見出し画像

日経平均【2023.6.30】

■□ 本日の株式市場の全般的な動き □■

 6月30日の東京株式市場、日経平均株価 -45円の33,189円。
 昨晩の米NY株式市場、DOW +269ドルの34,122ドル、NASDAQ総合指数 -0.41ポイントの13,591.33ポイント。
 東証プライムの騰落数、値上がり655銘柄、値下がり1,105銘柄、変わらず73銘柄。
 東証プライムの売買代金、3兆7,961億円、売買高は15億9,740万株。

■□ 日経平均株価の動向と予想 □■

 日経平均株価終値 -45円の33,189円
 TOPIX -7.65の2,288.60ポイント
 日経平均株価 中期基調:フラット、短期基調:上向き
 サイコロ ●○●○○●●●●○○●「5勝7敗」
 日足 安寄り小陽線

 【市場の声】
 『以前は下落局面は押し目買いのチャンスだったが、足元では限定的となっている』『6月第3週の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は3069億円の売り越し(前週は210億円の売り越し)で、海外勢の買いが一巡していることも買いの弱さにつながっている』などと指摘されております。

 【日経平均株価の予想】
 本日の日経平均株価終値は-45円の33,189円と小幅安。
 6月30日の本日は、年金基金のリバランス(資産の再分配)の売りが出る四半期末、更には週末を意識した利益確定売りが優勢となりました。
 特に前日に幅のある上昇を演じた半導体関連株をはじめとしたハイテク銘柄を中心に売られ、指数の重しとなりました。

 マエストロでは昨日に『明日の週末、或いは来週月曜日まで上昇基調継続の流れを予想しておりますが、需給環境の悪化が叫ばれる場面で持ちこたえられるのか?注目されます』と書かせて頂きましたが、しっかりと持ちこたえております。
 来週は、月・火曜日まではしっかりで推移しますが、その後は急落し軟調地合い突入の流れが予想されます。
 火・水曜日辺りに物色対象に変化が生じると思われますので、どのような銘柄が暴騰してくるか?注意深く見ていきます。

 なお、個別銘柄の動きを見ると、資金が広範囲の銘柄に分散しているためか、テクニカル分析から短期上昇が期待される銘柄も、その後、期待通りの上昇を見せないケースが増加しております。それだけ需給が悪化しているものと思われます。利益確定優先で取り組んでいきましょう。