前島賢の本棚晒し【復刻版】16:比嘉智康『転醒のKAFKA使い』
本記事はマガジン『前島賢の本棚晒し【復刻版】』に含まれています。連載の更新分と、今後更新される予定の記事が含まれているため、個別に購入して頂くよりお得になっております。
本記事は、電子書籍ストアeBookJapanに、連載「前島賢の本棚晒し」第9回として2014年11月21日に掲載されたものを、加筆修正の上再公開したものです。記述は基本的に連載当時のもので、現在とは異なる場合がありますが、ご了承ください。連載時に大変お世話になりました、そして、再公開を快諾頂きました株式会社イーブックイニシアティブジャパンの皆様に厚く御礼申し上げます。
下校時の道草のみにスポット絞った異色ラブコメ『神明解ろーどぐらす』や、まったく泳がない水泳コメディ『泳ぎません。』と、いつもその独特の発想で楽しませてくれる比嘉智康。
その久々の新作となるのが、
https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/237245/A000262679/
主人公は、「aBis」というライトノベルシリーズを展開中の高校生作家、周防崇。
こう書くと、伏見つかさ『エロマンガ先生』や時雨沢恵一『男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。』など、最近なぜか人気の「ライトノベル作家ライトノベル」かと思われるだろうが、そこからさらに一捻りしたのが本作だ。
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