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システム部門向け生成AI勉強会準備

システム部門から冗談で生成AI勉強会を頼まれた。
ちょっと準備しとくか。
彼らはPython知らないから、こんな内容になるだろうか。


①コードを生成AIに書いてもらう

本当は、ぷよぷよを作らせるのが良いんだよな。
ここで重要なのは

誰でもコードを書ける ではない。(注目しがち)

誰でもコードを直せる なのだ。


Pythonの場合はこんなので動いた。10分くらい。
この辺りは面倒だから言わない


自分で書いたら… 2日は掛かるだろう。OpenCV殆ど知らないので。

Excelファイル「〜」が個人フォルダにあるので、A列の数字列を持ってきて。それをバーコードとQRコードにしてA4のPDFを作って個人フォルダーにファイル名が「〜」+文字列で保存。A4の上部に数字列を大きく、真ん中にQRコード、下にバーコード。使うのはOpenCVとopenpyxlで。

プロンプト

そうすると、必要な知識とは何なのか?
明らかにPythonを全く知らない同僚は触れない。
①Pythonインストール方法(どこでPythonが入手できるか)
②pipの使い方
③OpenCVができることを知っている
④openpyxlができることを知っている
⑤pdf作成は色んなパッケージが進化しているから指定不要と知っている
⑥ファイルアクセスの基本ルーチンはpipしなくてもいいと知っている

③④なんて知らなくてもいいじゃん?と思うだろうけど、これを指定しないと妙なパッケージを指定してきて、これをpipすると次はこれがアリません。次はこれが足りませんとpip地獄になってしまった事がある。


問題はここからだ。
過去に書いたコードがあります。直せません…(あるある)

読めないコードを貼って…

「解説して。ここがこう動かないから直して」
(もしくはエラーメッセージを貼る)

プロンプト

これで直してくれる。これが凄いのだ。更に…
意味は知らないキーワードを使って…

GGNを使って拠点間を移動する物体の分析をするサンプルコードを学習用に作って。

プロンプト

と頼めば、GGNというキーワードだけ知ってれば書いてくれる。
つまり、生成AI時代のコードは”キーワードとその用途をどれだけ知っているのか?”が勝負になってくる。


②仕様を生成AIに作ってもらう

こんな内容かな。マーメイドは面倒だから言わないとして。


③生成AIの癖を紹介

ChatGPT (優等生だけど、ずば抜けていない)
Claude  (全ジャンル天才 コード書きは一択)
Gemini  (理数系に強い)
Perplexity(検索系生成AIでは最強)
Genspark(まだ殆ど触ったことがない)

友達にしたいと思う順は
Claude、Perplexity、Gemini、Genspark、ChatGPT


これで1時間。だいぶウエストしてるけど、これくらいで丁度いい。
変な言い方だけど、技術屋さん向けには本質的ではない部分だけ説明する事になる。


これなんて面白いかも。

n箇所の拠点間での輸送を最適化したいです。
CNNでコードを書いてください。
DNNでコードを書いてください。
GCNでコードを書いてください。
GNNでコードを書いてください。
GRNでコードを書いてください。
RNNでコードを書いてください。

プロンプト

CNNは物流問題に向いてないとか、ぶつぶつ文句を言うけどサンプルコードを書いてくれる。私らはそれを読んで、キーワードとポイントの関係だけ理解していればいい。一行一句、全部理解する必要など無い。
分からなければ何行目が分からないと訊けばいいのだ。


因みに私は、

Pythonの文法はprint( )しか覚えていない。


これは、初っ端に”つかみ”として、どうかな(笑)。

1から10まで足します。
Cで書いて。
C++で書いて。
C#で書いて。
Objective-Cで書いて。
Javaで書いて。
Pythonで書いて。
Rustで書いて。
Rubyで書いて。
Perlで書いて。
GOで書いて。
FORTARNで書いて。
COBOLで書いて。
SNOBOLで書いて。
Pascalで書いて。
LISPで書いて。
Prologで書いて。
Forthで書いて。

プロンプト


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