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【月報】ストーリーを共有することから始まるまちづくり 地域おこし協力隊10ヶ月目 Vol.47

美唄に来てから初めてオープンのイベントを開いた。5月の地域おこし協力隊着任から10ヶ月目のことである。

まだまだ寒さが厳しかった2月。バタバタしており、新年度に入ってやっと活動をまとめることができました。最後までお付き合いください。

2022年5月より北海道美唄市の地域おこし協力隊として、シティプロモーションを担当している真船創太(まふねそうた)です。シビックプライドの醸成や関係人口の増加を目指し、美唄の若者たちと「美唄の未来に夢を描く委員会」を立ち上げました。プロジェクトを進めていく中での等身大の苦悩や、地域での暮らしのリアルを飾らずに発信しているので、美唄に関心を持つきっかけや地域での活動のヒントになればすごく嬉しいです。みんなで一緒により良い社会を創りたい。

「大地の侍」上映会開催

2月4日(土)にアルテピアッツァで、『大地の侍』上映会を開催しました!

コンセプトブックやウェブサイトなどの制作の詰めの時期と被っていて、タイミングをずらしたかったのですが、やりましょう!と言ってしまったが最後、やるしかない!という状況になってしまったのです。

作業の合間の時間を見つけては、各所と調整をしたり、周知をしたり。正直準備が十分だったとは言えませんでした。(後先考えずについ口走ってしまう癖があるので、反省)

そして迎えた当日。

最終的には、市長や教育委員会の方含め27名の方に参加いただきました。DVDを所蔵しているHAL財団の理事長・磯田憲一さんもいらして、急遽DVDの美唄市への贈呈式が行われました。

北海道の開拓の物語ということで、僕ら世代かつ道外出身の人には少し遠い話かもしれませんが、年配の方の中には涙を流されている方もいらっしゃいました。

途中暗幕が一部落ちてしまうトラブルもありましたが、それでもなんとか進行できたのは、大学時代にイベントを作っていたからだと思います。大学時代にお世話になった方が、たまたまアルテピアッツァに来たついでに参加してくれて、嬉しい再会なんてのもありました。

参加者のみなさんからのコメントを一部抜粋して共有します。

「ずっと北海道に住んでいましたが、これまで知らなかったこと知り、もう一度改めて観たいです。北海道開拓の礎は、内地からの移住者、先住民アイヌの力もあり、大切につないでいけたらと伝えていきたいです。」
「​​絶望から自分たちの力を信じて、決死の思いで開拓を進めた人々のおかげで今の北海道があるのだなと学びました。先人の苦労に涙が出ました。」

そもそもの上映会開催の狙いは2つ。
①美唄で多世代が交流する場を作ること
②協働の基礎となる共通言語を作ること(=歴史を学ぶ)

地域おこし協力隊の仲間にも手伝ってもらい、下は20代から上は80代の方までご参加いただき、今回①の一つになったのではないかと思います。また②の歴史という共通言語を持つことができました。

その後は、協力隊や市役所仲間と『雪んこまつり』に行って、スカイランタンを飛ばしてきました。芯から冷え切った身体をそばで温めて、最後は温泉でフィニッシュ。

と言ったものの、家の駐車場で車がスタックし、みんなに助けて出してもらいました。感謝です。これで今冬2度目。

札幌に次ぐ歴史を持つ美唄の雪まつり

上映会の次の日は、お手伝いを兼ねて日中から雪んこまつり参戦。

美唄では珍しい光景・たくさんの子どもたちが元気に遊んでいる姿を見ることができました。また、美唄に拠点を置く北海道独立野球リーグ所属の『ブラックダイヤモンズ』の応援歌を作曲した門松良祐さんがいらしていました。

ずっと聞いてみたかった門松さんの歌声。冬が降る中、雪のステージの上で最高のパフォーマンスを披露していただきました。『HOME~美しい唄~』という曲は、まちの方から歌詞を募集して作られたそうです。素敵!

沼田のそらち自然学校

大学の同期が、北海道沼田町の地域おこし協力隊の方と友達で、休みをもらい沼田に行ってきました。活動内容も伺い、薪割りをしたあとは、テントサウナを体験させてもらうことに。まさかの熱波師見習いという彼女のホスピタリティには、感銘を受けました。

そして翌朝、沼田町は−25℃を記録したのでした。

整い椅子から見た星空

そんな沼田町を拠点に活動する自然学校『そらち自然学校』が、4月からオープンされたみたいですので、ぜひ覗いてみてください〜

赤平の炭鉱見学

1月に三笠市の炭鉱ツアーに参加をして、かなり面白かったので、『炭鉄港』を同じくリードしている赤平市にある炭鉱へ。

竪坑の内部を元鉱員の方からの解説付きで案内いただいくツアーで、とても勉強になりました。

委員インタビュー

今月は、美唄市職員の南出さんと小川さんのインタビューです。

「これからは古き良きものを残しつつ、新しいものをみんなで育てていくことが大切」
「多面的な視点からまちについての理解を深めることができました」

南出さんのインタビューより

シンボル案の市長報告

委員会9回目と合わせて、2回目の市長報告を実施しました。

制作物は佳境

(バタバタしていた大半の)制作が最後の大詰めに入っています。

詳細をどこまで詰められるかどうか。ラストスパートをかけていきたいと思います。

シンボルのリリースが4月25日(火)に決まりましたので、お楽しみにお待ち下さい!

小さな協働が始まっている

僕たちが大切にしていることの一つは、地域との協働です。

まだ地域全体を巻き込めているには程遠いですが、制作物を進める段階でも、色々な方に関わっていただいていることに気が付きました。この小さなつながりを、積み重ねていきます。

そして、制作物の質やまちへのアウトプットで恩返しをできたらと思います!


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
みなさんのスキ、フォローが励みになっているので、引き続きよろしくお願いいたします!(コメントも大歓迎です)




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真船奮闘記 北海道美唄市地域おこし協力隊 / FoundingBase
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