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日経平均【2023.6.23】

■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■

 6月23日の東京株式市場、日経平均株価 -483円の32,781円。
 昨晩の米NY株式市場、DOW -4ドルの33,946ドル、NASDAQ総合指数 +128.41ポイントの13,630.60ポイント。
 東証プライムの騰落数、値上がり325銘柄、値下がり1,456銘柄、変わらず52銘柄。
 東証プライムの売買代金、4兆4,312億円、売買高は15億8,845万株。

■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 日経平均株価終値 -483円の32,781円
 TOPIX -31.77の2,264.73ポイント
 日経平均株価 中期基調:上向きから下向きに、短期基調:フラットから下向きに
 サイコロ ●○○○○●○●○○●●「7勝5敗」
 日足 大陰線

 【市場の声】
 『月末にかけて、年金基金のリバランス(資産の再配分)に伴う売りが見込まれ先取りする動きではないか』『日経平均は急ピッチで上昇した分、利益確定の売り圧力が強まっているが、日本株を取り巻く環境が大きく変わったわけではない』などと指摘されております。

 【日経平均株価の予想】
 本日の日経平均株価終値は-483円の32,781円と大幅続落。
 マエストロでは昨日に『日足チャートは高値圏でのもみ合いの範囲内にとどまっており、チャートに崩れはございません。ただ、終値で33,000円を明確に陰線で割り込んでくると、調整色が強まる形となります』と書かせて頂きました。

  その33,000円を明確に割り込み大幅安となりました。先日からお伝えしているように、短期テクニカル指標は超過熱圏。通常は、1週間ほどで1,500円幅に及ぶような「大幅下落」となってもおかしくない場面。
 しかし実際には、そうした動きにはならず、高値圏で上下に揺れる動きが続いておりしたが、本日その高値保ち合い下放れとなりました。

 本日の下落で、一気に調整ムードが強まりました。来週は調整継続の流れが予想されますが、これまでのように、すかさず反転上昇となるのか?注目されます。
 引き続き、本日のような相場の急変に注意して見ていきますが、個別重視で、テクニカル的に上昇が期待される銘柄については、トレードに参加し利益をコツコツと重ねていく形となります。