください。ただし、生の根を使用するため腐りが早くなるとおもいます。

 ・酢摘出
 全草(黄色い花をつけた若芽のタンポポまるごとでもOK、葉とか花びらだけでもOK)1に対して酢3程度。
 消毒した瓶に入れ、毎日軽く振りまぜながらだいたい1週間~2週間でできあがり。
 できあがりを摂取する場合は1回大匙1杯までの量で1日3回までを限度としたほうが良い。

 ・煎じ(お茶)
 生の葉や花をティーポット入れて熱湯を注ぐ。
 だいたい1ポットに28グラム程度からその倍ぐらいが目安(好み)。
 根を使用する場合は乾燥させたあと、濃い煎じ汁にして飲む必要がある。
 (28グラムって多くない?って思いますが、乾燥していない生のものなので重くなります。乾燥だとだいたい2g程度が1人前ぐらいかと)。

 ※薬の作り方等は、あくまで目安です。

4 魔術としての使用

 まあ、有名なおまじないは綿毛になったら「お願いごと」をして息で飛ばすというやつはあります。

 ・・・ってここで終わったら怒られそうですね(; ・`д・´)。

 それでは簡単ですがいくつか紹介していきませう。

夢のお告げを見るために
 寝る前にリラックスしながら、タンポポの根のお茶を飲む。
 あたたかいお茶をゆっくりと飲むわけですが、その時に夢で知りたいことを思いながら飲んで、飲み終わったらベッドに横になって、他のことは考えず眠りについてください。

神や先祖とコミュニケーションを取るために
 タンポポは物質と精神、目に見えるものと見えないものの間のベールを薄くする・・つまり接触しやすくする・・という魔術効果があります。
 なので、乾燥した根の束(だいたい7本程度)を白の絹の糸か、白の絹の布で包み、先祖なら祭壇(日本なら仏壇ですかね)、神なら神の置物(まあ、ないならシンボルの上でもなんでも普段から神に祈るために使っているものの前や上に置いて)、コミュニケーションを取りたいことを伝えてください。

占いの精度を高めるために
 タンポポはそういった部分の直感や洞察力を高めると言われています。
 なので、占いの前などのリラックス時にお茶を飲みます。
 ※実は実演している人は結構多(海外ですが)。

願い系の魔術のお供に
 タンポポの種はお願いごとに適していというのが古典的な内容です。
 なので、お願いごとの儀式の際に種を袋に入れて、身に着けたり、祭壇でなにか燃やす際にいっしょに入れたり、置いておいたりします。
 
治癒魔術の儀式に
 タンポポの根は健康に良いとされていることから、治癒魔術の儀式の際に一緒に祭壇に置いておいたりします。
 ポジティブなエネルギーがネガティブを打ち払い、治癒魔術の効果を高めるとされています。

 とまあ、こんな感じですね。
 他に、呪文を唱えて・・・とかありますが、まあ、そのあたりは割愛します。

5 タンポポの対応と魔法効果

 さあ、魔術の話でもっともディープな部分に入ります(●´ω`●)。
 まず関連する神は「ヘカテー」
 ギリシャ神話の女神です。 
 詳しく知りたい方はこちら→ヘカテーWIKI
 ※なお英語版です。ウィキペディアって日本版より英語版のほうがしっかり書いてある傾向にあるんで、今回はそちら貼りました。
 
またアフロディーテに関連されることもあります。

 惑星の対応は「木星」、星座の対応は「射手座」になります。
 
 なお、その見た目からその他の太陽神に結び付けられることも・・・・(やりたい放題だなおい・・)。

 石との相性は サンストーン、シトリン、タイガーアイと言われ、要素は空気(エアー)って感じです。

 なお、あくまで基本的にって話なので、うお座に関連している人もいますし・・・まあ、そんな感じです。

 このあたりは魔術調べている人とかは理解できる話ですが、そうじゃない方は「?????」という内容なので、もう忘れてもらってかまいません(●´ω`●)。


 というところで今回はこのへんで(●´ω`●)。
 あ、タンポポを利用する際に注意する点があります。
 まず、やたらと道路わきの物などは使わないでください。
 あと整備された公園も怪しい。
 なぜかというと、除草剤なり撒かれたりしているので、身体に悪いです。
 ハーブとして使う場合のタンポポは、そういったことが無さそうな山の中などのものを採取しましょう。

 海外の魔女などは、そういったことがないように自分のガーデンでタンポポ栽培してます(/・ω・)/。

 まあ、種は無限に手に入る(笑)から栽培もしやすいですよね~。

 それではまた~。

※2次転載は基本禁止です。また、あくまで現在伝わっている魔術をご紹介しているものであって、効果や効能については保証されていません。試してみる場合は自己責任でお願いします。


 とこれで終わりではないのですよ(●´ω`●)。
 ここは魔術のブログなわけで・・・。

 もう少し魔術らしい話をしなくてはならないのです。
 ここまで読んでくれた方にのみ、いくつかのタンポポをつかった魔術を書いておきます。
 
 1 流水の願い事
 けっこう古典的な魔術です。
 方法は、できるだけ人気のない川の上流に行き、そこにまずはタンポポの種をたくさん撒いておく。
 そのタンポポが育ち、綿毛をつける季節になったらまたそこに行き、綿毛がついたタンポポをできるだけ摘み、そして願い事をしながらそのタンポポの綿毛を息で飛ばして川に流すというやつですが、タンポポの種を撒くことが困難そうなら、自分のガーデンで育てたものを持っていきましょう。
 
 2 魔女の保護のボトルの一つ「悪夢を遠ざけるボトル」

 乾燥させたタンポポの頭が一個入るぐらいの密閉可能なコビンを用意してください。
 その中に
 ・タンポポの頭(乾燥)
 ・乳香(少量)
 ・ヨモギ(乾燥を少量)
 ・ラベンダーオイル(無ければ乾燥ラベンダー少量)
 ・アメジスト
 ・水仙の花びら(乾燥)
をビンにある程度入れ、最後に純正のハチミツを縁まで(蓋したらほとんど空気が残らない程度)に入れてください。
 それを毎晩、寝る前に枕元に置いて眠ってください。
(ちゃんとしたハチミツじゃないと腐りますよ)。

 3 タンポポへの祈り
 これは、簡易でいいので専用の祭壇を用意しておかないといけないので、一般の方には無理かもしれません(*´Д`)。
 普段、使用(つまり、普段から魔術をしている方)している祭壇にキャンドルを用意し、その周りを花がついたタンポポで囲んでください。
 (まあ、キャンドルがある程度隠れるぐらいの量)。
 そして幸せが訪れるように祈りを捧げます。
 その後、そのタンポポを乾燥させ、お茶が飲めるようにし、
毎晩、少しづつそのお茶を飲んでください。
 祭壇で使用した量のタンポポ茶を飲んでしまうころには、願い事が叶うかもね?みたいな魔術です。

 というものがありますよっと(*´Д`)。

 ちなみに、あごの下に花がついたタンポポを握っておいて、他者から見てその人の皮膚が黄色く見えるような錯覚がおこったら、その方は金持ちになるという迷信もあります(; ・`д・´)。

 タンポポを使用した魔術って、実は少ないというか、タンポポ主体のものは少なく、だいたいなにかの魔術の「補助」的な使い方が多いんですよね。

 なので、数少ない魔術のうち、三つ書いておきます。

 効果のほどは・・・試してみるしかありませんね(*´Д`)。
 最後まで読んでくれてありがとうございました!
 またね~(/・ω・)/。


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