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Vol.2 「シティプロモーションが描く未来」〜創っていきたいのは美唄の未来〜

今日は、僕が担当しているシティプロモーションについて紹介させていただきます。

なぜやるのか、どんな未来を一緒に創っていきたいか、読み終えた時に1mmでも未来にワクワクしていてくれたら嬉しいです。

美唄と言えば?

美唄と聞いて、みなさん何を思い浮かべますか?

僕は美唄に来るまでほとんど何も知りませんでした。
周りに美唄に行くんだと伝えると、「え、び え い?」や「焼き鳥!!」といった反応が多かったのです。

実際にこっちに来てからまちの人に聞くと「なんにもない、、」と答える方も少なくありません。

頭の先から内臓まで鶏を丸ごといただくのが美唄焼き鳥

また少し先に目を向けてみると、2040年の美唄市はこのような状況です。

・人口減少(人口2万人→1万人)
・超高齢化(高齢化率43%→53%)

美唄市人口ビジョン(2019)

さらには、未曾有の自然災害や感染症のパンデミックによる地域経済、財政規模、地域コミュニティの縮小が考えられます。

これは美唄市に限った話ではなく、特に北海道の自治体では似たようなところも多いと思います。

しかし美唄に本当に魅力がないかと言えば、全くそんなことはありません。
美唄に来てまだ間もないですが、それでも好きになるには十分すぎるほどの魅力があることを知っています。

ただ、それが市外にうまく届いていないし、そもそも美唄の方が認識されていないのが現状だと感じています。
(僕も地元にいたときは、自分のまちには何もないと思っていました。)

新しくゼロから魅力を作らなくても、まちにすでに存在する魅力を再認識することで、美唄に暮らす喜びと誇り(=シビックプライド)を感じることができると思っています。

美唄の軸となる魅力を表すシンボルをつくる

そのために、まずは点在する魅力を改めて整理し、軸となる魅力を固めていきます。
(それ以前に僕自身が美唄をたくさん知っていきたいので、色々教えてください!)

もちろん今何があるかというのも大事ですが、20年後を見据えた時に美唄市として何を大切にしていくのかということだと思っています。

現状と理想のイメージ

そして整理したものをもとに、想いを共有するためのシンボルを作り、市内外に発信をしていきます。

シンボルが完成して終わりではなく、シンボルはあくまでもアウトプットの一つであって、改めてまちを捉え直すきっかけとなるツールでしかありません。

作っていく過程や発信を通して、みなさんがそれぞれの言葉で美唄ついて語ったり、美唄の未来について触れる機会が多くなったら素敵だなと思っています。
みんなで作ったシンボルがまちなかで見られ、「美唄にいてよかったなぁ」とふと感じるような、そんな未来を想像しています。

その結果として、関係・移住人口の増加にもつながれば良いなと思っています。(一つの指標として、こちらも大切にしていきますが)

シビックプライドの醸成と関係・移住人口増加の関係性

一人ひとりが美唄の未来に夢を描く

目に見えるものとしてはシンボルを作っていきますが、最終的なゴールは、市民一人ひとりが美唄の未来に夢を描くことだと考えています。

「なんにもない、、」から「こんなワクワクする美唄を創っていきたい!」と思えるまちに。

綺麗でかっこいいシンボルを作ることはそんなに難しいことではないと思っています。
みなさんと一緒に創っていきたいのは、美唄の未来なのです。


今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
みなさんのスキ、フォローが励みになっているので、引き続きよろしくお願いいたします!(コメントも大歓迎です)

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真船奮闘記 北海道美唄市地域おこし協力隊 / FoundingBase
社会が1ミリメートルでも良くなると信じることに使わせていただきます。一緒に今と未来を創っていけたら最高に嬉しいです!