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日経平均【2023.6.26】

■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■

 6月26日の東京株式市場、日経平均株価 -82円の32,698円。
 先週末の米NY株式市場、DOW -219ドルの33,727ドル、NASDAQ総合指数 -138.09ポイントの13,492.51ポイント。
 東証プライムの騰落数、値上がり632銘柄、値下がり1,134銘柄、変わらず68銘柄。
 東証プライムの売買代金、3兆2,603億円、売買高は11億7,024万株。

■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 日経平均株価終値 -82円の32,698円
 TOPIX -4.56の2,260.17ポイント
 日経平均株価 中期基調:下向き、短期基調:下向き
 サイコロ ○○○○●○●○○●●●「7勝5敗」
 日足 上下に短いヒゲを持つ下放れ小陽線

 【市場の声】
 『6月末を控えて機関投資家などの売りが出やすいが、出遅れた投資家による買い意欲も強く、売り買いが交錯している印象』『日経平均は急ピッチで上昇した分、利益確定の売り圧力が強まっているが、日本株を取り巻く環境が大きく変わったわけではない』などと指摘されております。

 【日経平均株価の予想】
 本日の日経平均株価終値は-82円の32,698円と続落。
 先週末の大幅安に米NY株安の流れから日経平均株価は前場に-389円の32,392円まで売られた場面がありましたが、売り一巡後は押し目買いから下げ幅を縮小。引け値は-82円の32,698円。
 なお、前場には+103円の32,884円まで買われプラス転換した場面もあるなど、大引けでは続落となっておりますが、まさに一進一退、売り買い交錯で方向感乏しい動きでした。

 日経平均株価は先週末の下落で、一気に調整ムードが強まっております。通常でしたら先日お伝えしたように『4月27日28,241円から6月15日33,767円までの「上げ幅の三分の一押し」31,925円前後』を目指す下落が予想されます。
 しかし、本日の動きを見ても判るように「下げてもなお強い動き」となっております。短期過熱感は依然として強いことから上値重く、売り圧力は強いですが、押し目買い意欲もあり、底堅い動き。
 更に、ズルっと下げてしまうという見方が優勢の中、どこまで粘ることが出来るか?注目されます。