55歳の第二青春!

あなたの青春時代はいつでしょうか。
そう聞かれたら多くの皆さんは二十歳前後の時期をイメージされていると思います。
ではその頃を振り返って見てください。
何を謳歌していましたか?
何に夢中になって、誰とどんな話をしてたでしょうか。
良き思い出は永遠に消えず、また人生の次の節目を迎えるにあたりその思い出は美化されて行くものではないかと私は感じています。
私にとっても自分の無形の宝物となっています。
今は何がそんなに楽しかったのか、その感触はもはや覚えていませんが。

ではその頃抱えていた不安はどうでしょう。これも鮮明に覚えているのではないでしょうか。

まずはお金が無い
彼女がいない
なんとなく目的もなく進学
受験勉強
さらには将来やりたい仕事はイメージ沸かない
結婚?

まあそんなところでしょうか。

そして今あなたはどういう人生を過ごしてきましたか?

私のようにサイコロを振ってなんとなくここにたどり着いたという50代のかたも多いのではないかと思っています。

55歳の誕生日を迎えるにあたってふと考えるきっかけがありました。

会社生活での役職定年であったり、年金や退職後について会社も色々な研修を準備してくれている事など

もちろん自身のキャリアを考えた時に、後ろ向きではなくそろそろ自分のやりたい事と強みを活かすのに時間が無くなってきた焦りもありました。

そこでまずはやりたい最後の仕事が出来る部署を上司に強く志願し、(もちろんポストが増えるわけでは無いので入れ替わりのタイミングを探ってはいましたが)希望が叶い最後やり遂げたい仕事に邁進するというチャンスを頂いた事でその先の人生についても考えられるようになりました。

私が今強く思うのはこのまま人生を少しづつ終わりに向けて穏やかにゆっくりと過ごしていくという迷信めいたものに引きずられて人生こんなもんだ。あとはあとは楽しくゆっくり過ごせれば良いかな。(ご勇退された先輩がたが口々におっしゃるので)と考えていた自分が、ちょっとだけ冷静に物事を考えて見た時に、もしかしたら第2の人生はもっとワクワク楽しんでも良いかも!と思っているのです。
何故なら、20歳頃に抱えていた心配事である進学や就職、結婚や子育ては目途が付き、ある意味攻め一辺倒に転じるチャンスだと気づきました。
(守るものが無くなった!)
第二青春は実行するだけの時間もお金も人生経験的にも余裕がある今からのほうが楽しいに決まっています。
なので私はここに第二青春を声高らかに職場のメンバーにも宣言しています。
社員のセカンドキャリアの発掘などで悪戦苦闘している人事部のメンバーにもこれから伝えていこうと思います。

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