龍神に護られし 君よ

遠い　遠い　
いつも共にある記憶
君への想いと共に　今を生きる

貴方の事を　片時も忘れたことが無い
それなのに
生きた辛さと共に　閉じ込めていた
深い　深い　心の奥底へ
貴方のことまで

共に見た　美しきものを　忘れることはない
朝陽の輝き
海の水面の煌き
洞窟内の陰影
紫に染まる黄昏の空
漆黒の夜空
やわらかな月光
彩りに満ちた　この星
私達を抱く宇宙
共に視た　美しきものも　忘れることはない

龍神に護られし 君よ
突然　愛おしさに　落ち着かなくなる

龍神に護られし 君よ
私は自分を　偽ることができない

龍神に護られし 君よ
貴方が　ただ恋しい

龍神に護られし 君よ
貴方は今　どこにいるのか

龍神に護られし 君よ
その口で　私の名を呼んでほしい

龍神に護られし 君よ
胸がふるえる　美しい瞬間

龍神に護られし 君よ
我々はこれ以上　なぜ別に歩まないといけないのか

龍神に護られし 君よ
独り　生きていこうとしても

ただ貴方を　
突然　愛おしく想う

　　　　　      龍神に護られし 君に捧ぐ