VCT PAC「DFM vs TS」感想 終わりのないトンネル、迷うDFM
VCT PAC WEEK5 DAY2「DFM vs TS」
2023年4月23日、現在0勝4敗のDFM対2勝2敗のTSの一戦。
DFMはここを負けるとプレイオフは絶望的、逆にTSとしては勝てば突破に大きく近づく1戦となります。
試合前の雰囲気
VCTJP公式Twitterの予想でもTSが競り勝っており、自力だけで見たらLOCKINから好調なTSが勝つと予想した人が多かったですね。
日本の方の多くはDFMにそろそろ勝ってほしいという思いがあったと思いますし、前回のZETA戦でseoldam選手の復権の兆しが見えたということで期待できる部分があったと思います。
MAP1 ASCENT(PICK:DFM)
結果としてはTS 13 - 11 DFMということでスコアもさながら内容でもかなり惜しい1戦となりました。
DFMは今回Reita選手とxnfri選手が交代し、ロールもそのままreitaさんがやっていたイニシエーターとして交代登場になりました。xnfriさんは最近コントローラーをやっていたので慣れや合わせなど含めて心配と期待がありました。
試合を通しての感想
TS独特のスピード感や勝負勘に苦しめられた試合でした。攻め方も前回のZETA戦からは増え、守り方も改善が見られようやくそれなりに戦えるアセントが見られたなといった印象でした。
ただやはり勝ちきれない、詰め切れない試合というのは改善点を探すのも、改善するのもまた難しいところでもありこの山を越えられるかどうかが強豪かそうではないかの違いでしょう。
しかし成長と勝利の可能性を感じれた試合でしたので、第2マップに期待する人や声も多かったと思います。
MAP2 HAVEN(PICK:TS)
前半9-3折り返し、後半ピストルラウンドを取ったものの、そのあとスリフティと流れをつかみきれず相手の流れに飲み込まれる展開となってしまいました。
試合を通しての感想
やはり相手のピックマップ…
ここにきてxnfri選手のブリーチは練度不足の面が見て取れたりなど、今のDFMのチームとしての難しい状況が試合に出てしまいました。seoldam選手は間違いなく復調してますが、やはりチームとして動けておらずここ2週スタメンが変わってロールも変わっていることが大きなマイナス要因であるのは間違いないでしょう。
今節の感想と次節への期待
やはり改めて「迷走している」というのが正直な感想です。今のチーム状態、戦い方では間違いなく世界を相手にするには足りなさすぎるといわざるを得ないでしょう。
もちろん降格はないので、今から来スプリットを見たチーム作りや新たな選手選考、コーチアナリスト選考も始めるべきでしょう。
日本のファン、キャスター陣は未だ好意的に応援していますが、そろそろきついことをいってあげるのも必要だと思いますし、今の状態はフランチャイズチームとして、日本代表として不甲斐ない結果であるのは間違いない事実です。
ここからどうにか立ちなおして、なんとか1勝できることを日本のファンも自分も願っています。
というわけで今回も最後まで読んでくださった方いらっしゃいましたら、ありがとうございました。
著者Twitter:まがしき @esportsmagasiki