身に着けておきたいスキルや知識
アスリートが運動指導者として活躍する為に必要な学びを提供しているメディアです。
コロナに関する報道が落ち着き始め、練習を少しずつ再開しているというアスリートの皆様も多いかと思います。
まだ大会の日程が定まっていなかったり、そもそも目標としていた春先の試合等が中止になったり、まだまだアスリートにとっては厳しい状況が続くのは間違いありません。
そんな状況をきっかけに、セカンドキャリアに対して改めて真摯に向き合ったという方もおられるでしょう。
そんな中で、運動指導者としての道を歩み始めた方を主な対象として、こちらのメディアを展開していますが、具体的に運動指導者として活躍する為にはどの様なスキルや知識が必要なのか、改めて私なりの考えをご紹介します。
機能解剖学
こちらのメディアでもお馴染みの、骨とか筋肉とか、そういったことの学びです。
運動生理学
こちらもお馴染みの内容ですが、人間の身体が運動によってどんな反応を示すのかを学びます。
栄養学
身体を作るのは食べ物です。どんな食べ物をどんな考え方で摂るべきなのかを学びます。
今後こちらのメディアでも取り上げていきます。
心理学
運動指導はコミュニケーションです。
相手の気持ちを理解し、相手の望む方向へ導くのが運動指導者ですから、心に対する学びは重要です。
バイオメカニクス
こちらは簡単に言うと、どうやったら効率的に身体を動かせるか、などを学ぶ学問です。
物理の法則などが理解できないと大変ではありますが、理解しないと正しい指導はできません。
エクササイズテクニック
運動指導する際、手本を見せなくてはいけない場面がたくさん出てきます。
その際、適切な手本を見せられる身体であることはもちろんのこと、相手の身体能力に合わせた種目の選択が出来るようにならねばなりません。
ストレッチ
セルフストレッチ、パートナーストレッチともに、種目を知り、実践できる技術が必要です。
機能解剖学を学べば、かなり理解が深まる技術です。
関節可動域の改善
運動指導の対象者は誰もがアスリートの様な身体を持っているわけではありません。
むしろアスリートを指導することは稀かも知れません。
一般の方は、関節可動域が正常でない場合もありますから、適切な可動域となる様に調整できる、知識とテクニックが必要です。
動きの改善
痛みがある場合、原因によってはドクターの領域ともなりますが、動きがおかしくて痛みが出ているのであれば、動きを改善すれば不思議と痛みが消えることなんてよくある話です。
またパフォーマンスが向上しないアスリートは、動きがおかしくなっている可能性が高いですから、筋トレやストレッチだけしてもどうしようもありません。
立ち方、歩き方、その他動き方を改善するテクニックは、運動指導者にとって重要です。
お金のこと
運動指導者として生計を立てていくのであれば、どれぐらいの収入をどれぐらいの期間で確保するのか、など、お金に関する話はリアルに必要です。
それは独立して仕事するのであれば、より重要であり、場合によっては何よりも大切な話です。
業界外の勉強
運動指導者が運動指導に関することを学ぶのが、とても大切なのは言うまでもありません。
しかし、お客様となる人は業界外の人です。
様々な人と接するうえで、様々な業界のことを断片的にでも知っておくことが重要です。
世の中のことはテレビやネットの無料情報だけでは得ることは出来ません。
読書するならいろんなジャンルの本を読むのがいいかも知れません。
一般教養
運動指導者があまりにも「馬鹿」であれば、流石によろしくありませんね。
言葉遣いやマナー等も含めて、一般的な教養は知った上で、運動指導者として尖っていきましょう。
好きなことの探求
オタク的になっていくほどの「好きなこと」は持っておくとよいです。
それは仕事とは一見関係のない、アニメや漫画やアイドルや音楽やご飯やお酒やコーヒーだとしても、その探求の中に仕事のヒントが隠されていることが往々にしてあります。
他にも色々とあるのですが、ざっとここ辺りで筆を止めます。
要は、色々勉強して、色々知っておくことで、自分のオリジナルな運動指導が成立するということです。
教科書通り、みんな同じ運動指導なら、きっと機械的で面白くありませんからね。
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