のたうち回る旧き蛇たち

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2022・916金曜(令和四年)
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ーー記事ここから

UKR REPORT

グルジア軍部隊が南オセチアに
進軍しているという情報が入りました。
午前2:52 · 2022年9月16日

ーー記事ここまで

ロシアがウクライナとの戦争でその閉院を相当に削ってしまい、兵力が激減し軍事力が下がったのを見越して アゼルバイジャンとアルメニアの戦いは再開された。

そしてこの記事に見られるようにジョージアの陸軍が南オセチアを奪還しようと動き出した。 このツイートが本当であるかどうかの保証はない。しかし事実であるのなら今週中には何か行動が出るのではないかと思う。

そして年内におそらく戦争がおきそうなのはコソボである。

セルビアがコソボに対して奪還作戦を計画していたのは何年も何年も前からのことだ。そして彼らは2年ぐらいかけて中国のから大量の兵器を購入している。

そして運び込みが完了してしまった。ロシアとウクライナの戦いの趨勢においてロシアがもはや動けないだろうということを見切ってから、 そしてNATOが動けないだろうというのを見切ってから、どさくさに紛れてコソボの空爆進攻などを行う可能性が高い。

かといって欧州全域における世界大戦になると私は思ってはいないが、ある程度のポイントで紛争が起きる。

今まで溜め込んできたエゴの解消とでも言えるものが現実化するのであろうなと私は身構えている。

ーー記事ここから thesun.co.uk 916

プーチン大統領の車が「爆弾で攻撃された」とクレムリン内部関係者が主張

ウクライナ戦争が激化する中、ウラジミール・プーチン大統領のリムジンに対して暗殺を試みられたとクレムリン内部関係者が主張している。

プーチン大統領のリムジンの左前輪付近で大きな爆発音がし、をその後に激しい煙が上がったと、クレムリンの情報筋は主張している。

プーチン大統領のリムジンは無傷で安全な場所まで運ばれたが、プーチン大統領の護衛から複数の逮捕者が出たとされている。

テレグラムチャンネルのGVR将軍によると、動向に関する秘密情報が漏洩したという主張の中で、彼の護衛の一部が消えたと報告されている。

反クレムリン派のチャンネルは、プーチンが警備上の懸念から囮の車列で官邸に戻ったと主張している。

バックアップの車列は5台の装甲車で構成され、プーチンは3台目に乗っていたと主張している。

ーー記事ここまで

今は戦争状態であり嘘が当たり前なのでこの情報が本当かどうかは分からない。

しかも第一発信がウクライナであり、テレグラムから引っ張ってきた情報という時点で何かの作為が働いているだろうなと私は見る。

プーチン大統領が仮に暗殺されそうになったと言うのであれば、上海協力機構への出席というものは見合わされるのではないかと思うのだが、この辺りのセンスがわからない。

こないだはゼレンスキー大統領の乗っている車が原因不明のという言い方をするが、交通事故にあった。

警護の車にぶつかったという表現になっているが、ぶつけられたのかもしれない。

ものの言い方ひとつではある。 ウクライナの勢力がロシアのアレクサンドルドゥーギンを直接暗殺しようとして失敗し、娘さんを殺してしまったが、同様にロシアの側も何かを仕掛けたかもしれない。

そしてさらにウクライナはロシアを直接叩き潰すためにプーチン大統領に亡き者にしようとした。

ないとは言わない。しかしどうだろうか。ロシアがそこまで外部からのテロリストスパイなどに甘い国だとは私には思えないのだが。

金正恩委員長暗殺報道というのは4回も5回も過去に出てきたが、今回のプーチン大統領暗殺未遂事件と言われているものもそういうものと似た文脈で捉えた方が良いのではないかと私は思う。

ーー記事ここから

#カザフスタンは集団安全保障条約機構 ( #CSTO ) から脱退します。
ロシア版の NATO は、1992 年に設立された旧ソ連諸国で構成されています
: ロシア、アルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、タジキスタン
https://twitter.com/igorsushko/status/1570162192317837312

中国はプーチン大統領に対し、この展開に照らしてカザフスタンに干渉しないよう警告している。
習近平「カザフスタンの独立、主権、領土保全を断固として支持する」
https://twitter.com/igorsushko/status/1570167658989101057

ーー記事ここまで

実際に公的に発表されたわけではないのでカザフスタンがこの csto から抜けたのかどうかまだ判明していない。

Twitter 含めるそして新興のメディアを含める様々な集団は、人々の注目耳目を集めるためならどれだけでも嘘をつくということを私たちはもう知っている。だからこの情報に100%簡単に飛びつくわけにはいかない。

習近平主席はプーチン大統領を支持することによって今の状況になった。

プーチン大統領に従っておれば中国の安泰というものが図られると習近平さんは判断したということだが、彼をそのような判断に導くためにチャイナ7と言われている方々の、更に部下たち名前も知らないような官僚たち、しかし実際の実務は彼らが執り行っているその彼らがそう仕向けた可能性。

多くは上海閥であり共青団であるとみなした場合、そして実際にそうなのだが、これらが習近平主席に間違った判断を下させるためにプーチン大統領と接近していた方が得だと思わせるような嘘の報告書を次から次から提出していた可能性。そういうことを今の中国では考えなくてはいけない。

そして今度はこの土壇場になってという言い方をするが、プーチン大統領を切り捨てる。

プーチン大統領に喧嘩を売るという態度。これを本当にさせたのだとするのなら、これら官僚の方々の計画とでもいえる者は次の段階に移ったのかもしれないなあと私は言う。

戦争の勝敗は短期的にすべてが分かるというものではない。 その状況下でロシアに敵対するという国家行動を表現するというのは正直早すぎるとわたしはとらえる。 何か相当胡散臭いものがある。

ーー記事ここから サキシル 916

脱炭素優等生のドイツで電力の3分の1が石炭火力に…7年前に亡き専門家が鳴らしていた警鐘
電気代は昨年比6割高…故・澤昭裕氏「中長期的な供給力不足が心配」

再生可能エネルギーの優等生とされてきたドイツの脱炭素政策が、大きな転換点を迎えようとしている。ドイツ連邦統計局(Destatis)が7日に発表したプレスリリースによると、ドイツで生産される電力のほぼ3分の1が石炭火力発電所の電力だという。<中略>

高騰する電気・ガス代はビジネスにも影響大

ロシアからの天然ガスの供給量が大幅に減ったことで、このところ、ドイツでは電気・ガスの値上がりが止まらない状況だ。ドイツの電気・ガスの料金はわずか2カ月余りで2倍ほどに上昇。ヨーロッパの指標である1年先の電力価格は、2年前は1MWhで40ユーロ(約5700円)だったが、現在は540ユーロ(約7万8000円)を超えた。ドイツのエネルギー関連ニュースの専門サイト「Clean Energy Wire」によると、今年のドイツの一般家庭の電気・ガス代は昨年と比べると6割も上昇しているという。

ーー記事ここまで

ドイツのエネルギーコストと言われているものは日本の薬1/20だった。だからとてつもなく安いエネルギーを使ってドイツは国家発展をしてきた。

なおかつドイツは自国の安全すら米国に NATO に丸投げして、全て経済に注力することによって EU の中の盟主を気取るようになった。

逆を返せばエネルギーコストが1/20で軍事費も使わないという設定でなければ日本に並び立つことができなかったということである。

正確には並び立ってすらいない。その状況下でドイツはさらに中国との接近を強めているのだから、そしてゲルマン魂と言われているものを自ら破壊しているのだから、彼らはいったい何をやっているのかと思う。

ドイツのマイスター制度は北アフリカを中心とした移民勢力に全て乗っ取られてしまい、肝心のドイツ人がこれを採用していない。

そしてドイツ国民なるものはなんだか同じようなサービス業的な、誰もができる簡単な仕事ばかりをやって、その日々を支えている。

つまりそれはどこの国の民族がやっても構わないものなのだから、簡単にドイツ人としての座を追われるということになってしまう。

そして恐るべきことだがそれが起きているのだ、今のドイツの中では。

それがメルケルが行ったドイツ人消滅計画の実態だ。私はメルケルの行った移民政策というのは人権という名目に基づく移民政策というのは、ゲルマンなるもの、ドイツなるものを完全に消滅させるための 特定の勢力の側の仕込みだったと最近は本当にこのように考えている。

ーー記事ここから CNN 916

ウクライナへの武器売却は道徳的に許容される、自衛目的なら ローマ教皇

(CNN) ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は15日、ウクライナへの武器売却は自衛目的で使用される限り道徳的に許容されうるとの見解を示した。

カザフスタンからの帰路のフライト中に開いた記者会見で語った。 フランシスコ教皇は「自分を守ることは正当であるだけでなく、愛国心の表れでもある」と述べた。 記者からウクライナへの武器売却は正しいことかと問われると「それは政治的な決定だ。もし道徳的に行われるなら、道徳的に許容されうる」と答えた。

ただ「もしさらなる戦争を引き起こす意図や、武器を売りつけたり、もう必要のない武器を処分したりする目的で行われるなら、それは道徳にもとる」とも発言。「道徳心とは動機で決まる」と語った。 ロシアによるウクライナ侵攻に関する質問には「たとえ鼻をつままざるを得ない」相手でも対話することが重要だと回答。

「私は戦争中のいかなる大国との対話も排除しない。それが侵略者であったとしてもだ」「もしかしたら嫌なにおいがするかもしれないが、人はそれをしなければならない」と語った。

ーー記事ここから

確か今の教皇はイエズス会系列から上がってきた人だと思うが、所属しているところがイエズス会=本当はイエズス軍と訳すべきだが、そこから出ているだけのことはあって、なんて好戦的だと一応建前上の言葉を言う。

しかし現実の世界はそんなものではなく、ローマカトリックというのは東方正教会と基本的には仲良くやっていこうというメッセージを共同で何度も過去に出している間柄だ。

しかし東方正教会というのは複数の正教会の組織体がこれを形成しているのであり、そのどこと繋がっているのかが問題になる。

カソリックが支持しているのはコンスタンティノープル、つまり東方正教会の中で自分たちこそが本家本元なのだと主張する一派。。

プーチン大統領が主張するロシア正教会とつながっているのではない。 そしてロシア正教会は東方正教会というもののリーダーになろうとしているので、このコンスタンティノープルという集団を、その価値を下げるためにたくさんの政治的工作をしてきた。

それをカソリックはどう見ているのかになる。

カソリックにもバチカンにも米国の軍事産業複合体からたくさんの寄付金が寄せられる。毎年毎年。

どんな組織体も金主の言うことには逆らえない。だからカソリックというのは現状米国の中のこの軍事産業複合体とつながる側の、コンスタンティノープルの東方正教会に強く支持を与える=ウクライナに対して武器を渡すのは正しいとやる。

のは当たり前の流れだと言えばその通りだ。

我々の人間の世界で聖なるもの善なるもの、邪なるもの開悪なるものというのはそもそも観測者がそれを勝手に決めているだけであって、元々そのようなものはない。

このバチカンの発言に関してもそれぞれの人が好き勝手に思えばよいというレベルのものでしかない。

なぜならば教皇と言われている権威に従うか従わないかということを問われている構造にもなっているこの記事は、少なくとも潜在意識から宗教というものを切り離しつつある日本人の私にとって、あなたにとって、正直あまり興味の持てるような題材ではないからだ。

未開人達には関わらない。それがこれからの新しい日本人の生き方の一つになるだろう。

ーー記事ここから

【炊飯機で作る!巨大台湾カステラ】

①砂糖大さじ6、牛乳100ml、サラダ油大さじ1、卵4つまぜる
②ダマにならないようにホットケーキミックス150gを混ぜこむ
③炊飯釜に②を注ぎ軽く空気を抜いたら炊飯
④炊き上がったらお箸などをさし液がつかなければ完成
(つく場合はもう一度炊飯) pic.twitter.com/93lyYOcHxe

【混ぜて炊くだけ!】炊飯器で簡単に「巨大台湾カステラ」絶賛の声が続々!
まるみキッチン【簡単レシピ】 さんのツイート

炊飯機は3合炊きのマイコンタイプで炊飯モードは”通常炊飯”で約50分炊き上げました! pic.twitter.com/YmItkWsbc2

まるみキッチン【簡単レシピ】 (@marumi_kitchen) 2022年9月12日

ーー記事ここまで

わたしは甘いものが好きでも嫌いでもないのだが、このツイートのビジュアル画像が衝撃だったので採用した。 というかこんなに大きなカステラを一体だれが食べるのだ、とそっちの方に関心が向いた。 甘いものが好きな人はそれこそ一日に10個でも20個でもまんじゅうだとかケーキだとかを食べるそうだが、さすがにそれは病気になるのではないかと思ったりするのであった。

ーー記事ここから デイリーメール 915

生活費の危機に見舞われたビーガンレストランが、客足が遠のいたため肉料理の提供を開始すると発表した。サマセット州タウントンにあるマンゴツリーは、改装のため土曜日に閉店した。この秋、肉料理を含む新しいメニューで再オープンする予定です。ヴィーガニズムはビジネスベンチャーではない」と失望した顧客が反撃している。レストランのオーナーは、彼らが営業を維持するために選択の余地がなかったと言う。

ーー記事ここまで

肉を食いたくないのなら、自分でそれに見合った精進料理でも作って食べておればよい。 商売として売り上げの確保ができないということは、このビーガンという概念そのものが全てまやかしであったということを証明している。

確かグレタとかいうあの少女はビーガンだとかという触れこみだったと記憶するが、なんかデブデブになってないかという率直な印象を最近の彼女の画像から感じた。

ビーガンを称する人間は、どうせウラでは肉の類を食っている。 でないと死ぬだろう。 カネ目あてにかっこいい事をやるのが極左、左の特徴だが、それらの欺瞞に人類は付きあわないのだ。

ーー記事ここから バズフィード 915

「こういうアプリって他にあるんですかね…」

位置情報共有サービスのzenly japan(@ZenlyJP)が9月14日にTwitterを更新。サービス終了を告知する投稿をしたところ、7000回以上リツイートされ、4万8000回を超える「いいね」が集まりました。

リプライ欄には「残念無念」「必要不可欠です」「有料にしていいから続けてください 」など、寂しさを訴える人からの反響が寄せられています。

zenlyをお使いの皆さまへ
zenlyは、近い将来サービス提供を終了する予定です。
しかしながら、現在も通常どおりご利用いただける状況で、お別れするまでまだ時間があります。
具体的な日程については、必ず事前にご案内しますので、今しばらくお待ちください。

同社は9月1日、「数カ月後に提供を終了する」とツイート。

現在、その投稿は削除されていますが、親会社のSnapは大規模な人員削減を計画しており、「zenly終了」と大きく報じられました。

zenlyってどんなアプリ?

若年層を中心に使用されていた位置情報の共有アプリです。筆者も一時期は、いちユーザーとして、親しい友人との待ち合わせのために使用していました。

位置情報だけでなく、友達の眠るタイミングやバッテリー残量、携帯を充電中か否か、同じ場所に何時間滞在しているか、移動中か否か、職場にいるか――などが一目でわかるアプリでした。

それぞれが別の空間にいたとしても、友達の様子をうかがえるような設計になっていました。

その一方で誤って、知らない人や親しくない友人を友だちに追加してしまう人も。情報をもとに待ち伏せされるなど、事件に繋がってしまったこともありました。

ーー記事ここまで

個人的意見を言っていいのなら「 気持ち悪い」 以上だ。 こうしたアプリを欲しがる人間というのは、例外なく魂の内部に「 ほっといたらすぐにくっついて一体化してひとつになろうと動き出す葉緑素」 の情報が書き込まれた樹木人関係者ではないのかとわたしは疑う。

そしてこれらのアプリを使わなくても、ハード本体で同様の事を勝手に行っているのが中韓のスマホなどである。 もちろんわたしはそれらの商品を全くもって否定する。 自分なるものがどこからどこまでの範囲にあるのかは特定、断定できない。 そこまでの「 外から眺めうる、観照しうる自分」 というものをわたしは自分の中にもっていないから。

しかしだからといって、これらのアプリやハード、デバガメ小僧の逆バージョンのようなものを身に着けて自らの確認をしていたいとは思わない。

これは次代が変わっただとかそういう類のことではなくて、単純に人間が劣化したから、というふうにわたしには感じられるのである。

ーー記事ここから

ウクライナ侵攻で存在感増す「上海協力機構」 さらなる拡大目指すプーチン氏

中国とロシアが主導する枠組み「上海協力機構」の全体会合が開かれています。ウクライナ侵攻をめぐり欧米が制裁で足並みを揃える中、プーチン大統領にとって国際協調をアピールする舞台ですが、微妙な温度差もうかがえます。

中央アジア、ウズベキスタンで開かれた上海協力機構の首脳らによる全体会合。ロシアや中国、インドなどの加盟国のほか、オブザーバーなど含め過去最多の15か国が参加しました。

上海協力機構は加盟国だけでも世界の人口の半分近くを占める巨大な枠組み。今回、イランが正式加盟に関する文書への調印を行うなど拡大を続けています。

ウクライナ侵攻をめぐり対ロ制裁を科す欧米とは一線を画し、「多極的な世界」を掲げるプーチン大統領にとっては「孤立していない」とアピールする恰好の場といえます。

ロシアは中国やインドへ、エネルギーの輸出を拡大。制裁下で経済的な結びつきも強めています。

またプーチン氏は、きのう行われた中国との首脳会談で、枠組みのさらなる拡大に意欲を示しました。

ロシア プーチン大統領
「建設的で生産的な枠組みとして、さらに強化していく必要がある」

ただ、ウクライナ情勢に関する微妙な“温度差”も浮かび上がっています。中国の習近平国家主席はウクライナについては明言せず態度を明確にしませんでした。

ウクライナ側による領土奪還の動きが広がる中、一連の首脳会議ではウクライナ情勢に深入りしないという各国の姿勢が目立つ形となっています。

ーー記事ここまで

実際にユーラシアアジアアフリカ連合というものが出来るかはわからない。 しかし理念は大きなものであり、プーチン大統領はそれの実現に向けて邁進している。 就任してからすぐにこの構想を実現化させるために具体的に動き出した。

だが彼の中に巣食ってしまったのであろうエゴの部分、彼は、この巨大な人類の棲息圏域の長をロシアが永久無限に握るのだ、またはそれに近い状態を永続させるのだ、とやってしまった。

わたしにはそう見える。 だが中国が持つ「 中国の夢」 とやらの人類支配の構造よりはまだマシなのだろう、と一応彼に寄り添った言葉も出す。 どちらも大差ないという声も聞こえるが。

何が良い、何が間違っているという概念を第三者に強制する構造のもとに全てを維持させるシステムはもたない。 それがわたしの今の世界への見え方になっているので、この中ロの勢力のそれぞれが追い求める理想のカタチ、彼らが勝手に新時代の地球の仕組みとでも決めているそれらの構想は、一見はきれいに見えるところもあるのだろうが、一枚皮をめくると内部は腐敗したものに見える。

いずれにせよ英米や日本豪州などの島国は、これらの構想が実現化すれば、その生存要件というものをすべてこれらの大陸勢力につかまれることになる。 米国はまだエネルギーの部門がなんとか自給できているのですぐにはそうならないが、ほかの地域は落ちる。

それほどにロシアが産出する天然ガス、石油、液化天然ガスというものは強い武器だ。 確かにプーチン大統領が「 資源やそれを守る軍事力、全体の国力とでもいえる実態のあるものをもってGDPに変える指標を採用するべきだ」 とこれからの新時代の基準を提唱したのもなんだか説得力がある。

でもそれはロシアにとってだけ都合のいい説得力であって、万民みなに当てはまるものではない。 それはロシアに従属せよという設定が隠しこまれているものだからだ。

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戦争の行く末が分からない。 ロシアが敗北するのだという論調が増えている。 しかし我々はそれらのコトバを戦争が始まってから以降、何度も何度も聞いた。 そしてそこから後、ロシアはそれらの動きに対処して押し返したという事実を見ている。

キーワードは核兵器。 だがプーチン大統領はそれをやらないとわたしは個人的に考える。 それを引き金としてウズベキスタンとキルギスタン、ジョージアにおける南オセチア、アブハジア、そしてセルビアにおけるコソボ侵攻、さらに場合によってはモルドバと沿ドニエストル共和国、各種の今まで抑えつけてきた火種が一気に火を噴く可能性がある。

そうなると、これらの地域に経済的に繋がっているロシアが無傷で済むとも思えない。 だから基本的にはロシアの側から核兵器を使うことは、本当の本当に危険が実体化しないかぎりはない。

なので、それを逆手にとって米国の軍産の連中が偽旗作戦で核兵器を使うことも一応ある、とは言う。 しかしわたしはこれも無理だと思っている。 米国の国家独立会計監査、これをごまかすことなんかできっこない。 だがそれすらもディープステイトに侵食されているのならわからない、という人がいる。

だがわたしは「 監察総監( IG) と会計検査院( GAO) 」 がどれだけ厳しいものかというのを知っているつもりなので、もちろん他の検査機構もあるのだが、これらの全てを、これに関わる全ての人間をコントロール支配におくことなど出来ないと捉えている。 現実は厳しいのだ。

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だからだらだらと物資と時間とカネの浪費だけがこれから続くとする。 そうすると政治的な意味合いにおける行動の変化が促される事例においての終戦や停戦の動き。 これがあるかどうか。

G20に参加希望を表明しているロシアのプーチン大統領が、その前の段階で停戦を模索するということはある。 しかしウクライナの背後についている米国のネオコンと称する人びとはそれを許さない。 なのでそれを許すしかない状況に持っていくためには、ロシアにできる事は何か、という設定で全体を見なければならない。 そうなるとわたしにはお手上げだ。 ロシア一国で出来ることなどたかが知れているからである。

非同盟の国々の連合、まとめ上げを行って時間を稼ぐしかない。 西側国家も相当に壊れてきているのは彼の目からしても明らかだから。 そうなると我慢くらべになる。

今年の下半期から少なくとも来年の前半期いっぱいまでは、その我慢比べが互いに強まっていくのではないかという気がしてならない。 そこに天変地異的なものが重なってくると、対外への冒険主義はできなくなるのかもしれないなあ、というのがわたしの今の世界への見立てになっている。

のたうち回る旧き蛇たち

終了