2023/04/14 突発福井旅行レポ② めがね編
・①はこちら↑。新幹線で見た富士山の話で1パート使ってしまいました。
・買い物メモの下に、新幹線の傾きについて書いてあった。なんか、カーブの時にめちゃくちゃ傾いてて不安になったんだよな……。
・そして着いた!!!!鯖江!!!!
・あらゆる所にメガネ。すごく良い。街全体でメガネを推している。
・駅の観光案内所。この中もメガネグッズでいっぱい。
・この観光案内所で売られていたアクセサリー類が最高だった。キーホルダーだったり、クリップだったり。
・アセテートという、メガネに使われる素材で……しかも、メガネ職人さんの手により作られています。
・感動したのは、メガネ型アクセサリーの為に切り抜かれた「レンズ側」「枠組み側」も、それぞれ活用されている事!捨てる所がない!牛みたい!(?)
・レンズのアクセサリー、ボストン型メガネのレンズだと、こう……味わいの深い形しててよいですね。なんのモチーフか一瞬わからないのが最高。
・これらのアクセサリーは、駅前の観光案内所内限定!!めがねミュージアムにも売ってないです。(似てるのはあったけど、こんなにバリエーション豊富でない)
・ここで、めっちゃ買いましたね。マジで買いだった。こういうシンプルなモチーフ、欲しかったんだよなぁ。
・メガネチェーン、フレームの両サイドに穴が空いているので……加工の自由度が高そう。帯締めに出来るんじゃないかと画策中。
・そして、街中がメガネ。すごい。かわいい。
・メガネストリートと銘打たれた道がありましたね。この道沿いにはツイートしたようなメガネの意匠が含まれたフェンスなどがたくさん。もちろん、メガネ屋さんも多いです。
・本当に、至る所にある。写真撮りまくってたけども、まだ見落としありそう。
・メガネストリート、2本あるそうですね。駅からめがねミュージアムまでの道と、駅からサンドーム福井までの道。
・今回はめがねミュージアムまでの道しか通らなかったので……次行く時はサンドーム福井まで足を伸ばしたいな。「眼鏡型の顔出しパネル」はサンドーム福井までの道にあるらしい。顔出しパネル好きなので、是非とも行きたい……。
・ちなみに、レンタサイクルも駅前にあるそうで。今回は堪能したくて徒歩だったけど、次は借りても良いかも。
・そして着きました。めがねミュージアム!
・ミュージアム内も、めがねの意匠で溢れていて最高だったな。トイレのメガネ、見つけた時にマジで声が出た。
・めがねミュージアムは
👓メガネの博物館
👓メガネショップ
👓メガネ作り体験工房
👓メガネカフェ
と、盛りだくさんな訳ですが……なんと入場無料。入場料払いたいくらいだった。
(カンパ箱が見当たらなかったので、物販でたくさん買い物しましたが)
・まずは、お目当てだったメガネの博物館に。
・この博物館、すべて撮影、SNS掲載可との事……。
図録が販売されていないという事で、マジで全部撮りました。
・それらを全て掲載してしまうと流石にアレなので……個人的に感銘を受けたもの数点だけ載せますね。気になったら是非行きましょう。めがねミュージアム。
・まず、1番のお目当てだったのは何といっても「紐で留める江戸メガネ」!
・写真で何度も見て、観察していた江戸メガネ……。ついに実物を見る事ができて感無量でした。
・素材は、真鍮だったり鼈甲だったり。真鍮は江戸後期の方が多かったとの事。
・手仕事をする能面師や筆職人さんが使う事が多く、当時の浮世絵にも装着しているシーンを見る事が出来るそう。
・手仕事をする方向けの、作業時だけ使うルーペ的な役回りだったり。めっちゃかっこいいなぁ……。
・併設のメガネショップの方に聞いたのですが、くっついている紐は後世になって付け替えたものだったとする説が有力。個人的にはどういう結び方をしてたのかが興味あるんですが、その辺りを追求するのは中々難しそうですね。
・ちなみに今使っている江戸風メガネは、アクセサリーパーツを使って既製品を改造したもの。
・この「金具感」も好きなんですが、やっぱり直に結ぶのも無骨で良いよな……。
・紐のループを作って、ストラップの紐をつけるように取り付けるだけなのが一番楽で合理的説……。紐のループの長さを把握しとけば、付け替えも簡単だろうし。
・↑みたいな事を、お風呂に入ってる時なんかによく夢想している。早く作りたいな……。
・メチャクチャそもそもの話で、「なぜ福井県鯖江市が眼鏡の名産地になったのか」という話。
・「農作業の無い冬季の仕事として始まった」そうで。増永五左衛門さんが東京、大阪から職人を呼び教えを請い、産業として定着したと。
・図録が無かったので、物販で買いましたね。鯖江の眼鏡の本。2年前に刊行された公式ガイドブックだそう。
・一通り博物館を見た後、併設のカフェでゆっくりしながら読んでました。めっちゃ充実してたな。
・この本の中で興味深かった一節が、「鯖江の気候と眼鏡作りの相性が良かった」という所。
・海沿いの山岳部という事で、霧が多く湿度が高い環境。そうなると金属類が錆びやすい状態に。
・その環境下で生まれたのが金属のメッキ技術であったり、世界初のチタン製フレームだったそう。逆境から生まれた技術、かっこいい。
・逆に湿度が追い風になった面もあり……。それは素材の一つであるセルロイドの加工。セルロイドは可燃性で火気に気をつけなければいけない素材。なので高湿度の環境は山火事や自然発火のリスクが少なく、加工に向く環境だったとの事。
・この辺の記述を読んでから、再度博物館へ行き、もう一度最初から見直しておりましたね。
・後々、「『一日外出録ハンチョウ』みたいな旅行だな」って振り返るツイートをしてるんですが、この辺りが一番そうっぽいかも。『ハンチョウ』にカフェで本を読むシーンがあるんですけど……そんな感じ。
・博物館内には、眼鏡作りに使っていた動画も展示されていましたね。
・だるまプレス。名前がなんか気に入って写真に撮りました。
・図録があったら、このページを穴が開くまで見てただろうなって……。マジで売ってくれ、図録……!(笑)
・散髪脱刀令、載っていて嬉しい。150年前か……。ちょんまげが廃れ出してから……。
・めがねミュージアム、他にも「芸能人の使っている眼鏡」や「カメラ、望遠鏡のレンズ」など近代的な展示も。
・所さんのサングラスがあって嬉しかったな。なんとなく、サングラスだけで所さんってわかる。
・そして、オーダーメイドの為の勉強も。家で描いてきたデザイン案に描き足したり。
・ゆくゆくは、こういうプリンをモチーフにしたメガネを作りたいなぁ。富士山にも見えるけど。
・そんなこんなで、めがねミュージアム編、終了。
・江戸メガネをオーダーメイドで作るにあたり、実物を見る事が出来たのは本当にでかかったな。
・鼈甲の雰囲気とかね。経年劣化があるので、当時の色合いはもっと明るかった……みたいなお話をショップの方から聞けた。多謝。
・この後、夜行バスまでの間は動物園や福井城跡を観て楽しみましたが……それはまた明日の日記で。
以下、睡眠と買い物の話
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【2022,2023】まげメガネ.note
2022年9月~2023年12月末日までの日記です。 以下、更新当時のテキスト↓ 【無料部分】ツイートや投稿動画で書ききれなかった気持…
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