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走って

言葉を紡ぎ出す時の
無数の目 目
それは誰でもない
私の意地悪な目

走って 
走って
森を抜けた時に
目を閉じて見える言葉がある
それを拾い集める

あと何回も繰り返す
まだ何回も繰り返す
いくつもの森を駆ける
意地悪な私を許せるまで

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