日経平均【2023.6.29】
■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■
6月29日の東京株式市場、日経平均株価 +40円の33,234円。
昨晩の米NY株式市場、DOW -74ドルの33,852ドル、NASDAQ総合指数 +36.07ポイントの13,591.74ポイント。
東証プライムの騰落数、値上がり762銘柄、値下がり990銘柄、変わらず75銘柄。
東証プライムの売買代金、3兆8,030億円、売買高は16億8,655万株。
■□ 日経平均株価の動向と予想 □■
日経平均株価終値 +40円の33,234円
TOPIX -2.35の2,296.25ポイント
日経平均株価 中期基調:フラット、短期基調:上向き
サイコロ ○●○●○○●●●●○○「6勝6敗」
日足 窓空け小陰線
【市場の声】
『後場は伸び悩んでいる。取り立てて材料は見当たらない。高値警戒感がくすぶる中、月末のポジション調整の売りがきっかけとなり、利益確定売りを誘発しているのではないか』などと指摘されております。
【日経平均株価の予想】
本日の日経平均株価終値は+40円の33,234円と小幅続伸。
日経225先物が高く回ってきたこともあり、しっかりで始まりましたが、33,300円を超える位置では売り物も多く上値の重い展開、上げ幅を縮小し33,234円で取引終了。
なお、市場では『月末にかけて年金基金などのリバランス(資産の再配分)売りが懸念されるほか、7月にはETF(上場投資信託)の分配金支払いに伴う換金売りが控えており、需給環境は良くない』と指摘されております。
そうしたなかで、本日は「小幅続伸」としっかりとした動きを維持しております。マエストロでは明日の週末、或いは来週月曜日まで上昇基調継続の流れを予想しておりますが、需給環境の悪化が叫ばれる場面で持ちこたえられるのか?注目されます。
なお、個別銘柄の動きを見ると、資金が広範囲の銘柄に分散しているためか、テクニカル分析から短期上昇が期待される銘柄も、その後、期待通りの上昇を見せないケースが増加しております。それだけ需給が悪化しているものと思われます。注意して見ていきましょう。