【これぞ、少年ジャンプ作品!】Dr.STONEを見てくれ。
お久しぶりです、まがタマです。
最近はTwitterでの感想もほとんど書いてませんが、春アニメも楽しんでました。
「ダンス・ダンス・ダンスール」ヤバい。ネズミの独占から早く抜け出して色んな人に見て欲しい。
それはさておき突然ですが、皆さんにとっての"印象深い少年ジャンプ作品"って何ですか?
僕は子供の時からジャンプ作品によく触れてきたので一つに絞れないくらい色んな作品が思い浮かびますが、
『銀魂』、『SKETDANCE』、『ジョジョの奇妙な冒険』、『暗殺教室』は即座に思いつくくらい大好きで居続けている作品ですね。
ただ、最近の少年ジャンプ作品は微妙にハマりきれてないのが本音。
勿論好きな作品もめちゃくちゃあるんですけど、小さい頃から見てきた四天王に関しては思い出補正がとにかく強すぎる。
あと、色んな作品を知れば知るほど捻くれた事ばっか考えるようになってしまっているので、四天王を見てた時が一番作品を純粋に楽しんでいた頃だったってのも相当大きい気がします。
でも今回取り上げる『Dr.STONE』はバイヤーすぎた。いや、ジーマーで語彙力が消し飛んでしまうほどに。
この作品を見ている時も先程挙げた四天王を見ていた時と同じ感覚を味わっていたので、本気でドハマりしていましたね…!
ぶっちゃけると、「まだ少年ジャンプにはこんなにも好きになれる作品があったのか!」と思ってしまったほどです笑
という事で今回はアニメ『Dr.STONE』を"紹介"という形で熱く語っていきたいと思います‼️
第1話だけネタバレがあるのでその点はご了承ください。
第1話「STONE WORLD」
Dr.STONEを観た人なら誰しもが覚えているであろう冒頭のこの台詞。
どんな作品でも冒頭の掴みってのは大事なものです。
それを踏まえても「世界中の人間は全て」と明言しているだけで、この作品がとんでもなくデカい規模の風呂敷を広げてくることを予感させてくれますよね。
何より「なんで世界中の人間が石化したの?」みたいなちょっとした疑問が生まれるのは必然。
だからこそほんの少しの興味を持たせる為の材料として考えると、この掴みはたった数秒の台詞でも結構印象に残りやすいものだと思います。
さてさて、掴みの部分からダラダラ話しててもキリがないので本編に入ります笑
最初は学校での日常を見せつつ、好きな子(杠)に告白する大樹が惚れ薬を飲むことはないと分かっていた上でガソリンを渡していた千空とのシーンでこの2人には相当深い友情関係がある事を示してきます。
そして大樹が告白する一歩手前で謎の光によって地球上の全人類が石化。
ここら辺で個人的に好きなのは、石化した大樹のモノローグが始まる瞬間に劇伴がガラッと変わる所ですね。
石化した直後は絶望感を醸し出すような劇伴が流れますが、大樹が諦めずに意識を保ち続けているシーンでは、
色んな建造物が崩壊していく描写があっても新しい世界の幕開けを告げるような劇伴が流れます。
ここが本当に壮大な物語の始まりを予感させる演出で、"文明が滅びていくシーンですらこの物語の始まりに過ぎない"という感じが好きですね〜
強烈な謎から始まって、文明社会を呑み込んでいく光景に恐怖を感じるものの、「ここからどんな物語が始まっていくのだろう」というワクワク感を先行させてしまうこの見せ方がジーマーで最高なんです。
そして大樹は目覚め、半年以上前から目覚めていた千空と3700年ぶりの再会。
改めて考えても3700年間ずっと秒数を数え続けていた千空の精神力がエグすぎですが、大樹も大樹で3700年間ずっと杠を想い続けていたのもえげつないですよね。。
ただこの二人の会話から千空は数千年経とうが絶対に大樹は復活すると信じていたという熱い友情関係がまたまた見えます。こういう少年ジャンプらしい熱さは幾つになっても好き。
一方でこの作品が「人類文明を科学の力で再構築させることをゴールに、物語が進んでいく」ということも二人の会話から見えてきますね。
改めて考えても科学の力を駆使して"ゼロから現代へ駆け上がる"というスケールの壮大さが異常です。
しかも魔法とかの非現実的な手段でなく"知恵と努力で"っていうのも個人的にポイント高い。
そしてBパートからは、石化からの復活を第一目標にしてトライアンドエラーの繰り返しが始まります。
その工程をとにかく本格的に、ノンフィクションで描いてくれるのが大好きですね。
大樹という雑頭キャラに千空が分かりやすく教えることによって、我々視聴者も勉強になるので「科学」の面白さ、楽しさを存分に伝えてくれます。
途中途中に失敗するシーンもある事で科学の実験はそうそう思い通りにはいかないというのを暗に伝える事でリアリティを持たせているのも良きです。
自分が第1話でいっちばん好きなのがラストシーン。
一年に渡る実験を経て、二人は遂に石化復活液を完成させます。
そこで大樹に言う千空の言葉がとにかくカッコよすぎるんですよね…!
一つのファンタジーに"科学で"勝利するという圧倒的なカッコよさ。
あまりにもカッコよすぎるこのシーンは何度見ても号泣してしまいます笑
更に千空の「唆るぜ、これは!」の台詞の後にOPを流すのも天才的演出。
ちょっとふざけた歌詞に感じるかもしれませんが、第1話のラストを見ればイントロの歌詞は「これしかないやん!」って気持ちになると思います。
ネタバレ全開で語ってますが、とにかく第1話だけでも見てください😭
絶対に何かしらで惹かれるものがあると思いますし、次の話をすぐに見たくなると思うので!
少年ジャンプとしての魅力
改めてこの作品と向き合ってみて思ったのは、少年ジャンプで連載している事が凄くハマっているという点。
『友情・努力・勝利』という少年ジャンプの三大原則は結構有名なものですが、この作品ってアニメ第1話からその三大原則全てが揃ってるんですよね。
この3つ全てを30分間に詰め込んだのは個人的に相当凄いことだと思ってます。
第1話においては『友情』部分が一番弱い気もしますが、物語が進めば進むほどその要素は強くなっていくので、
"ジャンプの三大原則全てがバランスよく組み合っている"という事を見進めていく時に感じ取って頂きたい。
あとこの作品はテンポが異常に速いです。
勿論それは褒め言葉で、少年ジャンプの作品の中で例えるなら初期のONEPIECEくらいテンポが良い。
もっと詳細に言うならバラティエにクリークが襲撃に来て、その後にガレオン船ぶった斬ったミホークが登場した事に加えて、ナミが裏切るっていう怒濤の展開が起きるのにめちゃめちゃ読みやすかったあの頃のワンピくらいです。
ん?何の話だこれ?🤯
兎にも角にも、面白い事を次々と繰り広げてくれるので飽きることなく一気に魅了されるはずです。
激アツな展開の連続にハマること間違いなし!
まとめ
Dr.STONEのアニメ第一期は令和の2クール作品の中だと現状断トツで一番面白い作品だと思ってます。第二期も全然面白い。
主人公の千空に関しては、今まで見てきたアニメの中で最もカッコイイ主人公だとも思ってます。
段々魅力が増していく主人公も大好きですが、第1話からK点越えのカッコ良さを発揮して、それを維持している主人公なんて千空くらい。
ネギ頭なんかどうでもいいくらいホントカッコイイ。
そんなDr.STONEの続編(『Dr.STONE 龍水』)が夏に一時間のテレビスペシャルでやってきます。
夏アニメのラインナップを確認してる時に一時間しか無いことを聞いて一瞬絶望しましたが、続編をいち早く見れる事はとにかく嬉しい。
今回はそのテレビスペシャルの放送をきっかけに色々語りましたが、この記事で一番言いたいのはアニメ『Dr.STONE』の第1話を一人でも多くの人に見て欲しいという事です!
この作品の素晴らしさは第1話で十二分に伝わるはずなので。
(YouTubeで無料公開されている第1話を載せているので宜しければ🙇♂️)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
やっぱり文字数ガン無視して書く方が自分に合っているのかも。
ただ夏アニメはTwitterでもボチボチ感想を書いていきたいですね。
『Dr.STONE 龍水』は勿論、『よふかしのうた』とか『メイドインアビス 烈日の黄金郷』とかが今のところ楽しみです。
リプやコメントも良ければお願いします🙏
ではでは、また次の記事にて👋
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