Maggy(マギー)

1982年生まれ。イギリスでの生活の立ち上げ方や子女教育、謎の奥様会、、、ロックダウン…

Maggy(マギー)

1982年生まれ。イギリスでの生活の立ち上げ方や子女教育、謎の奥様会、、、ロックダウン、帰国に向けた就職活動や新居探しなど、海外生活の中で感じたリアルな怒り(笑)を元に捨て去った事を100個書き留めていきます。

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ロンドンのInstagramableな食べ物の真実

ロンドンには、それはそれは美しいInstagramable(インスタ映え)するお店や食べ物があるんですが、ロックダウンでこの一年、ほとんどレストランが閉まりっぱなしで訪れる事ができませんでした。 4ヶ月ぶりにテラス席での営業が許可され、吸い込まれるように入ったレストランで久しぶりに、ロンドンの味覚を再発見し、色々と過去やらかしたオーダーを思い出しました。 昨日、娘が吸い込まれたHarrods前にあるcafe ピンクの内装が可愛い、ケーキやvegan対応のメニューがあるお

    • 忘れがたき故郷…の味:海外で日本の物を手に入れる方法

      ロンドンに来て(いや、、来る前から噂に聞いて)びっくりした事の一つが物価の高さ。特に日本の物は日本での販売価格の数倍することも稀ではありません。例えば、ユニクロは100円が1ポンド換算になるため、1.5倍の値段になります。さらにびっくりしたのが、日本食材の高さ。。特に、子どもの駄菓子に至っては上菓子のような値段がします。例えば、アポロ1箱3ポンド(約450円)、ぷっちょ1本5ポンド(約750円!!!)、ねるねるねるね1箱8ポンド(約1200円!!!!?怒)といった具合です。袋

      • ロックダウン中の学校生活

        イギリス全土でのロックダウンが始まったのが2020年3月23日。もうすぐロックダウンが始まって丸一年になります。この一年、お店が閉まり、レストランが閉まり、カフェ、美術館、博物館、レジャー施設、ジム、美容室といったありとあらゆるものが強制閉鎖を余儀なくされ、同居する者以外(離れて住んでいる家族や友人)と会うことすら禁じられてきました。中でも、子どもを持つ家庭にとって一番インパクトが大きかったのが学校閉鎖でした。 学校が閉鎖されたのは2020年3月17日、ちょうど一年前の今日

        • ロンドンでの子女教育その①:学校選択

          海外赴任で気になるトピックスの一つに、子どもの学校問題があるかと思います。我が家の場合、全く情報がない状態からのスタートだったので、学校選びは試行錯誤の連続でした。学校に馴染むのに苦労したり、先生の対応に心を痛めたりしましたが、変化を恐れず行動をして、3校目にしてようやく理想の学校に出会えました。 どの種類の学校に通わせるか赴任時の子どもの学齢や現地語の習得度合いによって選択できる学校が絞られますが、ロンドンでは現地校(公立/私立)、インターナショナルスクール(私立)、日本

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        • ロンドナーのファッション
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        • 海外子女教育
          2本
        • ロンドンでの物件探し
          3本
        • 奥様会
          1本

        記事

          雨の日のロンドン

          外をふと見ると、雨が降っている。 一年を通して曇り空か雨の日が多いロンドン。特に、暖房をつけたくなるほど寒くなる10月頃から遅い春の訪れを待ちわびる3月の終わりくらいまでは、空は分厚い雲に覆われていてどんよりした日が続いている。 日本では、ちょっとした雨でも傘を差さない人は少ないと思う。出先で急に通り雨に降られたり、天気予報をうっかり見ていなくて傘を持っていない時に雨が降ってきたら、近くのコンビニまで走ってビニール傘を買う人がほとんどではないだろうか。だって、街行く人のほ

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          アイデンティティの喪失:誰かの所有物になるということ。

          駐妻生活と聞いてどのような印象を持ちますか? 私が渡英前に同僚に言われたことは、 「Maggy、おほほの会(奥様会のこと)に入るのか?昼から紅茶とか飲んで過ごすんだろう?頭の中お花畑になるんじゃねーのか?帰ってくる頃に社会復帰できるのか?」 でした。冷静に振り返るとすごい女性蔑視の言葉が並んでいますが、独身と嘘をついて東京カレンダーの出会い系アプリを使っているイケおじに言われました。 実際のところはというと、サロンや社交クラブでお茶会をしたり(ロックダウン前)、美術館

          アイデンティティの喪失:誰かの所有物になるということ。

          現地の不動産業者は本当に怖いのか?

          前回の記事で、ロンドンでいくつか気になる理想の物件を探し当てることに成功した事をお話しました。しかし、いざ物件を内覧しようと思うと、一つの高い壁にぶちあたります。 それは、イギリス人の不動産屋さんとの内覧です。アプリ上の問い合わせから、メールや電話でのアポイントメントの取得、そして二人っきりの内覧(夫が仕事で都合がつかない場合)など、ドキドキする一大イベントです。 現地の不動産業者は怖いのか私が渡英してすぐの頃、以下のような事が実しやかに呟かれていました。 「英系不動産

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          住み慣れた町を離れる決意

          前回の記事で高級住宅地とは名ばかりの、ロンドンのおんぼろ住宅事情を吐露したのですが、ある日突然、お風呂場のシャワーが壊れてしまい、水もお湯も出なくなってしまいました。 これまでの幾度となく続く故障の度に、日系不動産屋さんを介して、修理業者を手配していただいていたのですが、すぐには修理に来てもらえなかったり(一週間後になったり、約束の日時に来なかったり、、、)、ネジをちょっと締めるだけの作業に出張代と称して数100ポンド(数万円)取られたり、と全く信用ができません。仕方なく自

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          なんでも壊れるロンドンの住宅

          ロンドンのお家と聞いてどんな印象を持ちますか? 渡英前の私は、歴史がある美しい建物で、日本の家よりずっと広くって、おしゃれな家具が置いてあって、住人だけが使える素敵なお庭があって、お隣さんは素敵な老夫婦でなーんて想像をしていました。 私の想像はある意味正しくって、大多数は間違いでした。 高すぎる賃料ロンドンは物価が高い(例:ラーメン1杯3,000円)ことで有名ですが、住宅費の高さは世界的にみても飛びぬけて高く、市内中心部のファミリー向けマンションの毎月の賃料は3,000

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