私が働いているギャラリーにこの春から大学生のインターンが来ることになった。 どうやら、彼女は高校時代にバイトの経験がなく、初めて社会に出て働いてお金をもらうそうだ。なので「困っていたら助けてあげてね」とオーナーが話していた。 初めての社会。 （初めての社会という言葉は仕事以外もあるのである意味では間違っているのだけど…） 私は初めての社会で打ちひしがれた経験がある。 高校時代は、生徒会の一員として活動して放課後は美術予備校に通っていた。高校3年生の時はもはや週７で予備校
対話型鑑賞という言葉を聞いたことがありますか？ ざっくりと説明をすると、アートの鑑賞方の1つで、 絵や作品を見て思ったことや感想をグループで対話する鑑賞方です。 作者や技法などアートの知識を求めるわけではなく、グループでのコミュニケーションを通して、作品の見方を深めていきます。 そして、想像力や考える力、伝える力、聞く力などを育みます。 でもこの対話型鑑賞はあくまでも鑑賞の入門で、もっと楽しむためには楽しくアートや美術の知識をお伝えする必要があると思います。 お恥ずかしな
どういう巡り合わせか、最近お仕事で絵を描いている。 子供の頃は描きたいもので溢れていて、ずっと自由帳にお絵かきばかりしていたが、だんだんと自分の描けるレベルが分かり絵を描かなくなっていった。（といいつつ美大には行った） 最近は専ら学校や美術教室で教えることをで生活をしている。 自分は描けないけど、描きたい人のアシストをするのは好きだ。 指導というよりかは、表現の選択肢の提示をしている。 自分が描くことから遠ざかっていたが、油絵の作品2枚とペットのイラストをそれぞれ頼まれた
私は四半世紀生きているくせにまだモラトリアムをやっています。 正確に言うと、2年前から人より遅いモラトリアムが来ました。 ずっと優秀と言われるような人生を続けなければならないという暗示が解けて、自分の心とよく相談するようになりました。 自分のモラトリアムを説明するのはむちゃくちゃ恥ずかしいことなのですが、折角noteを始めたので書いていこうと思います。 私は漠然と憧れている像があります。 何か１つのことを選んでがむしゃらに打ち込んでいる人です。 お笑い芸人だったり画家だ
この記事はパンサーの向井さんのラジオやnoteでのお話から思うことがあって書かせていただきました。 スナックで尊敬している同い年の同僚がいます。 勢いがあってノリがよくてライブ感で生きているみたいな人です。 リスペクトと、こうはなれないという悔しさと、でもこうなりたいわけじゃないなと、会うたびにぐにょぐにょっとした気持ちになります。 スナックでのお仕事のお話を少しだけさせてください。 私は、来てくださったお客さんにとって良い時を過ごせるように、お客さんが話していた内容や
そもそも、どのような経緯で今に至ったかをお話しさせてください。 美術予備校中学校を卒業した後の春休み、高校受験を経て圧倒的に勉強にセンスがないと感じた私は美大に行くことに決めました。 かといって絵のセンスならあるのか？と言われたら全くそんなことはなく、田舎の学校で人よりかはマシかなという程度だったので、中学校を卒業してすぐに美大受験対策の予備校(美術予備校)に通い始めました。 そして高校３年間を美術予備校に捧げ、センター試験で英語は23点(200点満点)しか取れなかった
初めまして。 真亀と申します。 私は美術大学を卒業後、中学校の非常勤講師・スナック・ガイドヘルパー・アートギャラリーで働いている猪年の女性です。 趣味はラジオを聞くことと料理と美術鑑賞です。 特に「むかいの喋り方」にはいつも心を救われています。 水（海や川やプール、噴水、ダム、水鉄砲、お風呂など）と動物、植物、旅行が好きです。 興味を持ったものにすぐ挑戦できることが私の特技です。 大学を卒業してから料理以外で０から１を生み出す作業をほぼしていなくて焦りを感じ、note
