タイガーマリー

心の旅を記録するnoteです。

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最近の記事

当事者にしか見えないもの

今年も1月17日が訪れた。27年前に阪神淡路大震災が起きた日だ。 被災当事者以外にとっては、特別な感情が湧く日ではないかもしれない。95年の7歳当時、四国にいて震度4の揺れに見舞われた私でも、そうだった。 だけど、神戸出身の夫と結婚してからは、この日が特別な日になり、毎年震災の話をするようになった。 夫は神戸市長田区の出身で、小5のときに起きたこの地震で家が全壊し、近くの市に引っ越した。 よく言えば下町、悪く言えば在日コリアンとの関係など、関西特有のしがらみのある町な

    • ホログラフィートークという心理療法を受けてきた。

      セッションを受けるまで私は恐らく小さい頃の家庭環境の影響で、今もすごく苦手な場面というのがある。色々あるが、「夫が飲みに行って帰ってこない状況」というのが代表的だ。一度不安が強くなると、いつも通りに過ごせることはまずない。呼吸が浅くなり、みぞおちのあたりがソワソワしてくる。何に集中することもできず、ただ泣きながら家の中をグルグル歩き回ったりする。 時間の感覚が消失したようになり、過去や未来が想像できない。強烈な不安と腹部の不快感しかこの世を構成する要素はないかのようで、ただ

      • 描いていた自分を弔ってくれる友達のこと

        去年、結婚した。 Facebookで報告したら、もう何年も会えていないAちゃんという友達からLINEでお祝いのメッセージが届き、読むうちに熱いものが込み上げてきてしまった。 Aちゃんは、小学校の4年間、私が転校してしまうまで熱烈に絵を描き続けた仲間だった。2人とも、いわゆる「クラスに1人はいる絵のうまい奴」ポジションだった。私たちは絵を通して意気投合し、4年生まで毎日のように自由帳にイラストやマンガを描きまくり、5・6年生を私の転校により別々の小学校で過ごしたあと、中学でま

        • 劣等感の強い人に遭遇した

          昨日はネットで知り合った女性と喫茶店で会ってきたのだが、ものすごく劣等感が強く、学歴コンプレックス丸出しな感じで非常に疲弊した。 会っていきなり大学名を聞かれ、自分も大卒なのに自分は言わない(笑) しかも、彼女の夫が私と同郷らしく、「〇〇県なら〇〇高校が優秀らしいですよね」と言ってくる。私は高校には行かず、高卒認定を取って大学受験をした経緯があるので、それを伝えると何だか戸惑っているようだった。 さらに、私の夫はどこの大学なのかとも聞いてくるので、大学には行ってないです