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厄介者のディベート #iBS外語日記


iBSには自分の意見を発言する機会がたくさんある。その中でもディベートの授業はかなりの厄介者だ。

今までは、相手の意見をよく聞こうと教わってきた。

気づけば、ディベート相手の意見に「うんうん」と頷いている自分がいる。「おっと、私のすることは反論だぞ?」と頭ではわかっているが、これが意外と難しい。

相手の意見に頷いてしまう姿勢が抜けてくると、相手が主張をしている間に、頭をフル回転して反論を考えることが少しづつできるようになった。


ディベートして初めて、今までディベートをする機会がこんなに少なかったことを痛感する。アメリカにいた頃、みんなが議論する中で私は人の意見を聞いてるだけだったなあ。でも、交渉が上手い人って格好いい、世界の人と対等に議論できる自分になりたい。「一年後の変化が一番楽しみな授業だね」とクラスメイトと話した。

今日は下館事件を例に、弁護士の立場で議論し、その後入れ替わって検察の立場で議論をした。議論をする前と後で、考え方が180度変わることは良くある。


全ては正解で、全ては間違いである。


という南先生の言葉が腑に落ちた回だった。

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