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KOK勝手に応援企画2021年大会出場者紹介(10)~N1NY0
日本語ラップにおいては「ストリート」はやはり重要な要素の一つを占める。
大阪・福岡といったシーンが西だとするならば、東は東京や神奈川。特に神奈川は近年隆盛を極めていると言ってもいいだろう。
しかし、それに負けじと盛り上がっているシーンもいくつかあることを忘れてはいけない。それが埼玉県である。
埼玉のHIPHOPシーン
埼玉……とだけ聞くと、やはりすぐに出てくるのは蕨をレペゼンする喰吐さんや熊谷をレペゼンするスナフキンさん、そして舐達麻は欠かせない。
他にも川越には焚巻さんがいて、龍鬼さんも同じ川越をレペゼンする。
春日部にはKOK初代王者の崇勲さんやTKda黒ぶちさんといった実力あるMCも多く居り、キャラクターもさることながらMC王国と呼んでも過言ではない。
激戦区の一つと呼んでも過言ではないのがこの埼玉なのである。
寄ってるから歩きながらこれ歌ってる#nowplaying BUDS MONTAGE by 舐達麻, BADSAIKUSH, DELTA9KID & G-PLANTS pic.twitter.com/EZkJF7LTtD
— さの (@_sanonas_) January 17, 2022
「翔んで埼玉」や「クレヨンしんちゃん」といったコミカルな部分も多々ある埼玉だが、しっかりとその中でストリートの文化が根付いていることは間違いない。
個人的には舐達麻の登場は、最もセンセーショナルではあった。
一般的にMCが出すEPや音源は、売れることが少ない。それは一般の人に触れる機会も少ないし、また動画を配信したとしても再生回数はそれほど行かない。
そうしたケースがとても多いのだ。行って10万回再生が達成できれば凄いことと言える(十分に素晴らしいことではあるが)。
しかし、彼らは決して共感を得ることが少ないであろうドラッグミュージックの分野で1000万回再生を記録している。
間違いなく、舐達麻という存在が埼玉というストリートをぶちあげてくれた。
そのように思うのだ。
そんな今、流れに乗っている埼玉から東日本予選2位で登場するMCは彼である。
N1NY0
👑👑FINALIST NO.10👑👑
— KING OF KINGS (@official_kok) December 22, 2021
N1NY0
KOK東日本大会準優勝 埼玉代表
2022/1/23(sun)【#KOK2021 GRAND CHAMPIONSHIP FINAL at 豊洲PIT】
OPEN 17:00 スタンディング¥8,000
🎫先行チケット発売中🎫
e+ https://t.co/2GVyOfAD4A pic.twitter.com/GxK7bYrgSD
ちょっと個人的な話になるが、彼からまさかフォローをいただけるとは思ってもみなかった。本当にありがとうございます。
元々埼玉にて音源を中心に活動してきたラッパーだったが、2021年はバトルでも大活躍。
UMB予選では埼玉大会で準優勝。KOK東日本予選でも準優勝と好成績を残した。
バイブスたっぷりのライミングといかにもBBOYな格好で、KOKの舞台でも暴れまわってほしい。音源はこれからがっちりと聴いていきたいと思います!
あと個人的には「通りがかりにワンポイントアドバイスするタイプのヤンキー」を引用していて、N1NY0さんは間違いなく良い人だと思いました。