走ると痛い「アキレス腱問題」を考察する
走るとアキレス腱が痛い……
そういった訴えを聴くことは珍しくありません。
私が指導している選手でもアキレス腱に問題を抱えている選手がいます。
私自身も現役時代はアキレス腱が痛くなったことがありますし、それが理由で引退した同志もたくさん知っています。
アキレス腱が断裂してしまったという選手も知っています。
何とかしたい。
きっとこう思っている選手や指導者は少なくないでしょう。
まずは適切な診断と治療を
私は治療が出来る者ではありませんし、当然その診断が出来る者でもありません。
ですからそういった訴えに対しては、まず適切な診断と治療をするように進言しています。
痛みの程度にもよりますが、腕のいい治療家の手にかかればひとまずは痛みが解消されるということはよくあります。
アキレス腱の痛みは競技生活はもとより、日常生活を送る上でもとても不快なものですから、早めに対処して損はないのです。
その対処は然るべき人のもとで行われるべきで、決して診断や治療のできない者が不用意に触れてはいけません。
運動指導者に出来ることはないのか?
しかし私たちの様な運動指導者がその痛みを訴えるアスリートに対して、何も出来ないのかと言われればそうでもありません。
特に治療を終えて痛みがない状態の選手や、痛みとまではいかないが違和感がある選手、或いは時たま痛むという選手に対しては、指導現場で出来ることがあります。
ただ「これをすれば万事OK」ということがないのも事実で、ある選手に対しては効果があったことも、別の選手には効果がないどころかむしろ悪化させてしまうことだってあります。
何かひとつの調整テクニックだけでは何ともなりません。
大切なのは考え方です。
そこで今回の記事では、アキレス腱の問題に対して現場で使える考え方をお伝えします。
テキストで解説すると膨大な情報量になってしまうので、例によって今回も動画でのご提供です。
これは実際に私が有料セッションを受講して下さる選手に対して現場で活用している考え方ですので、有料記事とする旨ご了承ください。
動画に関して
今回の記事は令和5年5月中は限定価格でご購入頂けます。
令和5年6月1日より値上がりする旨も併せてご了承ください。
また繰り返しになりますが、この動画を見ればあなたやあなたが指導する選手のアキレス腱に関わる問題が必ず解決されるわけではありません。
もし解決されたとしてもそれについては適切な分析が必要です。
こちらも繰り返しになりますが、まさに今アキレス腱に問題を抱えているのであれば然るべき人に診てもらってください。
今回の動画はあくまでもアキレス腱の問題に対する考え方のひとつとしてご覧くださいませ。
前置きが長くなりましたが、アキレス腱の痛みに悩むアスリートやその指導者にとって何か気付きがあれば幸いです。
動画内容
①そもそもアキレス腱とは?
②アキレス腱を取り巻く環境
③アキレス腱と全身の連関
④アキレス腱に痛みが出やすい走り方
⑤アキレス腱に痛みが出にくい走り方
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