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20230618 あおちゃんぺさん主催渋谷パレード　#ガルパレ　

取材猫のコラムやレポート

埼玉県の水着撮影会の突如の中止騒動で、各所に物議をかもす結果となったが、ここに今回の件で「パレードをやる」と宣言したのが、あおちゃんぺさん。

主催するにあたり、カンパを募ったら、なんと７００万円以上の募金が集まった。
そしてデモ主催への段取りを素早くできたのは、ヲタク議員として有名なおぎの議員。

元々、今回の主催を宣言してからのサポートということで、おぎの氏のフットワークの軽さは驚嘆といえる。（オタクが同人誌の締切ギリギリで作り上げるアレ的能力というか）

これにより、一気に渋谷でのデモ、パレードが開催されることとなった。
この展開の早さにより興味を持ち、取材しに向かった。

集合場所は渋谷駅からミヤシタパークを抜けたところにある神宮通公園。
１２時段階で集まっている人数は目測で３００前後。
メイド服の女性の方やコスプレしてる方が数名いたが、ほとんどが一般男性。

警察と打ち合わせおぎの議員。　

デモ参加者は一度公園内で待機し、開始１０分前になったら４列で事前に並んでおく必要があり、取材する場合はその列から外す必要があるため、一旦歩道へ。

デモ参加の際の注意点を述べるおぎの議員。本当になんでもやる人だ。。

誘導するおぎの議員。４列で並んで進む姿はコミケスタッフと参加者のそれであった。

女性がまばらだったためか、先頭に集まってほしいということで、２０名前後の女性が先頭へと移動することに。

このデモ行進を聞きつけてか、たまたま居合わせた人たちも集まり、この行進の光景をみようと人も集まるようになる。

この時の第一団は２００人前後。警察の誘導指示の元進んでいく。

拡声器は誘導用の一つだけで、大きな垂れ幕を持つことなく、プラカードを持ってるのは１０人いるかどうか、大声で全員で叫ぶこともないデモ。
デモというかパレードというか、はたから見たら渋谷ウォーキング大会といっても多分信じるレベル。それぐらい静かに進んでいきます。
（ピクニックか遠足？　ほかのデモとは大違いなのは間違いない。。）

そして渋谷のタワーレコード前に通過するデモ？パレード？ウォーキング集団？　といった通りすがった人たちはそんな感じだったと思う。

集団でいると注目されるもので、丁度通りかかった人が、何事かと注目し、外国観光客もスマホ片手に撮影していた。（メイドさんが見えたので、それだけでも目立ったのかもしれない）

先頭に歩くおぎの議員。

その後ろに今回の主催のあおちゃんぺさんが続く形で、集団が続いていく。

そして宮下パークの前にてゴール。アフターパーティの告知をして、最後の挨拶するあおちゃんぺさん、ここで、自然解散という形に。

今回の行進（デモかパレードか定まってないので行進としよう）での参加者は女性に比べて圧倒的に男性が多いのが事実。
前の集団だけいえば、女性２０人前後で男性が２００人以上という割合である。
「一部の女性と多くの男性による行進」
「あおちゃんぺさんの行動に対する賛同者による行進」
悪く言えば「グラビアアイドルに群がる男の群れ行進」
という印象を与えてしまうのは仕方ない。

グラビアアイドルの参加も事務所NGで参加できない事情もあるようだが、そもそも一般の女性の参加がもっとあるべきだと思う。一般女性への理解というのも形として表現する必要があるのではと私は思う。
女性の仕事としてグラビアアイドルは一般的でなく特殊な職業、マイノリティな職業といえる。それゆえに排除すべきとはあまりに乱暴である。

様々な職業や趣味を持つ人に対して理解のある社会が必要というのが私なりの持論である。

表現の自由でいえば、ただグラビアアイドルの仕事の有り無しだけでなく、
男性の表現の場にも影響を与える事案であり、次回行うのであれば、男性モデルも参加してもらうのも一つの方法である。
ボディビルダーやレスラー、男性アイドルでもいい。
女性にも興味持たれる、参加しやすい行進を構築して、男女ともに表現の自由を守る行進という形を作ってほしいと願う。


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