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まちと自身のうつろい

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”ばか者”が美唄での体験や暮らしを通して、まちの見え方、そして自分自身がどう変化していくのかの記録。
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#未来のためにできること

Vol.58 【5月号】 20年後に咲くタネをいま植える 地域おこし協力隊13ヶ月目

「今年のGWはテントでも持って道東の方に行こうかな」 すでに3ヶ月以上経ってしまっている今、明らかな事実としては、文字通り一歩も美唄の外に出ずに過ごしたということ。(記事遅くなりすぎました。。) 5月病なのか疲れが溜まっていたので、何も予定を入れずにGW前半を過ごし、後半は今年挑戦しようと決めていた家庭菜園の準備に時間を費やした。 溜まっている記事を書きまくろうとスケジュールに入れていたが、予想外のBBQ3連続によりこれまた文字通り1文字も進まず。 そんな感じでスター

Vol.14 「土と一緒にこころを耕す」地域への愛着の育み方

2019年度に1億円だった美唄市のふるさと納税の寄付額が、2020年度には11億円と増加率で道内トップ。この数字は人口2万人の市町村にしては、かなり大きな数字です。 そんなふるさと納税の返礼品の上位を占めているのが、お米を中心とした農産物です。 今では美唄の中心的な産業である農業。しかしずっと前からお米や野菜の栽培に適していたわけではありません。たった150年前は食物が育たない、泥炭層が広がる荒地だったのです。そんな土地を先祖たちが命がけで土壌改良や施策を重ねてきて今があ