【エボルヴデッキ解説】シャドウパラディンの参考書
こんにちは!シャドマガ運営のナンザンです。
今回はShadowverse EVOLVEのコラボパック「カードファイト!! ヴァンガード」からナイトメアクラスのシャドウパラディンデッキ(以下、シャドパラデッキ)について、分からない方向けにデッキの特徴やプレイングについて書いていきたいと思います。
シャドウパラディンデッキについて
サンプルデッキレシピを上に貼りましたので参考にしてください。
シャドパラデッキは参考レシピが少ないので、今回は友人がCSでベスト8になったときのレシピを元に語っていきます。
シャドパラデッキはファントムブラスター・ドラゴン(以下、ファンブラ)を中心に低コストから相手のライフを削りつつ、墓地にシャドパラカードを貯めてファンブラの準備をして、除去をしつつ疾走でライフをまた削り、早期に決着をつけるアグロ寄りなデッキです。
動き方について
立ち回り及び動き方について語っていきます。
ヴァンガードクラスの特性上、先行でも後攻でも動けるのですが、選択肢があるなら後攻を取りましょう。
ゴリゴリにアグロをしていくデッキですが、疾走するときはファンブラを出すときなので、1体破壊が出来ます。
先行で出したフォロワーを破壊しつつ攻めていきましょう。
EPがあることで、より動きやすく立ち回れます。
序盤の動き
先行の動き
【1T】カロンを出す、フルバウ効果発動
【2T】ブラスタージャベリン(以下、ジャベリン)で手札に無い方(優先、ブラスターダーク(以下、ブラダ))をサーチ
【3T】ルゴスorアリアンロッドをライド
【4T】ブラダ進化orマーハライド、ジャベリンを出してどちらかをサーチ
【5T】ネヴァンライド
【6T】ジャベリンからファンブラをサーチしてそのまま出してエボルヴ、疾走
後攻の動き
【1T】カロンを出す、フルバウ効果発動
【2T】ルゴスorアリアンロッドをライドorジャベリンで手札に無い方(優先、ブラダ)をサーチ
【3T】ブラダ進化orマーハをライド、ジャベリンを出してどちらかをサーチ
【4T】ネヴァンライドorブラダ進化orマーハをライド、ジャベリンを出してどちらかをサーチかグリムリーパーを出して疾走
【5T】ジャベリンからファンブラをサーチしてそのまま出して進化、相手フォロワーを除去しつつ疾走
大まかな動きはこうなります。
マリガン基準としては、1PPカードが無い場合にマリガンをしましょう。序盤でいかに墓地にシャドパラカードを落としつつ動いていけるかが大事です。
キープ対象カードは
カロン
ジャベリン
アリアンロッド
マーハ
この辺りです。
フルバウの使い方
スタートアミュレットで無料で墓地を2枚貯めれるカード。
シャドパラデッキは早期に墓地を10枚貯めることを目標としています。
そのため、これで2枚貯めるのはかなり重要なので、すぐ使いましょう。
上手くいけば5ターン目には10枚貯まってます。
墓地に行ったフォロワーを戻す手段はあるので、欲しかったカードが行っても気にしなくて大丈夫。
逆に回収手段があるということは、墓地を手札と同じように使えるということです。
相手に情報アドバンテージを与えますが、同時に相手は「次にファンブラ出てくるから結局破壊されてしまう」等のプレッシャーも与えることができます。
また、フルバウは、かげろうのアンドゥーのような1/1バフを与えたりせず、自分の動きを早めるためにしか使わないカードです。
そのため、低コストフォロワーは超越相手等には除去カード1枚で除去されてしまいます。
ですが、それで問題ありません。
除去されれば墓地が早期に貯めれる、除去されなければそのままライフを削りに行ける。
この切り替えが出来るのがシャドウパラディンの最大の強みと思ってます。
アビス・フリーザーについて
手札を捨てて墓地から回収出来るカード。
このデッキのプレイングの難しいポイントとなるカード。
このカードがトリガーしたのに使わないという選択肢があるからです。
序盤の方や、手札が枯渇している状況だと使いますが、それ以外だと使いません。
何故ならこれが貴重な墓地回収カードだからです。
終盤になるとかなり重要で、ファンブラかオーバーロードか、手札に無い方を回収して攻めプランを作る等のプレイが出来ます。
このカードの枚数が、そのまま墓地を手札にできる回数と思ってください。
なので、このカードはとても難しいです。
トリガーして手札を補充したい。
手札に来てくれたら墓地のファンブラ回収して疾走できるのに墓場まだ10枚貯まってないから、今はトリガーで使って貯めることを優先されるか。
等とパッと考えるだけでもこのように悩むカードです。
実際には手札と状況で変わりますので、実際に使ってみてプレイングを磨いて下さい。
ファントムブラスター・ドラゴンについて
このデッキの主役。
追加コストを支払わなければ出ないがその分強力。
進化しなくても疾走なのも良ポイント。
このカードをいかに早く、そしてどれだけ使って使い回せるかが勝負の鍵になります。
このカードのために墓地を10枚貯めます。
ジエンドすら除去する確定破壊効果はとても強力で、進化時の破壊なので、守護1体だけならそのまま除去して5ダメージを与えることが出来ます。
グリムリーパーとのコンボが特に強力で、2体の疾走で7〜8ダメージを与えることが出来ます。
これが4〜5ターン目に出来ます。
このターン数に注目して欲しいのですが、ヴァンガードクラスで4〜5ターン目に疾走をするクラスはアクアフォース以外に存在しません。
しかもあちらはメイルストロームを引かないといけないという不安定付き。
かげろうには2ターン早く、ロイヤルパラディンには1ターン早いです。
ターンのアドバンテージを活かしてライフを削りまくって相手を動きにくくさせましょう。
オーバーロードについて
もう1体の主役。
9コストと書いてあるが実際は0コスト。
墓場を10枚貯めた後は、これのために15枚貯める行動をしよう。
このカードの注意点として、相手の場に1体もフォロワーがいないと効果を使えないので注意しましょう。
ファンブラが疾走した後にオーバーロードを出すのが主な役割なので、2体のフォロワーを除去しつつリソースを確保出来ます。
下の効果も強力で、かげろうのような確定破壊が無いクラス相手だと、効果を使った縦置き12/12は取られにくいので、次のターンにリーサルを狙いに行くことが出来ます。
確定破壊があるクラスには1体ずつ出してドローでリソースを確保しましょう。
相手は6/6の状態でも除去しなければいけないので必ず除去カードを使って来ますので、返しのターンでドローしたリソースからオーバーロードかファンブラを出していきましょう。
相手に休ませず、ひたすらに攻撃を続けて下さい。
対〇〇戦について
対かげろう
対かげろうは序盤からのアグロで押し切りましょう。
かげろうはデカいフォロワー1体だけを展開するターンが多く、こちらの除去が間に合うので、アリフが来なければかなり有利に立ち回れます。
最近では交錯する力が抜けた構築もあったりなかったり。
無ければそのまま削りに行きます。
あっても変わりません、交錯を早めに使わせる勢いで攻めましょう。
対超越
対超越は正直かなり厳しいです。
こちらもフォロワー除去に優れていますが、それ以外をするフォロワーが少ないです。
対して超越では全体除去やバウンスのカードもあるためライフを削りに行きづらいです。
オーバーロードのドロー効果も除去するフォロワーがいないため腐ることがほとんどです。
そのため、ほとんど相手の事故をお祈りする感じとなります。
まとめ
最後にまとめとして
シャドウパラディンデッキは、しっかりデッキとしての完成度も高く、Tier1.5以上の能力はあります。
ですが、有利不利がはっきりと分かれるため、トップシェアのかげろうに当たり続ければ全然チャンスはあるデッキです。
シャドウパラディンは昔のヴァンガード勢からのファンも多いデッキなので「シャドウパラディンを使いたい!」「活躍させたい!」という方は是非とも使って下さい。
今回紹介したデッキレシピ以外にも型がたくさんありますので、
今回のを参考にするもヨシ!
自分でオリジナルのレシピを作るもヨシ!
最近ではヘクターを入れた構築もあるので、ヴァンガードクラスのカード以外にもナイトメアクラスのカードに目を向けてみると以外な発見があるかもしれません。
プレイング自体も難しいことはないので、いろんなシャドウパラディンを作ってみてください。