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史上屈指の名作の話。

こんにちは!
ダイネンジヤマ・アイショウです!

皆さんにとって、
想い出のゲームハードはなんでしょうか。

任天堂のハードで分類すると、

・ファミリーコンピュータ世代

・スーパーファミコン世代

・ニンテンドー64世代

・ゲームキューブ世代

・Wii世代…などがあり、

最新はSwitch世代と言ったところでしょうか。

(もっと厳密に言うとプレイステーションをはじめとするSONYや、DreamCast等のセガのハードもあると思いますが、ダイネンジヤマがその辺に大変疎いので今回は割愛させて頂きます。ファンの皆様、申し訳ございません)


僕は1996年生まれの世代で、時系列だけで追うとおそらくゲームキューブ(以下GC)とWiiの間世代。事実、スマブラDXやカービィのエアライドが発売されたのが幼稚園年少くらいで、スマブラXが小学5年生の時に発売でした。

しかし、4つと6つ上の二人の兄の影響で、僕にとってゲームといえばニンテンドー64でした。


周りはGCやWiiに沸く中、ガチガチのポリゴン全盛のニンテンドー64。次世代機にはないえも言われぬワクワク感がそこにはありました。


初代スマブラやスーパーマリオ64など、不朽の名作と呼ばれる作品ももちろん面白かったのですが、何と言っても64の魅力といえばニッチなソフトの数々。特に『ゴールデンアイ』や『バンジョーとカズーイ』など、米国のレア社の作品は独特のBGMや雰囲気も相まってものすごく好きでした。

その中でも、僕が一番好きなゲームソフト。それは1997年に任天堂から発売された『ブラストドーザー』です。

聞いた事がない人がほとんどだと思いますので、今日はこのゲームのざっくりとしたレビューと、なぜ自分が好きだったかをまとめます。

この記事を読み終えた人が、 Amazonでブラストドーザーをポチる…のは流石に無理なので、(バーチャルコンソールでも取り扱いのない作品なんです…)
皆さんが青春時代を共に過ごしたゲームたちの想い出を回顧し、しみじみできるような時間を演出できれば良いなと想い、今日は書きます。

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史上屈指の名作の話

1、『ブラストドーザー』とは


少しでも衝撃を与えると大爆発を起こす危険な化学物質「FK540」を積んだ無人トレーラーが制御不能に陥った!
直進し続けるトレーラーの進路を確保するために、建造物破壊の専門チーム「ブラストドーザー」が立ち上がった!


某木曜洋画劇場の予告編のようなハイヴォルテージなあらすじ。内海賢二氏の野太い声で脳内再生余裕です。
主役はジャンクロードヴァンダムかセガールですね。

参考動画


簡単にまとめると

「核レベルの燃料を積んだ無人トレーラーが暴走!少しでも衝撃を与えると爆発するから、トレーラーの進路上の建物を全て破壊して人気のないところにトレーラーを誘導!そこでトレーラーを爆発させよう!」って感じ。

これだけ言うと脳筋ゲーかと思われるかもしれないですが、実によく作り込まれています。

任天堂がつくる名作の共通点、個人的にですが
「入り口は広く、奥行きは深く」であると感じています。

スマブラを例に挙げてみます。

一応ジャンルとしては、「格闘ゲーム」に属すると思うのですが、当ジャンルのゲームとは思えないほどの容易な操作性でユーザーを選びません。

かと言ってゲームとして単調なわけではなく、世界大会が行われるほど奥深いゲームシステムで、突き詰めれば競技レベルにまで昇華してしまう優れたものを持っています。

スマブラforWii Uの世界大会のスーパープレー集です。このゲームの奥深さの片鱗を体感できると思います。

・ライトユーザーを取り込むシンプル操作

・ヘビーユーザーでも満足な奥深いゲームシステム・やり込み要素

もちろん、プレイステーション等他社ハードでもこのようなゲームは見られますが、任天堂のゲームはよりこの傾向が強いように感じます。


ブラストドーザーの話に戻ります。

このゲームはまさにその「入り口は広く、奥行きは深く」を突き詰めたような作品です。


序盤はただ建物を破壊していくだけでクリアできる難易度。爽快感を楽しめます。
しかし、ゲームを進めていくとそうはいかなくなってきます。

・非常に使い勝手の悪い乗り物を操作しなければならなくなる

バックラッシュという、車の後方にのみ破壊判定のある車体を操作するステージが急激に増えます。ドリフトで建物を巻き込み破壊するのですが、これが非常に難しい。イライラ待った無しです。

・パズル要素が色濃く出てくる

このゲームのメインテーマが「建物を破壊する」から「トレーラーの進路の確保」に移り変わっていきます。川があれば船で足場を作ったり、線路があれば電車で足場を作ったり。より頭を使う事を必要とされます。

またパックマンやビリヤードのオマージュと言えるユニークなステージも登場し、序盤の脳筋プレーでは歯が立たなくなってきます。

・脅威のやり込み要素

このゲームの目的は「トレーラーの進路の確保」だけではありません。街はトレーラーから漏れ出したFK540に汚染されているため、ステージ内の建造物を残らず破壊し、浄化装置「RDU」を作動させ(近づくだけで作動する)、更にこの世界のどこかにいる6人の化学者を見つけ出さなければなりません。またこの科学者がわっかりにくいところにいます。(地下鉄を乗った先など)

この苦しい試練を乗り越え、エンディングを見ると新ステージが追加されます。これもまた鬼畜難易度。

それすらもクリアしてしまうと、今度は今までクリアした全ステージにタイムアタックが導入されます。運が必要になってくるレベルの難易度。

これらの数多の試練を乗り越えた人のみが、真のエンディングを見る事ができるのです。

「建物を破壊する」という誰にでもわかる簡単なゲームシステムから、まさに底なし沼のようなやり込み要素は、「入り口は広く、奥行きは深く」と言った任天堂イズムを体現した名作と言えるでしょう。


この重厚なゲームシステムを彩るのが、優れたグラフィックとBGM。

96年発売の64において、97年発売の今作は初期の作品に当たるのですが、それを感じさせない当時としては美麗なグラフィックに仕上がっています。

上がブラストドーザー、下が同年発売の名作『ファイナルファンタジー7』。
キラータイトルとも引けを取らない美麗グラフィックです。


また、BGMも非常にクールです。

今作のメインテーマ。とてもかっこいい。


時代に埋もれた名作「ブラストドーザー」。

この作品が僕はゲーム作品の中では一番好きです。

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いかがだったでしょうか!


僕における「ブラストドーザー」のように、みんなが知らない自分だけの愛着のあるゲームってありますよね!

小さい頃は、「みんながやってるから」流れでやるのではなく、どんだけ知名度が低くても自分の好きなゲームをやっていました。

そんな子供の時の価値観にこそ、自分の原体験は隠されているのかもしれませんね!!


最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!

これからもぼちぼち投稿していこうと思っています!


それでは!

ダイネンジヤマ・アイショウ

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