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読み聞かせの効果 その後、息子2人の読書の仕方に違いが


子育て回想備忘録11

これまでは、
「絵本の読み聞かせと喃語」
「寝る前の絵本の読み聞かせ」
と、息子たちに絵本を読み聞かせしてきた様子を書いてきました。

今日は、その後の息子たち自身の読書の様子がどうであったか等を書きたいと思います。

長男は「小学1年生のひらがなの授業と幼児のひらがな遊び」でも書いたように2歳にひらがなを覚えて、2歳には自分で絵本を読めるようになりました。

長男は読書が大好きになり、5歳の頃には、図書館にある恐竜の子ども向けの本を全て読み切りました。
図鑑だけでなく、物語も全て読みました。
その中で驚いたのは、古い本の内容が新しい本の内容と違っていたことに長男本人が気づいたことです。しっかり読んで内容を理解し記憶していることがわかりました。

その後、長男は公営の図書館や小学校の図書室でいろんな種類の本を借りて読みました。

特に好きで繰り返し読んでいたのは、伝記、シャーロック・ホームズ、ハリーポッターです。

小学校の図書室の図書カードは1年で何枚にもなりました。

雨の日で外で遊べない日は、2、3時間目の間の休み時間に図書室で本を借りて、昼休みには読み終えて新しいものを借りるといった具合でした。

長男は本を読むのがとても速いです。

小学校5年生の時、小学校の先生が
そんなに本が好きなら、これはおもしろぞ!
と「バーティミアス」という本を貸してくださいました。
かなり分厚い本ですが、1日で読み終えました。
翌日、先生にお返しに行くと、
え〜!こんなにはやく読んだ子ははじめてだ!
本当に読んだの?
と先生、
はい、〇〇のところがおもしろかったです。2巻貸してもらえますか?
と長男。
こんなかんじでした。

幼児期と小学生の頃の長男は、読書をとおしていろんなことを知ることができ、それが楽しくて仕方ないといった様子でした。

いろんなことを知りたいという思いは、その後の長男のやりたいことに繋がっていったのだと思います。

今も読書が大好きです。

文章を速く読めることによって、試験では、問題を速く読んで理解し、解答にとりかかることができるようです。これも読み聞かせ、読書の効果でしょうか。

また、長男は文章もわかりやすく、スッキリと書くことができていると思います。

一方、次男は、長男ほどひらがな遊びに熱心ではありませんでしたが、3歳のお誕生日には絵本を自分で読めるようになっていました。

次男もまた、公営の図書館、小学校の図書室で本をたくさん借りて読みました。

幼児の頃は、ミッフィと機関車トーマスが大好きで何度も読みました。

図鑑や伝記、子ども向けの物語なども大好きでした。

次男は、長男と対照的で、とてもゆっくりと本を読みます。
次男も、実は速く読むことができるのですが、ゆっくり読むのがお好みのようです。

ある日、同じページから次のページに読み進めない次男に、
次のページ読まないの?
と聞くと
そのページに書かれた描写をじっくりと頭の中で想像してその世界に入っている
とのこと。
また、ある日は、
言葉の美しさに酔いしれていました。

この想像力は後の次男のやりたいことに繋がっていったのだと思います。

今も読書が好きです。

頭の中で文章をビジュアルに変えることをしていましたので、試験では、文章を読んで瞬時にビジュアル化して、解答に取りかかることができているようです。これもまた、読み聞かせ、読書の効果でしょうか。

次男の書く文章は、わかりやすく、スッキリしていますし、少しユーモアがあります。 

このように、息子2人一緒に絵本の読み聞かせをしてきましたが、その後の本人たちの読書の仕方が違ったのはおもしろいところだと思います。

どちらにしても、読み聞かせ、読書は、いろんな効果があり、子どもが育つ上で大切なものだと思います。

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