とるにたりない
何回も
なんだか悲しいオチみたいな
宙ぶらりんで終わることばかりで
何回も
もういいや
へとへとになっちゃったな
その繰り返し。
そしてそのたんびに
私はここにいる!
自分の旗を立てて
自分の二本足で立つ!
そう思いながら生きてきたし
今もそういう気持ちは持ってる。
高校生の時好きで聴いてた歌で
「私生きてるよって言いたいだけなのに」
って、愉快に軽快なメロディーに乗せた
ものがあって、妙にそれが響いてた。
優等生とか
個性的でオシャレとか
いらないラッピングで近寄りがたかったり、
ただやりたいことやって
生きてるだけなのにな、
私はわたしでいたいだけなのにと
ちょっと斜に構えてた自分もいて、
いるのかなどこかに
自分がありのまんまでいられる人は。
きっとどこかにはいるはずだ。
どこかにそういう世界があるはずだ。
だから自分は目の前のことを
楽しんで一生懸命やってく。
自分が出会いたい人を探すんじゃなくて
自分が誰かに見つけてもらえるように。
ここにいるんだなと思ってもらえるように。
そうやって ずっと生きてる。
そしたら
ようやくやっと
漠然と求めていた
こういう世界
というものが
身の回りにいくつも
見えるようになってきた。
だいぶ、ここまで色々あった。
やっと見えてきたものたちを
失くさないようにしていけたら。
そして、
私ひとりが抱いている
人への感謝や想いが
どうか儚く遠くへ消えませんように。
そして、まっすぐの光みたいな
あたたかくて 眩しいもの、
ただそこにいるだけで
受け取ることができたなら
そんな日がいつか
人生が終わる前にあれば
それは幸せなことだと思う。