
カード手数料が取られる理由とは? 負担しなければいけないの?
みなさんはクレジットカードを日頃使っていて手数料を取られたことってありませんか?
ほとんどの方はそんな経験がないかもしれないのですが、ごく一部の店舗ではクレジットカード払いだと手数料がかかるケースがあるのです。
どんなお店でかかるのか。。。
例えば、税金。ヤフー公金とかでクレジットカードを支払う際には手数料がかかりますね。
あとは、学費類。学校の入学金とか授業料とかをクレジットカード決済できるようにしている学校も一部あるようですが、こちらも同様です。
はて。みなさんはピンときますか?
冒頭のカード手数料取られたことありませんか?という問いかけに対して、あるなぁ、と思った方。
きっと心当たりがあるのは
夜のお店
ではありませんか?
安心してください。この記事は夜のお店での話を主軸にしていますし、カード手数料がかかるお店といえば?ランキングにおいて10年連続1位を獲得しているのは夜のお店ですので、決して自分を恥じらないでください。
おそらくいないであろう女性の読者の方に説明しますと、いわゆるキャバクラやガールズバー、そして風俗店でカード決済はほとんどのお店でできたのですが、ほとんどのお店でカード手数料として10%ほどが上乗せされるのです。
10%って今の消費税相当ですからね。高いですよね。
3万円が料金だったら3,000円ですからね。(3万ていう時点でそこそこ高いが)
夜は敷居が高い寿司屋のランチの海鮮チラシ丼くらいは食べれますからね。
しかし、なぜこのカード手数料が取られるのか。
答えは、カード手数料を客に転嫁してるから、です。
以前もどこか触れたかもしれないのですが、お店でカード決済を使えるようにするには、カード会社などと契約をしなければいけなく、カード決済が使われたらカード会社に手数料を払わなければいけません。
ん?
そしたら、どのお店もカード手数料を客に転嫁すればいいんじゃないの?そしたら、いまやあんまないですけど、カード手数料を払う余裕がないとかの理由で導入してないお店もカード決済導入できるじゃん!やったね!
そう思ったあなたは鋭いですね。まさにその通りです。
でも、みなさんの記憶にあるようにカード手数料が取られることなんて、そんなないのです。
それはカード手数料を客から取るようになってしまったら、カードが使われなくなってしまうからです。
みなさんがカードを使う理由はなんですか?
便利だから、衛生的、現金がない、ポイントがつく などなど いろいろあると思います。
例えば、カードは使うとき必ず手数料がかかりますってなってても、カード使いますか?
使う人はいるかもしれないですが、ほとんどの人はそれ以外の方法で払うようになりますよね。
平たく言うとそれだけです。
カード会社とお店が契約するときの契約にそういった取り決め(カード決済を他の支払いに劣るような扱いはいないようにすること、という取り決め)があるため、どのお店もカード手数料を客に転嫁することがないわけです。
では、なぜ夜のお店ではそれが認められているのか?
理由は2つです。
1) カード会社が黙認している
2) カード会社が知らない
このどちらかです。
前者に関しては、カード決済が普及し始める前まで遡るんですが、さすがに長文になってきたので、簡潔にいうと
カード決済を普及させるための苦肉の策として夜のお店にカード決済を入れてもらった。
その代償として、というかその当時はたぶんそんなカード決済を不利に扱わないで、とか言ってられない状況であったため、カード手数料の転嫁が最初からあった業種になってしまっているのです。
事実、みなさんもカード手数料を払ったことがあるように、夜のお店にいくときってそんな手持ちないし、結構高額になるし、酔ってるのもあるので、カード手数料って気にならないんですよね。なんか他にも色んな手数料とかかかってるし。
なので、実はカード決済が1番最初に普及した業界は夜のお店とも言われているわけです。
2つ目の理由に関しては、ここ10年とかで始めた夜のお店はこれに該当するかもしれません。
カード決済もこれだけ普及してきたので、カード会社側のガイドラインみたいなのもだいぶ更新されています。
その更新の中で、夜のお店とカード会社が契約できなくなりつつある状況なんです。理由は、公序良俗に反するだったり、反社会的勢力に該当するだったりがあります。
それでも、夜のお店でカード決済が割と使えるのは、日本のカード会社でなく、海外のカード会社と契約しているケースが多いです。
海外は色んな意味で緩いですから、契約もしやすいし、カード手数料を転嫁することも容認してるかもしれません。
ただし、正規ルートである国内での契約ではないので、お店が払うべき手数料は相場よりバカ高いです。
そういった面もあるし、夜のお店は何となくカードで後回しにしたいし、何か現金出すのめんどいし、とか色々な状況が混沌としている中で支払っていると思うので、快くカード手数料を払ってあげましょう。
きっとそのあなたの手数料で、より経済が回るはずです。
おしまい
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